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はむおじさん、全国制覇の旅に出る。

おじさんキャンパー、全国47都道府県でのソロキャンプの夢を達成できるのか?!
※沖縄県だけを残して迎えた2020年。コロナ禍に見舞われ、旅は中断。沖縄を残したまま2周目を始めたおじさんの記録をどうぞ。

はむおじさん、今日はしっかり予習して城陽市を歩く⑤~住宅街が苦手なもので~

   

はむおじさん、今日はしっかり予習して城陽市を歩く⑤~住宅街が苦手なもので~

JOYOエコミュージアムの散策モデルコースもあと2つ。
今回は第5弾をお届けする


昨今の政治家やアナウンサーはみんな「第5弾をお届けする」って言うよね。
みんな、というのはちょっと乱暴か。NHKのアナウンサーは言わないか。民放でも女子アナはあまり言わない気がする。
政治家はほとんど100%「を」を入れる。


この「を」入れ問題は、「ら」抜き問題や「さ」入れ問題よりも気になっている。
こいつは、いくつも問題点を孕んでいるのだ。

「お(ご)~になる」で尊敬語、「お(ご)~する」で謙譲語。「~」に入るのは動詞の連用形や動作を伴うような名詞。
こんなことは昔から決まっている。
言葉は変化するものだからといって、何でも寛容な態度でいるつもりはない。
しかも若者が崩しているのではなく、これは明らかにオッサンたちだ。
それも人前で話すことの多い政治家やアナウンサーだ。
聞く機会が増えているので、芸能人やコメンテーターまでが使い出してきた。
そのうち一般人も使うようになるのだろう。ああ、いやだ。


「お届けをする」はよくわからんが、「お知らせをする」「お話しをする」は普通に使える。
助詞の「を」は名詞の後に来る。「お知らせ」「お話(し)」は名詞としても使っている。
「お届け」が名詞であればこの表現は間違いではない。
しかし、「お会いをする」「お待ちを願います」「お聞きをいたしました」「お示しを申し上げる」の「お会い」「お待ち」「お聞き」「お示し」はいずれも名詞とは考えにくい。これ、間違った日本語だからね。


「お届けをする」単体ならまだ許せる余地はあるかもしれない。
しかし「届ける」という動詞は本来前に「~を」を伴う他動詞である。
先の例でも「第5弾をお届けをする」となってしまい、「~を~を」という実に気持ち悪い表現になる。
これを気持ち悪いと思わないアナウンサーがいることに震撼する。
テレビ局はどう考えているのだろう。
テロップでは政治家の言葉であっても、この変な「を」は入れずに表記している。
ということは正しい言葉ではないと認識しているのではないのか。
それならアナウンサーの誤用連発を放置していていいものなのか。

政治家はもう仕方ない。政治家の言葉のセンスは明らかに平均以下だから諦めている。
おそらく「~を」を入れたほうが丁寧な表現になるとでも思っているのだろう。
気持ち悪いだけじゃ。しかも誤用じゃ。
選挙演説では「国民の生活と健康お守りする〇〇党ご支持頂きますことお願い申し上げます」とか言ってんじゃないの。(「お願いを申し上げます」単体ならいいけど)



ああ、もっと書きたい。
でもやめる。


最初から何の記事かわからなくなってしまった。

それでは改めて、第5弾をお届けをする。あ、間違えちゃった。



「長池・富野の歴史を体感するコース」

はむおじさん、今日はしっかり予習して城陽市を歩く⑤~住宅街が苦手なもので~
このコースは紹介されている6コースの中で最も短い。
しかしコースの大半は一度も通ったことのない道だ。
ちょこっと予習をしておくのもよかろう。

と思っていたが、前日しっかりと予習をしてしまった。Google マップのストリート・ビューまで使って。


〔JR長池駅〕
はむおじさん、今日はしっかり予習して城陽市を歩く⑤~住宅街が苦手なもので~
このコースの起点はここ。
山背古道を歩いたときには何度も利用した駅。


はむおじさん、今日はしっかり予習して城陽市を歩く⑤~住宅街が苦手なもので~
駅前は少しきれいにしてある。「長池の伝説」と書いてあるが、これでは読めないか。


はむおじさん、今日はしっかり予習して城陽市を歩く⑤~住宅街が苦手なもので~
これなら読めるか。読めても読まんな。そんなに面白い伝説でもないし。


はむおじさん、今日はしっかり予習して城陽市を歩く⑤~住宅街が苦手なもので~
長池地区の文化財、結構多いな。
でも今日のコースに関係あるのは①~④だけ。


はむおじさん、今日はしっかり予習して城陽市を歩く⑤~住宅街が苦手なもので~
森山地蔵堂。何度もこの前を通り過ぎていたが、ちょっと気になっていたことがある。


はむおじさん、今日はしっかり予習して城陽市を歩く⑤~住宅街が苦手なもので~
「森山地蔵堂」とわかりやすいように地面のペイント表示。

ただ、この向きでいいの?
これ、お地蔵さん側から見た表示になってないか?
本屋に行って平積みの本を見たら、全部反対向きに置いてあるイメージ。

この表示の向こう側(お地蔵さん側)に立って足下を見たら、「どれが森山地蔵堂やねん」ってなるぞ。

普通は逆だと思うけどな。
何か意図があるのか、ただの印刷ミスか。



〔長池宿場町〕
城陽は奈良から五里、京都から五里の中間地点なので「五里五里の里」と呼ばれている。
その中心がこの長池。
昔から京都・奈良を往き来する人たちの宿場町として栄えた。


はむおじさん、今日はしっかり予習して城陽市を歩く⑤~住宅街が苦手なもので~
御菓子司「松屋」。江戸時代は旅籠だったという老舗だ。
長池宿を象徴するようなお店。


はむおじさん、今日はしっかり予習して城陽市を歩く⑤~住宅街が苦手なもので~
主力商品は「芋ようかん」。写真は以前のもの。

さつまいもは城陽市の特産品のひとつ。「寺田いも」として知られ、木津川沿いの荒州(あらす)地区では芋掘りが盛ん。
誰のおかげかと言うと、

はむおじさん、今日はしっかり予習して城陽市を歩く⑤~住宅街が苦手なもので~
「寺田いもを食べる嶋利兵衛」
この地にさつまいもの栽培を普及させた江戸時代の人。
利兵衛さん、おおきに。


はむおじさん、今日はしっかり予習して城陽市を歩く⑤~住宅街が苦手なもので~
長池宿については、山背古道編でも紹介したので今回は写真一枚でごまかす。

興味のある方はどうぞ。




〔長池の碑〕
はむおじさん、今日はしっかり予習して城陽市を歩く⑤~住宅街が苦手なもので~
是北 京都街道
新田 廿五丁(二十五丁) 一丁=109mとして、109×25=2,725m。
伏見 二里  一里=3.93kmとして、3.93×2=7.86km。
京都 五里  3.93×5=19.65km。
長池驛

検証してみた。

新田は隣の宇治市にある。JR奈良線の長池駅から新田駅の間の走行距離は3.9km。あれ?ちょうど一里?
ほぼ平行に通っている奈良街道を歩いたら3.8km。府道69号線を車で走ったら4.1km。
二十五丁で行ける新田と言う地名は今の新田駅よりも1.2kmほど南にあったのだろうか。

伏見は歴史的にも有名な土地。伏見の酒でも有名。
とりあえずJR桃山駅までの走行距離を調べたら、14.8km。
これはかなり遠回りのルートなので参考にならない。
最短コースで歩いたとしても、11.6km。二里は無理やな。ほぼ三里ある。
京都市伏見区ギリギリに入るぐらいまで歩いて、9kmほど。
昔の伏見宿はもっと北にあったはずだから、二里はちょっと無理がある。

京都ってどこを指すんだろう。
京都駅までJR奈良線で行くと、22km。歩くと、17.8km。
文献によると、奈良街道(大和街道)は京都五条が起点だという説もある。
そこで五条大橋まで歩いたとすると、18.7km。
一般的に道路標識の地名は役所を基準にしているらしいので、京都市役所まで歩いた。いや、歩いてはいない。
ここはひとつ、Googleマップ上で歩いたとしよう。長池駅から京都市役所までは20.6km。ほぼ五里じゃ。


歴史的な事情から、京都-奈良間のルートは複数あったと考えられているので、当然誤差はある。
伏見街道や竹田街道、鳥羽街道など聞いたことがある道がいろいろあるもんなぁ。
まあそれでも京都まで五里というのはウソではない。これが前半の検証結果。

まだやるん?
面倒くさいけど、ここでは終われん。


はむおじさん、今日はしっかり予習して城陽市を歩く⑤~住宅街が苦手なもので~
南 奈良街道
玉水 一里半  3.93×1.5=5.895km
木津 三里余  3.93×3.14=12.3402km  何で円周率を掛けとんねん。
奈良 四里半  3.93×4.5=17.685km


検証パート2

玉水は城陽市の南にある井手町の地名。井手の玉川は桜と山吹の名所で古来歌枕として詠まれた土地。
長池駅からJR玉水駅までの走行距離は、5.3km。歩いて行くと5.5km。まあ一里半でいいんじゃないの。

木津はさらに南。京都府の一番奈良寄りの場所。
JR木津駅までの走行距離は、12.7km。歩くと、13.1km。
三里半よりは短いので、まあ三里余という表現も許そう。何の立場で言うとるの?

奈良はどこまで?
とりあえずJR奈良駅までの走行距離を調べる。19.7km。なるほど。
歩いてみると(歩いてないけど)、19.8km。ほぼ同じ。
これ、五里やん。これでいいのに。
奈良街道の終点は東大寺転害門ということなので、そこまで歩いたとしても18.4km。五里にしとこうや。


そこには触れずに検証してきたが、もうお気づきの方もいるだろう。

奈良まで四里半ではあかんやろ! 五里とちゃうんかい!
今気づいたことではないのだがね。既にブログでも取り上げたことあるけどね。


「五里五里の里」を標榜するからには、そこはやっぱり四里半ではなぁ。
「五里五里の里」は実は「五里四里半の里」ってか?
バレたとしても、絶対改名だけはしないでほしい。


はむおじさん、今日はしっかり予習して城陽市を歩く⑤~住宅街が苦手なもので~
京都府立木津川運動公園、通称「五里五里の丘」は「五里四里半の丘」に?

はむおじさん、今日はしっかり予習して城陽市を歩く⑤~住宅街が苦手なもので~
JAが運営している直売所「五里五里市」は「五里四里半市」に?

はむおじさん、今日はしっかり予習して城陽市を歩く⑤~住宅街が苦手なもので~
城陽市歴史民俗資料館、通称「五里ごり館」も「ごりごりくん」も変わってしまって、
「ぼく 五里よりはん館のごりよりはんくんです。」? 言いにくいわ。

はむおじさん、今日はしっかり予習して城陽市を歩く⑤~住宅街が苦手なもので~
「五里四里半の里にゴミはもうコリヨリハン」? 意味わからん。


ほぼ五里なのでそうしといたらよかったのにな。
昭和三年に三宅安兵衛という人が建てたらしいけど、三宅さん、五里ではダメですか。


スタートからまだ300mしか歩いてないのに、もう40kmぐらい歩いた気分。


はむおじさん、今日はしっかり予習して城陽市を歩く⑤~住宅街が苦手なもので~
「長池宿 測量をする伊野忠敬」

嶋利兵衛に続いて名のある人じゃ。いや、知名度は利兵衛さんの比ではないぞ。

伊能忠敬については説明するまでもないだろう。
車も電車もない江戸時代に、17年をかけて日本全国を歩き回って測量し、「大日本沿海輿地全図」を完成させた人。
その地図の正確なことと言ったら!
今でこそ日本という国の形は誰でも知っているが、当時は誰も知らない。
人工衛星どころか飛行機さえない。ライト兄弟は伊能忠敬よりも100年も後の人だ。
しかもドローンも持っていなかったという。当たり前じゃ。

俯瞰できないので、地道に測量によって形を明らかにするしかないのだ。
つまり「鳥瞰図」的なものを作ったのではなく、いわゆる「虫瞰図」だな。
空を飛ぶ鳥の目ではなく、地を這いずり回る虫の目。虫扱いしたら怒られるか。
とにかくすごい。

このすごい伊能忠敬が長池宿に泊まったことがあるということで、ここにパネルがあるのだろう。



はむおじさん、今日はしっかり予習して城陽市を歩く⑤~住宅街が苦手なもので~
アルプラザ城陽。
城陽市では(たぶん)一番大きいショッピングセンター。
でも小さいスーパーと比べたら大きいが、大きいスーパーと比べたら小さい。
当たり前のこと言うた。

TSUTAYAマクドナルドサイゼリアアヤハディオ(ホームセンター)、エディオン(前はミドリ電化やった)、ニトリ(お値段以上。宣伝するな。)、マツモトキヨシ(薬局。人名ちゃうで。知っとるわ。いや、人名は人名やけど。)、GU(「ぐ」とちゃうで。洋服屋さんやで。UNIQLOじゃないの?ええやん、別に。)、大人はズルいと思いませんか?(思います。妙な名前の高級食パン専門店。あまり流行ってない。言わんでよろし。)、ダイソー(100円ショップ。あれだけ200円以上の物売ってたら、もう100均とは言えへんなぁ。確かになぁ。)、天下一品(ラーメン屋。こってりが有名だがあっさりもいける。こっさりは屋台の味というメニューに変わった。)、御菓子司松屋(上のほうに載せた松屋の支店)、スポーツミツハシ(これ、どこまでやるん?もうやめてもええけど、何でミツハシのところに書くん?いや、肉のげんさんのところでもよかったんやけど。肉のげんさん、まだ出てきてへんやん。)など、有名店も多数入っている。


肉のげんさんは書かんのかい!



〔荒見神社〕
はむおじさん、今日はしっかり予習して城陽市を歩く⑤~住宅街が苦手なもので~
前をよく車で通るが、鳥居をくぐるのは初めてだ。
鳥居をくぐると、四本柱の薬医門。寺院には多いが神社では珍しいそうな。


はむおじさん、今日はしっかり予習して城陽市を歩く⑤~住宅街が苦手なもので~
本殿を写したが、狭っ苦しい写真になってしまった。本殿はこの透垣の向こうに透けて見える建物。
なぜ狭っ苦しいかとこれ以上下がれないからだ。
なぜ下がれないかというと、

はむおじさん、今日はしっかり予習して城陽市を歩く⑤~住宅街が苦手なもので~
この子たちが七五三参りを待っているからだ。もうすぐ七五三という日だったのだ。


はむおじさん、今日はしっかり予習して城陽市を歩く⑤~住宅街が苦手なもので~
「私と腹のデカさを比べようって?」「いえいえ、さすがにあなたには勝てませんよ。」
どっちが私の台詞でしょうか。


鳥居のすぐ近くに、今日3枚目のパネル。

はむおじさん、今日はしっかり予習して城陽市を歩く⑤~住宅街が苦手なもので~
「てん茶  抹茶を点てる人」
名もなき人だ。数少ない女性のパネルの中でもお上品度はNo.1。あくまでも個人の感想です。

この荒見神社で毎年10月に行われる「城陽茶まつり」に因んで、ここにパネルがあるのじゃろうのう。急にじじい!
残念ながら、2020、2021年と二年連続で中止になった。


ここまではよく知っている道。さて、ここからはほぼ歩いたことのない住宅地に入る。
住宅地は苦手なので、しっかり予習をしてきたのだ。
これまでの経験から、住宅街を適当に歩くと確実に迷う。
道が碁盤の目状に整備されていると思いきや、袋小路に突き当たったり、知らぬ間にループして戻っていたり。

ただし、散策モデルコースの地図からは少々コースを外れる。
次のパネル設置場所は、28枚あるパネルの中で唯一モデルコースから外れているのだ。
モデルコースは6つもあるというのに。不憫なので、今回のコースに入れてあげた。
というか、絶対このコースだと思うけどな。忘れられたんかなぁ。


〔堀口第一公園〕
はむおじさん、今日はしっかり予習して城陽市を歩く⑤~住宅街が苦手なもので~
堀口第一公園で検索してもなかなか見つからないわけだ。
堀口中央公園という別名で検索したら一発だった。


一見普通の公園だが、二見しても三見しても普通の公園という以外の表現は思いつかない。


はむおじさん、今日はしっかり予習して城陽市を歩く⑤~住宅街が苦手なもので~
「木津川 渡し船の船頭」

船頭の横に乗っている子どもには耳としっぽが生えている。な、何やつじゃ! き、キツネじゃな!



富野地域に伝わる伝説「狐の逢引き」

私の親父は昔、木津川の船頭をやっていました。親父の話では、いつも母親が炊いた揚げ飯を弁当に持って行ったそうです。昔は渡しを渡ってこっちへ来るお客さんがあったんです。夜も九時か十時頃まで屋形の舟に乗って。

 ある夜、向こうから赤い灯をつけて「オーイ」と呼ぶ声がするんですわ。川の波の音やら舟に川の水があたって、その音が声に聞こえるような感じでね。あわててお客さんやというので、向こう岸に舟を着けたら誰もおらへん。それを何回も繰り返していたんですわ。

  結局は一匹の雄の狐が富野の浜におる雌の狐に会いたいために、親父をだまして逢引きしようと思うて寄ろうとするんですわ。そいで何回も繰り返して、しまいに舟の横側にしがみついて渡ったと聞いてます。

 それから一週間もたたんうちに、舟で行くと川の浅瀬に大きな鯉が跳ねていたので、竿で叩いて持って帰って近所の人に配ってね。「これは狐のお礼や、恩返しや」て。(城陽市のHPから引用)


だそうな。


住宅街なのに渡し船って? と思ったが、実はここから南に100mも歩けば木津川の堤防に出るのだった。
渡し場がこの辺りかどうかまでは調べていない。
「富野の渡し」の碑は対岸の京田辺市にあるようだ。


はむおじさん、今日はしっかり予習して城陽市を歩く⑤~住宅街が苦手なもので~
堤防に上がる坂道。


ここでアクシデント発生。どうやらデジカメの充電がキレたようだ。カタカナで書くと怒っているみたいに見える。
迂闊であった。まだ持つと思っていたのに。ここからはスマホ撮影で。

堤防に上って歩き出したのが、この記事の冒頭の写真。


はむおじさん、今日はしっかり予習して城陽市を歩く⑤~住宅街が苦手なもので~
堤防と木津川の間には茶畑が広がっている。
前回の第4弾で紹介したように、城陽市はてん茶の栽培が盛んなのだ。


しばらく歩いて、一旦堤防から下りる。


〔極楽寺〕
はむおじさん、今日はしっかり予習して城陽市を歩く⑤~住宅街が苦手なもので~
ブルーな世界になってしまった。加工しようとしたら白黒みたいになったので、そのまま。

この極楽寺には79.5cmの「木造阿弥陀如来立像」が安置している。
鎌倉時代に仏師・快慶の後を引き継いで、弟子の行快(ぎょうかい)が完成させたと業界では言われている。
像内の文書に1227年の時点で快慶が故人であったことを示す記述があり、快慶の没年を知るうえでの資料となっている。

行快は知らなかったが、快慶は運慶と共に歴史の教科書に出てきたよね。


はむおじさん、今日はしっかり予習して城陽市を歩く⑤~住宅街が苦手なもので~
「阿弥陀如来立像(極楽寺) 仏像を彫る快慶と弟子の行快」
ブルーなパネルでなくてよかった。



再び木津川の堤防を歩く。迷いようがない。

はむおじさん、今日はしっかり予習して城陽市を歩く⑤~住宅街が苦手なもので~
真っ直ぐだったり、蛇行したり。

はむおじさん、今日はしっかり予習して城陽市を歩く⑤~住宅街が苦手なもので~
車止めがあったり。

はむおじさん、今日はしっかり予習して城陽市を歩く⑤~住宅街が苦手なもので~
近鉄京都線の踏切と交差したり。


はむおじさん、今日はしっかり予習して城陽市を歩く⑤~住宅街が苦手なもので~
この辺りを「桜づつみ枇杷庄緑地」というようだ。
ベンチがあったが、自転車の人が休憩していたので撮らなかった。


はむおじさん、今日はしっかり予習して城陽市を歩く⑤~住宅街が苦手なもので~
木津川に架かる近鉄京都線の鉄橋。
電車に乗ってこの鉄橋を渡ることはよくあるが、こんな位置からこの鉄橋を眺めるのは初めてだな。


堤防からそのまま下りていける公園がある。かなり広い。

はむおじさん、今日はしっかり予習して城陽市を歩く⑤~住宅街が苦手なもので~
枇杷庄児童公園
こっちが入口だろうけど、私は堤防側から下りてきた。


この公園に来たのはもちろんパネルが目的だ。


はむおじさん、今日はしっかり予習して城陽市を歩く⑤~住宅街が苦手なもので~
「富野村 砲術訓練を眺める淀藩藩主」

淀というと有名な京都競馬場がある場所で、ここからは結構遠い気がするがこの辺り一帯は淀藩の領地だったようだ。
そりゃそうか、藩って今の市よりもずっと大きい単位だったんだから。
富野村は淀藩の砲術訓練の宿泊所となって、村人たちはせっせと接待に励むこととなったらしい。
この藩主は稲葉正益がモデル。


パネルの写真しか写していない。無理だったのだ。
ちょうどこの時間、小学生が遊び回っていたのだ。若い先生が3~4人引率していた。
どこにカメラを向けても小学生を避けられず、公園内の撮影は遠慮した。


〔枇杷庄天満宮社〕
はむおじさん、今日はしっかり予習して城陽市を歩く⑤~住宅街が苦手なもので~
公園のすぐ隣にある。

この神社についてはあまり予習をしていなかったので、見どころがわからなかった。
帰ってから復習しようとしたが、ネットでもさほど情報が集まらなかった。

はむおじさん、今日はしっかり予習して城陽市を歩く⑤~住宅街が苦手なもので~
本殿はこの向こう側。

はむおじさん、今日はしっかり予習して城陽市を歩く⑤~住宅街が苦手なもので~
天満宮というぐらいだから、祀られているのは菅原道真公。
ちゃんと牛も鎮座していた。



〔阿弥陀寺〕
はむおじさん、今日はしっかり予習して城陽市を歩く⑤~住宅街が苦手なもので~
さらに神社からすぐのところに阿弥陀寺。

はむおじさん、今日はしっかり予習して城陽市を歩く⑤~住宅街が苦手なもので~
木造薬師如来立像は国の重要文化財に指定されている。
もちろん実物を拝むことはできない。

小さいお寺で、長居する感じでもないのでこれだけ。


今日の寄り道ポイントはここまで。


〔近鉄富野荘駅〕
はむおじさん、今日はしっかり予習して城陽市を歩く⑤~住宅街が苦手なもので~
このコースの終点だが、電車に乗って帰るわけではない。
ちょっとアルプラザ城陽で買い物をしたいので戻る。


はむおじさん、今日はしっかり予習して城陽市を歩く⑤~住宅街が苦手なもので~
前半に訪れた荒見神社のすぐ近くに巨大な木。

はむおじさん、今日はしっかり予習して城陽市を歩く⑤~住宅街が苦手なもので~
荒見神社参道のクヌギ。城陽市名木・古木に認定されている。



今日の後半は初めて通る道ばかりだったが、ほぼ迷わずに歩いてしまった。
予習のおかげであることは言うまでもない。

でもちょっとつまらなかったな。
歩く道も人生も、少しぐらい迷ったほうが面白いものだと実感した。




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この記事へのコメント
こんばんは~

もう第5弾なのね~

「を」入れ問題、うんうん、と うなずきながら読みました。
そうなんですよね~ 気になりだすと耳に付いてしょうがない。
言葉って足りないのも嫌だけど、わざわざつけて
間違ってるのって、とても気持ち悪い。
言ってる方は丁寧だと思ってるのか、というのも同感です!
「言葉は変化するものだからといって、何でも寛容な態度でいるつもりはない」

これこれ! 私も思ってました。


抹茶を点てる人、本当に上品でとても美しいね~
でも光の当たり方のせいか、裏の顔がある美人に思える。
夜になると何かに変身するようなものを感じでしまいます。

知らないところに行くのに、さんざん予習して行っても
いつも右往左往する私は
こんなに順調に回れてうらやましい…って思っていたけど
「歩く道も人生も、少しぐらい迷ったほうが面白い」と言われれば
それもそうかな (*´ω`)

dekopondekopon
2021年11月15日 17:48
dekoponさん、いつもコメントありがとうございます。
っていう挨拶、もういらんかぁ。

「を」入れ問題はほとんど取り上げられる機会がないことも不満です。
「ら」抜き問題はメディアでも結構扱われていたのに。

怖いのは「を」を入れる人が多くなったら、入れないとぞんざいな言い方に思われるようになることです。
悪貨が良貨を駆逐する、っていうのは言葉の世界でもあることですから。

「抹茶を点てる人」の裏の顔を見抜いてしまいましたか。
さすが、人間ウォッチャーのdekoponさんですね。
夜になると何に変身するんだろう。
狐?蛇?妖怪人間ベラ?


今回はホントに順調でした。
実は枇杷庄児童公園のほぼすぐ隣が枇杷庄天満宮社なのに、
一本違う道に入ったために結構遠回りしてしまったのはありました。
本文ではそんなこと一言も書いてないけど(^^;)

二階堂のCMで一番好きな「消えた足跡」篇の最後に、
「迷った道が、私の道です。」とフレーズがあってかっこいいなと思ってました。
ちょっとインスパイアされたかな。インスパイア、久しぶりに言うた。

はむおじさんはむおじさん
2021年11月16日 10:27
ふふふ。
他でも書いたけど

「再コメント ありがとうございます」とかも
私に限ってはいらないですよ~ (*'ω'*)
(それがマナーなのかも知れないけど)


「を」を入れる人が多くなったら・・・・
本当ですね。入れるのが当たり前に
なっちゃったら、嫌だなぁ。
「を」なんて入れることは
おかしいって早くみんな気が付かないかな。

二階堂の「消えた足跡」私も好きです。

計画をきっちり立てて
無駄のない旅もいいけど
何も考えず、自由に電車に乗って
降りたいところで降りて歩いてみる。
時間もお金も拘束がなく、「今日はこの町に泊まろっかな」
なんていう旅を死ぬまでにしてみたいなぁと
思うことはあります。
きっと帰ってこれなくて冷や汗になりそうだけど。
でも迷わなかったら出会えない道があるのかも。

「迷うことも旅の楽しみ」なのかも知れないですね。

dekopondekopon
2021年11月16日 11:52
こんにちは~。

「を」入れ言葉に気持ち悪さを感じている人はまだいると思うけど、メディアでの取り上げられ方の少なさ(というかテレビでは一度も取り上げているのを見たことがない)を考えると既に問題視されていない気もします。
そうなるともう流れは止まらないカモ。

時間や体力や金銭の問題があるから、「道に迷う」というのはどうしてもネガティブな方向に考えてしまうけど、dekoponさんの言うように「迷わなかったら出会えない道」がきっとあると思います。
家の近くを数㎞迷わずに歩いただけで、それを人生に投影するのはかなり無理があるけど、まあ、そういうことです(^^)

はむおじさんはむおじさん
2021年11月17日 14:48
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