北の大地へ①~北海道上陸編~と言いながらまだ舞鶴。
6月の北海道はまだ寒いよ、と札幌在住の知人に教えられてはいたが、6月は北海道と決めていた。
いくら寒いったって6月は6月でしょうよ。
関西でしか暮らしたことのない人間がそれぐらいの高をくくっていたとして、誰がこのおじさんを責められよう。
行ってから、高をくくった愚かさを知り、自分で自分を責めることになろうとは。
さて、北海道は広い。関東+近畿+四国を合わせた面積ぐらいあるという。
ほんまか。Wikipediaで調べたろ。
北海道 83,432,84平方キロメートル
関東 32,423.90平方キロメートル
近畿 33,112.42平方キロメートル
四国 18,297.78平方キロメートル
やった! 近畿は関東より広い。勝った。
そこちゃう。
関東+近畿+四国=83,834.10平方キロメートル。
ほんまや。
何日あったらこれだけの広さを回れるのか。
綿密な計画を立てるのに、かなりの時間を費やした。
まあおじさんにはおじさんの生活があり、家族との絡みもあり、飲み会の約束もあり、
今回の北海道ソロキャンプ旅には10日間を使うと決めた。
しかも、前後1日ずつはフェリーの船上で過ごすことになる。実質は8日。さあどう回る。
いろいろシミュレーションをしたが、「全部は無理」という結論に達した。
北海道は、道北、道東、道央、道南の4地域に大きく分類するが、
今回は道東を諦めた。
もちろん、行きたかった。
釧路湿原も見たかった。知床の自然に触れたかった。霧の摩周湖を見ながらドライブしたかった。
網走番外地を観光したかった。カーリングの町北見にも行って「そだねー」と言ってみたかった。
襟裳の夏は何もない夏かどうか確認したかった。
また、今度。
があるかどうかはわからないが、今回は諦めた。
おじさんは過去二回北海道に行ったことがあるが、実は二回とも道東中心だったのだ。
そこで今回は南北に移動することにした。
ざっとこんな計画である。
Google マップです。
こうやって見ると、カバーしている範囲は狭いなぁ。
こんなもんかと思ってしまうなぁ。
走るだけならもっと回れるだろうが、キャンプ旅だからなぁ。
北海道へのアクセスは、新日本海フェリー。舞鶴~小樽。
計画はできた。
準備も整った。
さあ、出発だ。
2018.6.11
第0日目。
フェリーは夜出発なので、それまでは普段の生活をしていたのだ。
朝はジム通い。午後からは最終の準備。
そして、暗くなってから家を出る。我が家から舞鶴港は2時間ってところだ。
フェリーの出航は23:30。1時間前にはターミナルに来いとHPに出ている。
手続きはすべて事前にインターネットで申し込み、費用もクレジットカードで支払い済み。
プリントアウトした「e乗船券お客様控え」を持っていれば簡単らしい。
初めてのことなので少し余裕を持って家を出たら、かなり早く着いた。
夕食もターミナルの食堂で食べた。
一応。
あじフライ定食。おいしかったが、ちょっと小骨がささる。
待合室で読書しながら、時を待つ。
放送の指示があり、待合室の皆さんが動き始める。
あれ? 皆さん、同乗者ばかり? ドライバーは?
乗船するときは、同乗者は歩いて乗り込む。ドライバーだけが車で待機して車で乗り込む。
気がつくと、ほとんどドライバーは残っていなかったのだった。
やられた。みんなフライングしよったな。
でも、別に怒られるわけでもなく、並べておいた車でしばらく待っていよいよ乗船。これが11:25ごろ。
フェリーってでかいな。車も結構多いな。
車から撮った。
雨が降ってる。この旅の行方を暗示しているかのような雨だ。
船室から車には戻れないので、必要な物を予め鞄に入れておき、指定された船室へ。
私はツーリストA-5の部屋の103番ベッド。
入り口から一番奥の、二段ベッドの下段。
写りが悪いがこんな感じ。もちろんカーテンが閉まる。
きれいになったものだ。
実は今からかれこれ40年近く前、フェリーで小樽まで行ったことがある。
その時は車ではなく、徒歩の旅人として行った。
それなりに年輪を重ねた方ならわかると思うが、昔の船室(特に一般人が乗る二等客室)はこんなんじゃなかった。
雑魚寝。
自分のスペースは自分で確保せよ。
もちろん今でもそういう船もあるんだろうが、新日本海フェリーもずいぶん様変わりした。
一応言うとくと、ツーリストAは一番安い。ツーリストSになるとカーテンで仕切られた個室。テレビ付き。
ステートという家族で利用しやすいのがその上。さらにデラックス、スイートとなる。
ツーリストAは、車を含めて¥32,170。人間だけなら¥9,970。
夏休みやGWは¥1,200ほど上がり、お盆はそこからさらに¥5,000以上アップ。
ちなみにツーリストSはAより¥6,000ちょい高い。
スイートはAの5倍以上。三食付き。
金の話、長いわ。
とにかく、奥のいい場所。ちなみに女性専用室はあるが、基本は男女分かれていない。
おじさんのベッドの横は、夫婦が向かい合っていた。
首を長くして覗けば見える位置ではあるが、基本的にはお互い見えない。
二段ベッドも上と下は入り口が背中合わせなので、全く見えない。
この時期は空いているので、上段は使われていないようだった。
もう消灯の時間が迫っている。
売店で買ったビールで、旅の始まりの乾杯だ。
まだ全然キャンプではないな。
おやすみなさい。
いくら寒いったって6月は6月でしょうよ。
関西でしか暮らしたことのない人間がそれぐらいの高をくくっていたとして、誰がこのおじさんを責められよう。
行ってから、高をくくった愚かさを知り、自分で自分を責めることになろうとは。
さて、北海道は広い。関東+近畿+四国を合わせた面積ぐらいあるという。
ほんまか。Wikipediaで調べたろ。
北海道 83,432,84平方キロメートル
関東 32,423.90平方キロメートル
近畿 33,112.42平方キロメートル
四国 18,297.78平方キロメートル
やった! 近畿は関東より広い。勝った。
そこちゃう。
関東+近畿+四国=83,834.10平方キロメートル。
ほんまや。
何日あったらこれだけの広さを回れるのか。
綿密な計画を立てるのに、かなりの時間を費やした。
まあおじさんにはおじさんの生活があり、家族との絡みもあり、飲み会の約束もあり、
今回の北海道ソロキャンプ旅には10日間を使うと決めた。
しかも、前後1日ずつはフェリーの船上で過ごすことになる。実質は8日。さあどう回る。
いろいろシミュレーションをしたが、「全部は無理」という結論に達した。
北海道は、道北、道東、道央、道南の4地域に大きく分類するが、
今回は道東を諦めた。
もちろん、行きたかった。
釧路湿原も見たかった。知床の自然に触れたかった。霧の摩周湖を見ながらドライブしたかった。
網走番外地を観光したかった。カーリングの町北見にも行って「そだねー」と言ってみたかった。
襟裳の夏は何もない夏かどうか確認したかった。
また、今度。
があるかどうかはわからないが、今回は諦めた。
おじさんは過去二回北海道に行ったことがあるが、実は二回とも道東中心だったのだ。
そこで今回は南北に移動することにした。
ざっとこんな計画である。
Google マップです。
こうやって見ると、カバーしている範囲は狭いなぁ。
こんなもんかと思ってしまうなぁ。
走るだけならもっと回れるだろうが、キャンプ旅だからなぁ。
北海道へのアクセスは、新日本海フェリー。舞鶴~小樽。
計画はできた。
準備も整った。
さあ、出発だ。
2018.6.11
第0日目。
フェリーは夜出発なので、それまでは普段の生活をしていたのだ。
朝はジム通い。午後からは最終の準備。
そして、暗くなってから家を出る。我が家から舞鶴港は2時間ってところだ。
フェリーの出航は23:30。1時間前にはターミナルに来いとHPに出ている。
手続きはすべて事前にインターネットで申し込み、費用もクレジットカードで支払い済み。
プリントアウトした「e乗船券お客様控え」を持っていれば簡単らしい。
初めてのことなので少し余裕を持って家を出たら、かなり早く着いた。
夕食もターミナルの食堂で食べた。
一応。
あじフライ定食。おいしかったが、ちょっと小骨がささる。
待合室で読書しながら、時を待つ。
放送の指示があり、待合室の皆さんが動き始める。
あれ? 皆さん、同乗者ばかり? ドライバーは?
乗船するときは、同乗者は歩いて乗り込む。ドライバーだけが車で待機して車で乗り込む。
気がつくと、ほとんどドライバーは残っていなかったのだった。
やられた。みんなフライングしよったな。
でも、別に怒られるわけでもなく、並べておいた車でしばらく待っていよいよ乗船。これが11:25ごろ。
フェリーってでかいな。車も結構多いな。
車から撮った。
雨が降ってる。この旅の行方を暗示しているかのような雨だ。
船室から車には戻れないので、必要な物を予め鞄に入れておき、指定された船室へ。
私はツーリストA-5の部屋の103番ベッド。
入り口から一番奥の、二段ベッドの下段。
写りが悪いがこんな感じ。もちろんカーテンが閉まる。
きれいになったものだ。
実は今からかれこれ40年近く前、フェリーで小樽まで行ったことがある。
その時は車ではなく、徒歩の旅人として行った。
それなりに年輪を重ねた方ならわかると思うが、昔の船室(特に一般人が乗る二等客室)はこんなんじゃなかった。
雑魚寝。
自分のスペースは自分で確保せよ。
もちろん今でもそういう船もあるんだろうが、新日本海フェリーもずいぶん様変わりした。
一応言うとくと、ツーリストAは一番安い。ツーリストSになるとカーテンで仕切られた個室。テレビ付き。
ステートという家族で利用しやすいのがその上。さらにデラックス、スイートとなる。
ツーリストAは、車を含めて¥32,170。人間だけなら¥9,970。
夏休みやGWは¥1,200ほど上がり、お盆はそこからさらに¥5,000以上アップ。
ちなみにツーリストSはAより¥6,000ちょい高い。
スイートはAの5倍以上。三食付き。
金の話、長いわ。
とにかく、奥のいい場所。ちなみに女性専用室はあるが、基本は男女分かれていない。
おじさんのベッドの横は、夫婦が向かい合っていた。
首を長くして覗けば見える位置ではあるが、基本的にはお互い見えない。
二段ベッドも上と下は入り口が背中合わせなので、全く見えない。
この時期は空いているので、上段は使われていないようだった。
もう消灯の時間が迫っている。
売店で買ったビールで、旅の始まりの乾杯だ。
まだ全然キャンプではないな。
おやすみなさい。
北の大地へ⑩~旅の終わり、旅のまとめ~
北の大地へ⑨~道南観光。どうしても見たいものがある。
北の大地へ⑧~最後のキャンプ地は道南だ。天気はどうなんだ?
北の大地へ⑦~山中の無料露天温泉から霧の支笏湖へ。
北の大地へ⑥~美瑛観光、今日は土曜日だ。
北の大地へ⑤~今日は移動日。
北の大地へ⑨~道南観光。どうしても見たいものがある。
北の大地へ⑧~最後のキャンプ地は道南だ。天気はどうなんだ?
北の大地へ⑦~山中の無料露天温泉から霧の支笏湖へ。
北の大地へ⑥~美瑛観光、今日は土曜日だ。
北の大地へ⑤~今日は移動日。
この記事へのコメント
北海道編、楽しみに待ってました〜(o^^o)
続き、わくわくです(o^^o)
続き、わくわくです(o^^o)