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はむおじさん、全国制覇の旅に出る。

おじさんキャンパー、全国47都道府県でのソロキャンプの夢を達成できるのか?!
※沖縄県だけを残して迎えた2020年。コロナ禍に見舞われ、旅は中断。沖縄を残したまま2周目を始めたおじさんの記録をどうぞ。

はむおじさん、今日もわが町城陽市を徘徊する③~今回はホンマに家の近所~

   

はむおじさん、今日もわが町城陽市を徘徊する③~今回はホンマに家の近所~


JOYOエコミュージアムの散策モデルコースを歩く企画、第3弾。
あ、京都府城陽市のお話です。

「五里ごり館(城陽市歴史民俗資料館)と寺田の歴史を体感するコース」

はむおじさん、今日もわが町城陽市を徘徊する③~今回はホンマに家の近所~


今日は最も遠い場所でも自宅から歩いて15分。
所要時間が約2時間となっているが、たぶんそんなにかからないな。

〔近鉄寺田駅〕
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私の家から最寄りの駅。
このコースはここが起点。

駅の向こう側にでかいマンションが建ったのは1年半ほど前か。
駅前は残念ながら開けているとは言えず、このマンションのデカさだけが浮いている。
各駅停車しか停まらないようではね。
ちなみに城陽市には近鉄線の駅が三つあるが、いずれも急行が停まらない。
これだけでも城陽市の実力がわかるというものだ(T_T)


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駅前の案内板は割と新しい。


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駅からパッとしない住宅地(怒られる?)を通って南下すると、目の前に大きな建物が見える。


〔文化パルク城陽〕

1300人ほど収容できる大ホール、400人ほどの小ホール、図書館、プラネタリウム、歴史民俗資料館、プレイルーム(子どもの遊び場)などがある複合文化施設。
コミュニティセンターや大小会議室、茶室、レストラン、喫茶店などもある。
一人でベンチに座ってボーッとできる場所も結構たくさんある。

大ホールでは頻繁に催し物があり、演劇やコンサート、落語会など多種多様。
地元の中学校の合唱コンクールにも使えば、それなりに名の通ったアーティストもやってくる。
吉本のお笑いライブもよくあり、漫才は結構売れっ子が来る。今年は中川家、ミルクボーイ、ニューヨークらが来た。
新喜劇もやる。私も何度か行った。
私が見に行ったコンサートの中で一番の大物は、やはり玉置浩二だろうか。岡村孝子にも行った。
南こうせつやイルカ、奥田民生、加藤登紀子、スターダスト・レビューは行かなかった。
最近は水谷千重子(友近)が来てた。


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かつては上に大きなプリンが載っかってると、子どもたちや若者が言っていたそうだ。

爆風スランプの「大きな玉ねぎの下で」という名曲がある。
日本武道館で行われるコンサートにペンフレンドと行くつもりが、結局相手が来なかったという切ない歌。
それでいくなら、「大きなプリンの下で」があってもいいじゃないか。
文パルだってコンサートぐらい開かれるぞ。
ただ「九段下」とか「千鳥ヶ淵」とかの地名の威力には勝てんな。「寺田」って。

「ペンフレンド」も今や死語? 「ペンパル」っちゅう言葉もあったなぁ。
そもそも「文通」自体が死語でしょ。
いや、それでもSNSより手紙のほうがいいという人だっていなくはないだろう。
ペンフレンドがメル友になって、今はLINEの友達? Twitterやインスタのフォロワー?


できた頃はきれいで、ホントにプリンみたいだったけど、できて25年以上も経つと汚れるねぇ。
焼きプリンになったねぇ。そんなええもんちゃうわ。


そうそう、「プリンを逆さまにした形」って何かに書いてあったのを見た。
作る工程を考えれば確かにそうなのだが、「プリンの絵を描け」と言われたら、十人中十人がこの向きで描くのではないのか。
カップに入ったままでカラメルが底にあるプリンの絵を描く人とは、あまり仲良くなれそうにない。


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玄関。中に入ります。

緊急事態宣言中も入ることはできたけど、図書館やホールは全部閉鎖してた。
解除されてすぐに行ったのだった。


文パルを詳しく紹介するという趣旨ではないので、いきなり4階へ。


〔五里ごり館(城陽市歴史民俗資料館)〕
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人気がない。「ひとけ」と読ませるつもりだが、「にんき」と読んでも差し支えない。
これこれ、それを言っちゃおしめぇよ。


前々回の記事で音読みと訓読みの話を書いたが、音読みと訓読みで意味の異なる熟語っていうのがある。

「人気」・・・にんき・ひとけ
「色紙」・・・しきし・いろがみ
「最中」・・・さいちゅう・もなか
「生物」・・・せいぶつ・なまもの
「見物」・・・けんぶつ・みもの
「風車」・・・ふうしゃ・かざぐるま
「お札」・・・おさつ・おふだ
「寒気」・・・かんき・さむけ

こんなん、探し出したらきりがないな。

「牧場」・・・ぼくじょう・まきば
「市場」・・・しじょう・いちば
「今日」・・・こんにち・きょう
「水面」・・・すいめん・みなも
「草原」・・・そうげん・くさはら

など意味するところはさほど違いないが、イメージやニュアンスが異なるものもある。


昔、弁当屋の箸袋に「生物ですのでお早めにお召し上がりください」と書いてあった。
友人と「生物って、何か生きてるヤツが入ってるんか」とか軽口を叩いていたら、
その友人の弁当のレタスの裏に、2mmぐらいのゴキブリの赤ちゃんみたいなヤツ(生きとる)が潜んでいた。
弁当屋に文句を言うべきだという話になったが、
人のいい友人は、「でも『だから生物(せいぶつ)ですのでと書いてましたやろ』って逆ギレされたらどうしよう」。
いやあ、それなら「早めにお召し上がりください」はあかんやろ。
結局どうしたかは忘れた。


また油売ってしもた。なかなか本題が進まんなぁ。


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エネゴリくん。違うよ。ごりごりくん。


初めて私のブログに辿り着いた方のために一言。
城陽市は京都と奈良のほぼ中間に位置しており、京都にも五里、奈良にも五里の距離だということから、「五里五里の里」という異名がある。
という話ですわ。


歴史民俗資料館は大人200円。子ども100円。
初めてではないが、それなりの興味を持って入るのは初めてかも知れない。


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特別展は今やっていないので、常設展だけ。
「写真撮影はダメじゃろのう」と受付の人に聞くと、廊下の作品はダメだが中はOKとのこと。
逆の返事を予想していたのだが、ラッキーだった。


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こんな感じ。そんなに広くはない。


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久津川古墳群のジオラマ。
城陽編①を見てもらうとわかりやすいが、中央上の大きな前方後円墳が「久津川車塚古墳」。

見てもらわなくても困りはしないが、一応リンクを。



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同じジオラマの東側。「正道官衙遺跡」も相当大きかったようだ。


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「芝ヶ原古墳」から出土した、銅釧(どうくしろ)と四獣形鏡。銅釧は腕輪。


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同じく「芝ヶ原古墳」から出土した、土器やら勾玉やら。


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「赤塚古墳」出土の埴輪など。


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「久世廃寺」から出土した「銅造誕生釈迦仏立像」。9cmほど(台座も入れて)。かわいい。

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右手を挙げているのがたまらなくかわいいので、アップでどうぞ。

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「誕生釈迦仏立像をモチーフにしたシャカちゃん」。
これは「JOYOエコミュージアム」の「地域資源キャラクターカード」。
この資料館に入場すると、出るときに希望のカードを1枚もらえる。
「あさもっちー(以仁王)」、「大首長」、「縄文時代の母娘」などと誰を選ぶか悩んだ結果、「シャカちゃん」に決定。
あさもっちーはかわいくないし。大首長はかっこいいけど、かわいくないし。
母娘はかわいいけど、既に売り切れ(配布終了)だったし。基準はかわいい一択?
せっかく本物を見たので、シャカちゃんしかないなと。
ちなみに右側がカードの裏で、パネルのある場所の写真と説明がある。


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少し角度を変えて。挙げた右手がやっぱりかわいい。
どんだけ気に入っとんねん。


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「久津川車塚古墳」から出土した「長持形石棺」を復元した原寸大のレプリカ。


はむおじさん、今日もわが町城陽市を徘徊する③~今回はホンマに家の近所~
前回の城陽編②に登場した「おかげ踊り図絵馬」。


はむおじさん、今日もわが町城陽市を徘徊する③~今回はホンマに家の近所~
夏季民俗コーナー展示「魚をとる道具」。


これで特別展でもやってたらもっとよかったんだけど。
興味なしの状態なら200円でも高いけど、見たかったものを見られるなら安いものだ。

せっかくなのでリーフレットを載せておこう。

はむおじさん、今日もわが町城陽市を徘徊する③~今回はホンマに家の近所~




文化パルク城陽の1階に降りてきた。
ここにエコミュージアムのパネルがあるぞ。かわいいもん。


はむおじさん、今日もわが町城陽市を徘徊する③~今回はホンマに家の近所~
「金糸と銀糸」
このカードもさすがに配布終了。人気ありそう。

金銀糸は城陽市の伝統的地場産業で、生産量は全国第1位で全国シェアは約60%。
城陽市を含む南山城地域で全国の80%だそうな。
実は城陽市が全国に誇れる唯一の産業なのよ。
そりゃあこの子たちも浮かれた感じになるわな。

なぜ城陽が日本一なのかというと、一つは地下水が豊富で、作業工程で漆を乾かすのに最適な湿度が保たれたこと。
もう一つはもちろん京都市、特に西陣への流通が容易だったこと。
現在でも城陽市内には多くの金銀糸生産に関わる会社・工場がたくさんある。
たくさんある工程をそれぞれの事業所が分業して生産しているということなんだって。



パネル、今日はもう出てこないよ。



はむおじさん、今日もわが町城陽市を徘徊する③~今回はホンマに家の近所~
冒頭のこの写真は、文化パルク城陽の敷地内。
反対側も写そうと思ったが、この日は人がたくさんいたので遠慮した。


この文パル、12月になると装いが変わるぞ。

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かなりド派手なイルミネーションが見られる。これは一昨年に撮ったもの。
ブレブレだけど、雰囲気だけ感じとってください。



今日のメインディッシュが終わってしまった感じ。
順序的にはまだオードブルだけなんだけど。



〔三縁寺〕

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文化パルク城陽から歩いて8分ほど。
最初の寺田駅の東口からなら、1分もかからない。
ここの前の道は何度も通ったことがあるし、お寺の存在ももちろん知っていた。
でも意識してみたのは初めてかも知れないな。

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この大門は京都建仁寺から明治時代に移築したものらしい。
建造時期は安土桃山時代というから、結構昔のことだ。ちょっと雑な言い方。
貴重なものであるのは間違いない。

大門の横に扉があったが、中には入らなかった。
このところあちらこちらの神社仏閣を訪れるが、必ずしも参拝するわけでもない。
神社はたいていOpenで見知らぬ者もWelcomeの雰囲気だが、寺はちょっとClose感が強い。
やはり鳥居と門の違いなんだろうな。
ところで何で英語?



〔歯痛地蔵〕

山背古道を歩いていたとき、龍福寺というところで歯痛地蔵を見た。

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左を手を左の頬に当て、本当に痛そうだった。


そういうものがこんなに近くにあったのかと、すこぶる付きの興味を持って向かったのだった。
見当たらない。
道を一本間違えたかと先の道にも行ってみたが、民家の私有地に入り込んだだけで、慌てて引き返した。
グビ子(Googleナビ子)にもアドバイスをもらって歩いたが、ついにわからなかった。


この日は諦めたが、二日後再度立ち寄ってみた。
今回はブログなどの記事を探して、ちゃんと予習もしていた。
ストリートビューも駆使して、道順と距離感を頭にたたき込んだ。
車では通りたくないような細い道から、知らなければまず足を向けることはないほどの狭い路地を入る。
そうだよ、この前通った道で間違いないじゃない。
左側の金網フェンスの向こうにお地蔵さんを祀る小屋がそろそろ見え・・・・・・ない。
目の前には広大な更地。
廃墟化していた古いスーパーマーケットが、最近ようやく解体されて更地になっていたのだ。

はむおじさん、今日もわが町城陽市を徘徊する③~今回はホンマに家の近所~
この辺りにあったはずなのだが。

あれれ?


残念だが、やむを得まい。工事に伴って近くに移されたに違いない。


さらに三日後、意を決して城陽市観光協会に出向いたのだった。

はむおじさん、今日もわが町城陽市を徘徊する③~今回はホンマに家の近所~
城陽市観光協会。
寺田駅前の通りにあり、全く敷居が高くない。
これまでにも山背古道やエコミュージアムの資料をもらいに何度も寄ったことがある。
意を決しなくても楽に入れる。

建物の雰囲気から感じてもらえるかも知れないが、元々はローソンだった。

はむおじさん、今日もわが町城陽市を徘徊する③~今回はホンマに家の近所~
入口近くには顔出しパネルがある。
ロゴスランドで12月に行われる「光のページェント~TWINKLE JOYO」というイルミネーションイベントのキャラクター、イルミン。
「TWINKLE JOYO」はかれこれ20年ぐらい前から開催されているが、年々電球の数が増えて、昨年はついに70万個になったという。
一昨年の神戸ルミナリエが50万個というから、本家を抜いてしもてるやん。
「ジョミナリエ」などと揶揄されていたのにな。
もちろんあんな厳かな感じはないけど。あ、神戸ルミナリエはテレビでしか知らんけど。

そうそう、イルミン。
このネーミングには全く城陽の要素がないな。全国どこでも「イルミン」が使えるやんか。
気になって検索してみたが、ライバルはゲルマン神話に出てくる神様と、韓国の俳優と、埼玉県入間市の市民活動センターぐらいだった。
大丈夫。付けたもん勝ちやな。


脱線した。


城陽市観光協会で「歯痛地蔵はどこに行ったのじゃ?」と尋ねると、
「ま、そこにお座り」とイスへの着席を促され、丁寧に説明をしてもらったのだった。
結論から言うと、久津川古墳群の一つ、芝ヶ原古墳の公園に7月に移されたらしい。
知らんかった。知ってたら芝ヶ原古墳を見に行ったときに気づいたのに。
また機会があれば行ってみようか。


結局見られなかったという話を、よくもまあここまでくどくどと書けるものだ。


歯痛地蔵を見に行ったが、元々の場所には見つからなかった。
後日、観光協会で聞くと、芝ヶ原古墳に移されたということだ。


二行で済むなぁ。
こんなことやってるから読んでもらえへんねんなぁ。


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追記2021.11.3

散歩がてら、「歯痛地蔵」が移されたという「芝ヶ原古墳」に行ってみた。
9月に一度行っているので、再訪ということになる。


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道に面したところから。前方後方墳なので、ここから見ても台形。


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前回と逆ルートで来たので、入口のようすをちゃんと見てなかったかも。


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さっきの写真のちょうど反対側になる。こっちから見ても台形。
芝ヶ原古墳については、既に紹介したのでここでは省略。


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歯痛地蔵、発見! 「寺田石棺材」というのか。


はむおじさん、今日もわが町城陽市を徘徊する③~今回はホンマに家の近所~
これが実物。やっと会えたね。

古墳時代の石棺の底板→鎌倉時代に地蔵菩薩が彫られる→大正時代には小川の石橋に利用→転々としてようやくこの地に。
大変でしたね。歯ぁ痛い言うてられませんね。


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顔だけアップにしたら余計に顔がわからなかった。


はむおじさん、今日もわが町城陽市を徘徊する③~今回はホンマに家の近所~
この芝ヶ原古墳のある場所、何回見てもキャンプ適地にしか見えんなぁ。
ホンマにあかんかなぁ。あかんやろ。


追記おわり

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〔長光寺〕
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歯痛地蔵があった場所から狭い路地をそのまま行くと、30秒で行ける。裏に出るけど。

小さい門が開いていたので入れないことはないが、やめておいた。
理由は二つ。
一つは、中に何があるのか知らなかったから。
もう一つは、このお寺、私のかつての上司の家だから。あ、私は仏さん方面の職業ではありませんよ。

よく一緒に飲みに行ったが、最近はご無沙汰だな。

寺にのこのこ入っていって、もし出会ったら「何しとんねん」ということになる。
説明が面倒くさいな。

後で観光協会の人に聞いた話では、阿弥陀如来立像などが祀ってあるそうだ。
ま、いいか。


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お寺の裏側の隣にある大きな木。

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北東西、田島邸のエノキ。城陽市の名木・古木に認定。


北東西は「きたとうざい」と読むこの辺りの地名。どっち向いたらええねん、と言いたくなるでしょ。
中大小というのも近くにある。「ちゅうだいしょう」と読む。結局どんな大きさやねん、と言ってください。


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そばにあるうどん屋、「やまびこ」。
そばか、うどんか、どっちやねん。うどん屋って言うてるやん。
この辺りでは結構な人気店でたいてい店にはたくさんの客がいる。
カウンター席の目の前で、大将がずっと麺を打ったり切ったり茹でたりしてるのを見ながら待つのが定番。
麺は細めなのにしっかりコシがあって、おいしい。



〔念仏寺〕
はむおじさん、今日もわが町城陽市を徘徊する③~今回はホンマに家の近所~
長光寺から5分ほど。

三縁寺、長光寺は門の前でさよならしたので、ここは入ってみた。

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左側に地蔵堂があり、覗けば地蔵菩薩像が見えるそうだが、怪しい人みたいになりそうなので遠慮した。


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説明だけ載せておこうか。


あと一ヶ所。


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城陽市役所。信号待ちしている時に撮っただけ。



〔夜叉ばあさん伝説の地〕
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ここまで紹介してきた場所の位置関係がよくわかる地図。
ここは水度神社参道の一の鳥居のあたり。


夜叉ばあさん伝説とは・・・

 夜叉ばあさんは、玉池縁の前のねぇ、向こう側に住んではったらしい。今はお地蔵さん祀ってますやろ。七回嫁いで戻ってきて、あそこで尼さんのようになっておられて、最後は池に身をなげはった。寺田の墓に夜叉の墓ゆうてあります。そんでまたあのあたりを夜叉観音て言うてます。観音さんも祀ってあったんです。

 それであそこを通ったら離婚せんならんことになったらかなわんゆうて、遠い所までその話が聞こえているらしいですわ。

 嫁入りの行列はそこを通れば近い人も、わざわざ村の中を遠回りして避けていたそうですねん。私かって嫁入りのときは、そこからほん二軒先ですけど、わざわざ学校前まで行って遠回りして行きました。

 いまのお宮さんの道の木ですやろか、松の木に人の顔ができてきて、それを夜叉ばあさん言うてます。

城陽市HP 「城陽の民話と暮らし」から引用


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夜叉ばあさんのムクノキ。

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もちろん城陽市の名木・古木に認定。


上の写真では老女の顔はわからないので、アップいきまーす。


はむおじさん、今日もわが町城陽市を徘徊する③~今回はホンマに家の近所~
正面。ばあさんに見えますか。

はむおじさん、今日もわが町城陽市を徘徊する③~今回はホンマに家の近所~
左側面。ばあさんに見えますか。

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右側面。ばあさんに見えますか。


う~ん。私には見えん。修業が足りん。
私のようなじいさんは「妖怪人間ベム」を思い出してしまった。
それも妖怪の姿になったベムの顔だ。
女性ならベラではないかと思われるかも知れないが、あくまでもベムだ。ベロも似てるけど。
妖怪姿の三人の中では、ベラが圧倒的に怖い。
子どもの頃はベラが変身すると、自分の顔を半分隠しながらみたものだ。


城陽市のPR動画に夜叉ばあさん伝説を扱ったものがあった。


ゴリゴリ戦隊五里ンジャーまで出してきやがった。

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夜叉ばあさんにお供えしているかのように、木の傍らに咲いていたヒガンバナ。


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夜叉ばあさんが身を投げたと言われている玉池。
すぐ横にある。


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水度神社参道のクスノキ。

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当然、名木・古木に認定。
名木・古木までコンプリートしようという企画ではないので、たまたま見つけたら写しているだけよ。


この後、モデルコースではJR城陽駅がゴールになっている。
ここから6分ほど。

今日のコースをGoogleマップで辿っていくと、全長3km、徒歩で38分となった。
これを2時間かけて歩くとなると、それぞれの場所でかなり熱心に見学するしかないな。
そこまでの情熱はなかった。


JR城陽駅に向かうと自宅から遠ざかっていくので、近鉄寺田駅に戻るコースを歩くことにする。


はむおじさん、今日もわが町城陽市を徘徊する③~今回はホンマに家の近所~
市役所の裏にある車庫及び器具庫。
シャッターの絵は、城陽市内にある高校の美術部による。


はむおじさん、今日もわが町城陽市を徘徊する③~今回はホンマに家の近所~
旅籠屋利兵衛。長池にある和菓子司・松屋の新ブランド。
どら焼き専門店ではないが、どら焼きの店として知られている。
「利兵衛」は寺田地区にサツマイモの栽培を普及した嶋利兵衛に因んでいる。
この店はわりとよく関西ローカルのテレビ番組で取り上げられている。


買ってきたどら焼きの写真でも披露したかったが、買わなかったので披露できない。
それなりに疲労したので、堪忍してもらいたい。


いつもよりずっと短いコースなのに、文章はちっとも短くならなかった。
たまには短くてもいいと思うけど。






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この記事へのコメント
自宅ご近所でも結構見どころ盛りだくさんですね。
うちの市もお寺さんは多いんですよ。
北条氏のおひざ元であるのと漁師町なので、
まあ、なんというか亡くなる人が昔は多かったのかなあと勝手に思ってます。

ちなみに鉄道は5路線入ってます。田舎なんだけどね。
JRも新幹線も止まるよっていうとどこかわかっちゃうね。

銅釧ってすごいね、あれで素手で喧嘩しあったら、ローマのコロセウムのあれみたいよね~

ぜいぜいぜいぜい
2021年10月06日 17:03
こんばんは~

今回はお近くなんですね。今回もご夫婦で?
プリンの形の建物、迫力ありますね。
はむおじさん プリンのくだりだけで
こんなに書けるってなかなかです。(*´▽`*)
昔、文通をしていたけど今もそんな感じで
手紙の交換してる人がいるのかな?
たまに文房具のコーナーを見たり、
洒落た文房具のお店では今もステキな便箋や封筒がたくさん並んでるので
定期的に書く「ペンフレンド」はいないけど、
「たまに書くなら手紙」って人はわりといるのかな。

音読みと訓読みで意味の異なる熟語は私もうんうん、
と思って読んでいたのですが
「生物」のレタス下のゴキブリの赤ちゃんはギョっ!
虫は割と平気なのだけど、
ゴキブリって小さくてもかわいいとはならないのはなぜなんだろう


常設展の
写真撮影は廊下の作品はダメだが中はOK?
そうなると廊下のものが気になります。
はむおじさんお気に入りの「銅造誕生釈迦仏立像」
9cmほどというのがいいですね。本当にかわいい。


夜叉ばあさんの木、なんでこんなことになったんだろうね。
顔の下の部分は腕に見えるけど
顔はベム。もしくはĒ.Tにも見える。
「妖怪人間」っていうと何年も経ってるのに
あの3人の顔がすぐに浮かぶのだから
相当インパクトのある漫画だったのかな。

はむおじさんのブログは長いのがいいのでは?
急に短くなったら、なんかあった?・・・って心配です。 (*'ω'*)

dekopondekopon
2021年10月07日 19:06
ぜいぜいさん、いつもありがとうございます。

関東の地理には疎い私でも、さすがにそれだけのヒントがあればわかりました。
あそこですね。行ったことありますよ。いいところですね。
観光地しか知らないけど(^^;)

市の規模とか知名度とかでは全く肩を並べられません。
とにかく観光地のないわが町の中で、何かないものかと探し回っている感じです。

銅釧を画像検索すると、こんなデザインのものはほぼ出てきません。
この芝ヶ原古墳のものだけが、妙に凶器テイストのデザインなんですよね。
というか、これ使う人が使えば殺傷能力ありそうですよね。

はむおじさんはむおじさん
2021年10月08日 09:47
dekoponさん、いつもありがとうございます。

今回はいつも通りソロ歩きですよ。前回だけがイレギュラー。

友達に手紙を書くのって、私よりも上の世代の高齢の人ならありそうです。
でもそのうちに「手紙」自体が過去の遺物にならないかと心配です。
「手紙」が登場する歌や小説もだんだんなくなっていくんでしょうね。
「探さないでください」的な置き手紙とか、
留置場から送られる手紙とか、
思いを寄せた人から昔もらった手紙とかならまだ使えそうだけど。

ゴキブリに限らず、虫をかわいいと思うことはありません笑
虫なんて大っきらい、という訳ではないのですが。
テントウムシぐらいかな。私がかわいいと思えるのは。

常設展手前の廊下には、昭和の頃の運動会などの写真が展示してありました。
撮影禁止は一般人の顔がそのまま出てるからかな。
時期によって展示物は変わるから、今だけ禁止なのかも知れません。

シャカちゃんのモチーフになった立像、かわいいでしょ。
レプリカを売ってたら買いそうだ。

「妖怪人間ベム」はやはり最初のヤツが一番怖い。
時代と友に顔やスタイルが変化するのは「ゲゲゲの鬼太郎」なども同じですね。
実写版で亀梨和也・杏・鈴木福くんになったときは、ちょっと笑ってしまいました。
ベラは五輪真弓しかないやろと思っていたのに。
今なら平野ノラが一番似合いそう。
杏ちゃんはちょっと違うんじゃないの。

じゃ、また長いブログ書きますね。
いや、たまには短いのにも挑戦したい・・・。

はむおじさんはむおじさん
2021年10月08日 10:21
 こんにちは

「生物って書いてあるでしょ」の件にマジレスすると、私なら「その言い分が保健所相手に通るか試してみましょうかね」と答える(問答無用で通報もアリ)か、現代なら「実名でブログの記事にする」ですね。尤も、「虫さんの気配も無い調理場」の方が少数派だろうとは思います(経験上)。

 後、気を悪くされるかも知れませんが、漆芸は「塗料の乾燥」ではなく、「樹脂の吸湿・硬化」です。

まろ(仮)まろ(仮)
2021年10月10日 12:03
まろ(仮)さん、ご指摘ありがとうございます。

気を悪くするどころか、自身の無知を恥じるばかりですよ。

「漆を乾かす」という表現が適切ではなかったのですね。
「なぜ城陽市が金銀糸の生産量日本一なのか」を説明しているHPを鵜呑みにして、きちんと理解せずに適当に引用したのが間違いでした。

乾かすのになぜ水が豊富なほうがいいんだろう。
ちらっと不思議だなと思ったのですが、それ以上調べませんでした。
水分を飛ばす普通の乾燥とは全く違う工程なのですね。

おかしなことを発見したら、またご指摘ください。


「生物」のしょうもない話にマジレスがくるとは驚きでしたが(^^;)、
考えたら笑って済ませられないことだったかもしれませんね。
気づかずに口に入れたら・・・

まあ弁当屋のおっちゃんのことはよく知っていて、
虫さんのことを伝えたらすっ飛んできて平謝りすることはわかってたんですけどね。
友人が伝えたかどうかは忘れてしまいました。

はむおじさんはむおじさん
2021年10月10日 13:12
こんにちは~

廊下の写真撮影はそういうことなのね。

手紙って映画とかだと
何年も恋人とやり取りしていた手紙とか
一方的に送られてくる手紙なんかの束が色が変わってて
絵になるけど、メールだとちっとも絵にならないね。

はむおじさん 虫はかわいくないですか?
うーん。なんでだろう?カマキリの赤ちゃんとか
ダンゴムシの赤ちゃんとかナナフシの赤ちゃんとか
かたつむりの赤ちゃんとか
小さいけどそのまんまの形でうひゃーってかわいらしさなのに
この感覚は違うか (*´▽`*)

短いブログかぁ、ちょっと想像したら
それもまた楽しみ。一回やってみますか。

私はついついだらだら書いてしまうので
「短く書く難しさ」もあるんだけど
はむおじさんはそれはないですかね?

dekopondekopon
2021年10月10日 14:53
dekoponさん、こんにちは。

手紙からメールに移ったことで、我々は便利を得た反面、何か深みとか味わいといったものを失いましたね。
これは固定電話や公衆電話からケータイへの移行も同じですかね。
dekoponさんの言う「絵になる」要素がなくなっていくのは寂しいね。

赤ちゃんはだいたい何でもかわいいけど、虫はなぁ・・・
カマキリの赤ちゃんはちょっとかわいいかな。
虫をかわいいと思う人のほうが少数派だと思うけどどうだろう。


「短く書く難しさ」。
どんなものでも短く書く方が絶対に難しいですよ。
dekoponさんのブログの長さはいろいろだけど、
でも一定量でちゃんとまとめてるじゃないですか。

私は思いついたことをダラダラ書いて、
何度も推敲するけれど、そのたびに増えていくという有様。
添削の「添」が「削」をいつも上回ってしまいます。

自己満足だからいいんです。
元は人に読んでもらうために書いてたんだろうけど、
いつの間にか書いて残したいというのが一番の目的になったんだな。

「文字数ランキング」っていうのがあったら、
ナチュログの中でもトップクラスだろうなぁ。

はむおじさんはむおじさん
2021年10月11日 11:57
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はむおじさん、今日もわが町城陽市を徘徊する③~今回はホンマに家の近所~
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