秋の九州旅⑩~桜島から本土最南端へ。今夜のBGMは長渕剛。
第10日目 2019.10.24
天気は回復傾向にあるようだ。もう降らなきゃいいけど。
今日は風呂に入ろう。キャンプ場の近くに安い共同浴場があることは知っていた。
昨日もキャンプ場に着く前に行くことはできた。風呂上がりのビール、最高だよね。
でも、はむおじさんはどちらかというと朝風呂派。
せっかく風呂に入っても、キャンプをすると設営で汗をかくし、焚き火の煙で燻されるし。
それなら朝に入って、気持ちよく一日をスタートしたい。これが理想。
でもキャンプ場の近くで朝早くから入れる風呂を探すのはかなり難しい。
ここはあるんだな。車で10分の距離だ。
いむた温泉下ノ湯。
右の受付で、入浴料150円を払う。
誰もいない。ラジオが大きな音で鳴っている。ま、いっか。150円置いときますよ。
浴槽はこれだけ。正面に何か風景画があるが、薄れていてよくわからない。
洗うところはこれだけ。もちろん石けんもシャンプーも持ち込み。
600円ぐらい払って、露天やらジャグジーやら電気風呂やら釜風呂やら寝湯やら打たせ湯やら薬草風呂やらいろいろあるのも楽しいけどね。
私はこれで十分だな。
特に独占できるとすごく得した気分になる。
脱衣所に鍵付きロッカーがなく、財布やスマホを置いたまま。気にならないことはないけど、ま、誰も来ないし。
って、来たよ。ラテン系っぽい外国の人だ。
でも、マイ洗面器に歯ブラシまで入れてるところを見ると、観光客じゃないな。
地元の人かな。
独占じゃなくなったけど、おじさんはもう上がるところだった。
脱衣所にもどると、その外国人、それこそ財布やら時計やら隠しもせずに堂々と棚に置きっぱなしじゃないか。
平和な世の中だなぁ。
脱衣所の張り紙。
AM5時~PM9時。定休日なし。年中無休。すごいなぁ。
着替えてから再び受付に行ったが、やっぱり誰もいない。
私が置いていった150円もそのまま。ラテン系、まだ払ってないのかな。
よく見ると、おつり用小銭と書いた箱に100円玉と50円玉がたくさん置いてある。
平和やなぁ。ここまで信用されたら、盗っていく人なんていないだろうな。
「世界一郷水車」という看板があったので、これは見に行くしかない。
こんなところでギネスもんに会えるとは。
確かにでかいな。
近づいて撮ると、かえって大きさがわからなくなったな。
でも確かに世界一と書いてある。
一応調べてみたのだが、どうやら作られたときは世界一だったそうな。直径13.2m。
でも現在は世界一どころか日本一でもないそうな。
岐阜県恵那市には24mの水車があるらしい。倍近いじゃん。
その画像も探して見たが、もはや観覧車だね。
さらに埼玉県には24.2mの水車ができて、これが日本一らしい。というか、世界一かもしれない。
ところで、郷水車って何?
ここで気になるMad氏とK氏の動向をお知らせしておこう。もちろん全く無視してもらって構わない。
K氏は1泊目の福岡で別れてから、常に先を行っている。コースは必ずしも同じではないが、後追いをしている感じ。
ジムニー乗りになった今でも元ライダーの血が騒ぐのか、ガンガン走って先へ行く。
それでも行きたいところには行き、泊まりたいキャンプ場に泊まっているんだからすごいな。
今日はちょうど2日前のK氏を追っかけている感じ。
もう会うことはないだろう。早く帰るみたいだし。
Mad氏はゆっくり回っているので、コースも行ったり来たりに見える。
福岡の後、3泊目の佐賀・七ツ釜で一緒にキャンプした後は別々の道を歩んでいる。いや、走っている。
昨日はK氏とMad氏が宮崎で一夜を共にしたそうじゃ。
そして今日は鹿児島でMad氏とはむおじさんが再度合流する手はずになっている。
ここからはしばらくノンストップ。62kmほどを走り続ける。
姶良市、霧島市、そして垂水市。大隅半島の錦江湾沿いの道を走る。
桜島が見えてきた。
「道の駅たるみず 湯っ足り館」に寄った。足湯がある。
買い物もできた。
桜島はもう目の前。雲がかかっていて、噴煙はよくわからない。
桜島に渡った。渡ったと言うべきかどうか。陸続きだからな。
一応牛根大橋を渡ったんだから、渡ったと言ってもよかろう。
今日はもう一つ行きたい場所があるので、桜島一周とか無謀な計画はない。
行ったのはここ。
有村溶岩展望所。道の駅から10分の距離。
引くと真後ろに桜島(南岳)。引かんでも見えとるわ。
桜島って、北岳と南岳と呼ばれる二つの火山が大昔に合体してできた山。
だから、鹿児島市内のほうから見ると横に長く見えるんだそうじゃ。
ずっと南のほうに、整った形の開聞岳が見える。
溶岩の上にできた展望所。遊歩道を歩いて行く。
噴煙を上げる桜島。曇っているのでわかりにくい。
遊歩道の途中にも待避所。噴火したらヤバいもんな。
溶岩の上に一円玉がたくさん。左上の方に三つ並んだ一円玉の一番左が私の一円玉。どうでもええわ。
溶岩だらけだけど、緑も豊か。
結構登ったので、後は下りだ。
駐車場にも待避所がある。
今これを書いているのは11月8日だが、この日も爆発的噴火が起き、5500mまで噴煙が上がったという報道を見た。
そのタイミングに出会っていたら、灰だらけのテントで寝る羽目になっていたかも。
桜島はこれで終わり。
ちょっともったいないか。黒神埋没鳥居ぐらい見に行けたな。残念。
南にしばらく走って見えた桜島。
これなら噴煙がはっきりわかる。
何かの手すりにいたカマキリ。何の脈絡もない。
ずっと南下して、錦江町にある神川ビーチに来た。2日前にK氏が泊まった神川キャンプ場があるところ。
こんなものが。まだパスが出てないのに、ボールを持って走っているのは福岡か、松島か。
イチローとか。
ルパンと峰不二子とか。
西郷どんとか。
こういうことらしい。
K氏がFacebookに上げていたのを見て、面白そうなので寄ってみた。
ライオンキングとか。
目玉おやじとか。
サザエさんの家とか。
くまモンとか。ただのクマ?
虎とか。
風神雷神とか。
浜辺で寄り添うカップルとか。これリアル。
今にもチューしそうなカップルとか。映画のワンシーン?
どこでもドア。たぶん、海にしか行けない。
天気は回復傾向にあるようだ。もう降らなきゃいいけど。
今日は風呂に入ろう。キャンプ場の近くに安い共同浴場があることは知っていた。
昨日もキャンプ場に着く前に行くことはできた。風呂上がりのビール、最高だよね。
でも、はむおじさんはどちらかというと朝風呂派。
せっかく風呂に入っても、キャンプをすると設営で汗をかくし、焚き火の煙で燻されるし。
それなら朝に入って、気持ちよく一日をスタートしたい。これが理想。
でもキャンプ場の近くで朝早くから入れる風呂を探すのはかなり難しい。
ここはあるんだな。車で10分の距離だ。
いむた温泉下ノ湯。
右の受付で、入浴料150円を払う。
誰もいない。ラジオが大きな音で鳴っている。ま、いっか。150円置いときますよ。
浴槽はこれだけ。正面に何か風景画があるが、薄れていてよくわからない。
洗うところはこれだけ。もちろん石けんもシャンプーも持ち込み。
600円ぐらい払って、露天やらジャグジーやら電気風呂やら釜風呂やら寝湯やら打たせ湯やら薬草風呂やらいろいろあるのも楽しいけどね。
私はこれで十分だな。
特に独占できるとすごく得した気分になる。
脱衣所に鍵付きロッカーがなく、財布やスマホを置いたまま。気にならないことはないけど、ま、誰も来ないし。
って、来たよ。ラテン系っぽい外国の人だ。
でも、マイ洗面器に歯ブラシまで入れてるところを見ると、観光客じゃないな。
地元の人かな。
独占じゃなくなったけど、おじさんはもう上がるところだった。
脱衣所にもどると、その外国人、それこそ財布やら時計やら隠しもせずに堂々と棚に置きっぱなしじゃないか。
平和な世の中だなぁ。
脱衣所の張り紙。
AM5時~PM9時。定休日なし。年中無休。すごいなぁ。
着替えてから再び受付に行ったが、やっぱり誰もいない。
私が置いていった150円もそのまま。ラテン系、まだ払ってないのかな。
よく見ると、おつり用小銭と書いた箱に100円玉と50円玉がたくさん置いてある。
平和やなぁ。ここまで信用されたら、盗っていく人なんていないだろうな。
「世界一郷水車」という看板があったので、これは見に行くしかない。
こんなところでギネスもんに会えるとは。
確かにでかいな。
近づいて撮ると、かえって大きさがわからなくなったな。
でも確かに世界一と書いてある。
一応調べてみたのだが、どうやら作られたときは世界一だったそうな。直径13.2m。
でも現在は世界一どころか日本一でもないそうな。
岐阜県恵那市には24mの水車があるらしい。倍近いじゃん。
その画像も探して見たが、もはや観覧車だね。
さらに埼玉県には24.2mの水車ができて、これが日本一らしい。というか、世界一かもしれない。
ところで、郷水車って何?
ここで気になるMad氏とK氏の動向をお知らせしておこう。もちろん全く無視してもらって構わない。
K氏は1泊目の福岡で別れてから、常に先を行っている。コースは必ずしも同じではないが、後追いをしている感じ。
ジムニー乗りになった今でも元ライダーの血が騒ぐのか、ガンガン走って先へ行く。
それでも行きたいところには行き、泊まりたいキャンプ場に泊まっているんだからすごいな。
今日はちょうど2日前のK氏を追っかけている感じ。
もう会うことはないだろう。早く帰るみたいだし。
Mad氏はゆっくり回っているので、コースも行ったり来たりに見える。
福岡の後、3泊目の佐賀・七ツ釜で一緒にキャンプした後は別々の道を歩んでいる。いや、走っている。
昨日はK氏とMad氏が宮崎で一夜を共にしたそうじゃ。
そして今日は鹿児島でMad氏とはむおじさんが再度合流する手はずになっている。
ここからはしばらくノンストップ。62kmほどを走り続ける。
姶良市、霧島市、そして垂水市。大隅半島の錦江湾沿いの道を走る。
桜島が見えてきた。
「道の駅たるみず 湯っ足り館」に寄った。足湯がある。
買い物もできた。
桜島はもう目の前。雲がかかっていて、噴煙はよくわからない。
桜島に渡った。渡ったと言うべきかどうか。陸続きだからな。
一応牛根大橋を渡ったんだから、渡ったと言ってもよかろう。
今日はもう一つ行きたい場所があるので、桜島一周とか無謀な計画はない。
行ったのはここ。
有村溶岩展望所。道の駅から10分の距離。
引くと真後ろに桜島(南岳)。引かんでも見えとるわ。
桜島って、北岳と南岳と呼ばれる二つの火山が大昔に合体してできた山。
だから、鹿児島市内のほうから見ると横に長く見えるんだそうじゃ。
ずっと南のほうに、整った形の開聞岳が見える。
溶岩の上にできた展望所。遊歩道を歩いて行く。
噴煙を上げる桜島。曇っているのでわかりにくい。
遊歩道の途中にも待避所。噴火したらヤバいもんな。
溶岩の上に一円玉がたくさん。左上の方に三つ並んだ一円玉の一番左が私の一円玉。どうでもええわ。
溶岩だらけだけど、緑も豊か。
結構登ったので、後は下りだ。
駐車場にも待避所がある。
今これを書いているのは11月8日だが、この日も爆発的噴火が起き、5500mまで噴煙が上がったという報道を見た。
そのタイミングに出会っていたら、灰だらけのテントで寝る羽目になっていたかも。
桜島はこれで終わり。
ちょっともったいないか。黒神埋没鳥居ぐらい見に行けたな。残念。
南にしばらく走って見えた桜島。
これなら噴煙がはっきりわかる。
何かの手すりにいたカマキリ。何の脈絡もない。
ずっと南下して、錦江町にある神川ビーチに来た。2日前にK氏が泊まった神川キャンプ場があるところ。
こんなものが。まだパスが出てないのに、ボールを持って走っているのは福岡か、松島か。
イチローとか。
ルパンと峰不二子とか。
西郷どんとか。
こういうことらしい。
K氏がFacebookに上げていたのを見て、面白そうなので寄ってみた。
ライオンキングとか。
目玉おやじとか。
サザエさんの家とか。
くまモンとか。ただのクマ?
虎とか。
風神雷神とか。
浜辺で寄り添うカップルとか。これリアル。
今にもチューしそうなカップルとか。映画のワンシーン?
これが全部ではないけれど。季節ごとに内容も変わっているらしい。
横から見たら、身もふたもない。
どこでもドア。たぶん、海にしか行けない。
これは影絵ではない。多くの人が開けてみて、顔を出して写真を撮ってた。ひとりでは無理。
このハートにちょうど夕日が入ったらかっこいい。
というか、夕日のときに見たらどれもホントに影絵みたいでええねんやろな。
ここからも海の向こうの開聞岳が見える。
このコーナー長すぎた。
さあ、最後は先端マニアの本領発揮だ。
なんかいっぱい垂れ下がってるんですけど。こんな道をずっと走る。
本土最南端、佐多岬、さたみさき。愛媛県の西に突き出ているのは佐田岬、さだみさき。
佐多岬展望公園のガジュマル。ガジュマルだったのね、さっきの垂れ下がってたやつ。
確かに最南端に来たぞ。陸地でつながっている土地ではここが最南端ということだ。
このキャラクターは「みさきちゃん」。シンプルでいい。
駐車場にある展望デッキから、佐多岬灯台を望む。
ま、これでいいか。「灯台は上るものじゃなくて見るものだ。」これははむおじさん語録でも有名なものだ。知らん?
島根から来たという紳士がシャッターを押してほしいというので、合点だとばかり引き受けた。
すると、その紳士。「ここまで来たからにはトンネルを通って展望台まで行かないとね。」と独り言のようにつぶやいたのだった。
私は一瞬、それが悪魔のささやきに聞こえた。
灯台までは行かないにしても、展望台もあんな向こうにあるんだぞ。今からハイキングってか。
しかし、私よりは明らかに年上の紳士がそう言うんだ。
まさか、この紳士が悪魔で、私を魔界に引きずり込もうという魂胆を持っているとは到底思えない。
よし、決めた。
腹が減っては戦ができぬ。もう2時半だが、今日も昼食を取り損ねている。
これが昼食。地図にサロンパス貼ってるんと違うで。
かるかん。漢字では軽羹。九州のあちこちでも売っていたが、鹿児島が中心だと思われる。
お菓子です。こんなの一つで昼食にはならんけど、食べないよりはマシぐらい。
まずトンネルをくぐる。展望台までは800mと書いてあった。たいしたことはないな。10分かな。
紳士も一緒に行くなら話でもしながら、と思ったが姿が見えないので単独行動。
トンネル内はフラットだからいいが、出たらすぐに下りになる。
下るということは・・・・・・帰りは・・・・・・、ハイ、皆さんご一緒に。
「上る」。
わかっちゃいるけど、下るしかない。
御崎神社。お先真っ暗にならないよう、拝んでおいた。
ひたすら下っていくのであった。帰りはもちろんだが、展望台がこんなに下にあるわけがない。
ということは・・・・・、皆さん、言わんでよろし。
この後に来ることはもうわかってる。
佐多岬キャンプ場。車の横付けは不可能。
芝生を見るとキャンプ場に見えるのはいつもの通り。
ただ山を撮ったわけではない。今歩んできた軌跡なのだ。右上から左下に向かって白い道のようなものが見えませんか。
しばらく上っていくと、見えた。白い建物。展望台だ。
気づいている人もいるかも知れない。この道、バリアフリーなのだ。車いすでも展望台まで行ける。
2018年にできたというから、中もピカピカ。
佐多岬を紹介するサイトなどでよく見る角度の写真。正面に薩摩半島の開聞岳が見えるからな。
灯台もずいぶん近く見える。この灯台は島にあるので、おいそれとは近づけない。
ちょっとホッとした自分がいる。
アップにしてみた。
写真で切り取ると狭くなるが、自分の目で水平線を見ると地球が丸いことを実感できる。
ドーン!
海の向こうにうっすら見えるのは、屋久島か種子島か。
風景を堪能して少し下りていったところで、島根の紳士ようやく登場。
誰かシャッター押してあげる人いたかな。
はむおじさんがいくら親切でも、さすがにそのために戻るのはイヤよ。
わかっていたとおり、しばらく下った後、延々と上ることになった。
でも高低差を度外視すれば、距離はしれてるから。
Mad氏はもうキャンプ場に着いているようだ。
ここからはまだ50kmある。1時間では行けないけど、待っててね。
どんどん走って着いた。50km、一瞬やね。
本日の走行距離、214.7km。九州に来て、初の1日200km超え。
照葉樹の森キャンプ場
近くの稲尾岳ビジターセンターで手続きが必要だが、Mad氏がしてくれていた。
あいがとさげもす。
車が横付けできる無料キャンプ場。フリーサイトではなく、一応区画サイト。
私が1番サイト、Mad氏がその横のスペース。
これは朝撮った写真。
設営をしていると、え、雨? 今日は降らない約束では?
♪ああああ~ 鹿児島ぁはぁー 今日もぉー チャチャチャチャチャチャチャン 雨ぇだーぁった~♪
これ、長崎で使いたかったのに、長崎は全く降ってくれない。
結局この旅で雨に遭ったのは、福岡と鹿児島だけだった。その2県は2泊とも雨。
Mad氏とは5日ぶりのデュオキャンプ。
若布きびなご。きびなごが食べたかったが、こういう形になった。ちびちび酒のあて。
落花生豆腐。この前食べた佐賀の「ごどうふ」と似た食感。つまりごま豆腐の食感。
味は確かにピーナッツを感じる。
Mad氏が作ったおでん。大根と牛すじとつくねかな。
これがこの日のメインだったような。
というか、食べるものの写真、これで終わり。
確かに今日はスーパーには寄ってないからなぁ。道の駅できびなごと豆腐とかるかんを買っただけ。
ビールも焼酎も残ってたし。
昨日買った鹿児島黒豚うす切りがわからん。
あ、残ってたちゃんぽんを作ったのかもしれない。
豚肉と残ってた野菜を入れて。ちゃんぽんだから何を入れてもいいだろうって。
写真がないと、ホントに記憶が蘇らない。酔ってたし。
霧が出てきた。かなり濃いぞ。
さほど遠くもないトイレ棟がぼんやりしか見えない。
この日のBGMは決めていた。だから昨日もあえて聞かずに高田みづえを聞いていた。鹿児島出身ね。
鹿児島出身の歌手と言えば、長渕剛。
今日は長渕でいこう。
世に出てきたのが、我々の高校・大学時代。ギターも好きだったからよく聞いてたな。
探せば全国に0.5人はいるかも知れない、Mad氏ファンのみなさん。
そして、Mad氏の正体を知っている読者の中でも比較的若いみなさん。
ちょっと引かれるかもしれないけれど、言います。
Mad氏は・・・・・
Mad氏は長渕剛・・・・・・・
Mad氏は長渕剛に・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
若い頃は似ていた!
はむおじさんの周りにもそう言っていた人は確かにいたし、私だって不覚にもそう思っていた時期がある。
じゃっどん、今は似ちょらんど。
西郷どんも言うてます。
実際Mad氏は私よりもずっと長渕剛が好きだ。
あれ、この文、ちょっと誤解を生みかねんなぁ。
Mad氏が私と長渕を比べて、「はむおじさんのこともまあまあ好きだけど、やっぱり断然長渕のほうが好きだな。」と言っているのではない。
ホントはMad氏と私を比べて、「はむおじさんも長渕が好きか知らんけど、Mad氏の長渕好きはそれを遥かに上回るのだ。」という意味だ。
わかっとるわ。こんな解説いらんやろ。
とにかく、私が持っていた比較的初期の長渕の曲に続き、自らのウォークマンを取り出して好きな歌を聴かせてくれたのだった。
さあ、寝ましょ。今日はちょっと疲れたな。運転も長かったし、それなりに歩いたし。
おやすみなさい。
zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz
2019.10.25
おはようございます。
霧が晴れていない。ちょっと散歩しよう。
道の両サイドにテントサイトが点在。少し高くなっている。大きいテントは張りにくい。
トイレ棟。きれいな水洗トイレ。
もう少し奥に行くと、炊事棟。ほとんど使っていない。
水が出るとき、一度爆発するので注意。
四阿もあったんだ。
丘の道というよりも、深い森に迷い込みそうなイメージ。
キャンプ場の場内図。10サイトあるようだ。
私たちが張ったのは右の一番手前。他には誰もいなかった。
東屋を四阿と表記している。なかなか出会えないな、四阿。
照葉樹って、こういう葉っぱの木のことだよね。
こっちは多目的広場だけど、また霧が濃くなってきたかな。
散歩終わり。
Mad氏は例によってまだ起きてこない。
スーパーに寄らなかったから、朝食ないなぁ。
熊本のものだけど、これいってみよう。
太平燕。ホントに? ただの春雨スープやなぁ。
たまたま最近テレビで熊本の太平燕を見たけど、ちょっと違いすぎるぞ。
撤収にかかる。テントはタープの下に張ったからそれほど濡れてはいない。
タープはダメだ。乾かすために張ったのに、昨夜の雨とこの霧でびっしょびしょ。
昨日より濡れてるやんか。
なかなか起きてこないので、悪いことしたろ。
Mad氏のテントの中、暴露。
ぐちゃぐちゃ。このまま寝たんだな。
じゃっどん、Mad氏のえらかところは、ほんのこてこげん汚うても、あっちゅう間に片付けてしまうこっじゃ。
あ、太陽だ。霧の晴れ間から日が差してきた。
もっと早かったらもう少しは乾かせたのに。
するとその光に反応したのか、Mad氏も起きてきた。
Mad氏「おお、晴れてるやん。やっぱり僕は光を連れてくる男やったんや。」
はむおじさん「いやいや、あんたが起きてきたとたんに太陽どっか行ってしもてるがな。」
光は既に隠れてしまっていた。
Mad氏は宮崎方面から鹿児島に来た。私はこれから宮崎だ。
もう九州で顔を合わすことはなさそうだ。
でも3人とも無事に帰り着いたら、近場で打ち上げキャンプをする計画もある。また会いましょう。
9時前になった。宮崎に向けて、出発!
このハートにちょうど夕日が入ったらかっこいい。
というか、夕日のときに見たらどれもホントに影絵みたいでええねんやろな。
ここからも海の向こうの開聞岳が見える。
このコーナー長すぎた。
さあ、最後は先端マニアの本領発揮だ。
なんかいっぱい垂れ下がってるんですけど。こんな道をずっと走る。
本土最南端、佐多岬、さたみさき。愛媛県の西に突き出ているのは佐田岬、さだみさき。
佐多岬展望公園のガジュマル。ガジュマルだったのね、さっきの垂れ下がってたやつ。
確かに最南端に来たぞ。陸地でつながっている土地ではここが最南端ということだ。
このキャラクターは「みさきちゃん」。シンプルでいい。
駐車場にある展望デッキから、佐多岬灯台を望む。
ま、これでいいか。「灯台は上るものじゃなくて見るものだ。」これははむおじさん語録でも有名なものだ。知らん?
島根から来たという紳士がシャッターを押してほしいというので、合点だとばかり引き受けた。
すると、その紳士。「ここまで来たからにはトンネルを通って展望台まで行かないとね。」と独り言のようにつぶやいたのだった。
私は一瞬、それが悪魔のささやきに聞こえた。
灯台までは行かないにしても、展望台もあんな向こうにあるんだぞ。今からハイキングってか。
しかし、私よりは明らかに年上の紳士がそう言うんだ。
まさか、この紳士が悪魔で、私を魔界に引きずり込もうという魂胆を持っているとは到底思えない。
よし、決めた。
腹が減っては戦ができぬ。もう2時半だが、今日も昼食を取り損ねている。
これが昼食。地図にサロンパス貼ってるんと違うで。
かるかん。漢字では軽羹。九州のあちこちでも売っていたが、鹿児島が中心だと思われる。
お菓子です。こんなの一つで昼食にはならんけど、食べないよりはマシぐらい。
まずトンネルをくぐる。展望台までは800mと書いてあった。たいしたことはないな。10分かな。
紳士も一緒に行くなら話でもしながら、と思ったが姿が見えないので単独行動。
トンネル内はフラットだからいいが、出たらすぐに下りになる。
下るということは・・・・・・帰りは・・・・・・、ハイ、皆さんご一緒に。
「上る」。
わかっちゃいるけど、下るしかない。
御崎神社。お先真っ暗にならないよう、拝んでおいた。
ひたすら下っていくのであった。帰りはもちろんだが、展望台がこんなに下にあるわけがない。
ということは・・・・・、皆さん、言わんでよろし。
この後に来ることはもうわかってる。
佐多岬キャンプ場。車の横付けは不可能。
芝生を見るとキャンプ場に見えるのはいつもの通り。
ただ山を撮ったわけではない。今歩んできた軌跡なのだ。右上から左下に向かって白い道のようなものが見えませんか。
しばらく上っていくと、見えた。白い建物。展望台だ。
気づいている人もいるかも知れない。この道、バリアフリーなのだ。車いすでも展望台まで行ける。
2018年にできたというから、中もピカピカ。
佐多岬を紹介するサイトなどでよく見る角度の写真。正面に薩摩半島の開聞岳が見えるからな。
灯台もずいぶん近く見える。この灯台は島にあるので、おいそれとは近づけない。
ちょっとホッとした自分がいる。
アップにしてみた。
写真で切り取ると狭くなるが、自分の目で水平線を見ると地球が丸いことを実感できる。
ドーン!
海の向こうにうっすら見えるのは、屋久島か種子島か。
風景を堪能して少し下りていったところで、島根の紳士ようやく登場。
誰かシャッター押してあげる人いたかな。
はむおじさんがいくら親切でも、さすがにそのために戻るのはイヤよ。
わかっていたとおり、しばらく下った後、延々と上ることになった。
でも高低差を度外視すれば、距離はしれてるから。
Mad氏はもうキャンプ場に着いているようだ。
ここからはまだ50kmある。1時間では行けないけど、待っててね。
どんどん走って着いた。50km、一瞬やね。
本日の走行距離、214.7km。九州に来て、初の1日200km超え。
照葉樹の森キャンプ場
近くの稲尾岳ビジターセンターで手続きが必要だが、Mad氏がしてくれていた。
あいがとさげもす。
車が横付けできる無料キャンプ場。フリーサイトではなく、一応区画サイト。
私が1番サイト、Mad氏がその横のスペース。
これは朝撮った写真。
設営をしていると、え、雨? 今日は降らない約束では?
♪ああああ~ 鹿児島ぁはぁー 今日もぉー チャチャチャチャチャチャチャン 雨ぇだーぁった~♪
これ、長崎で使いたかったのに、長崎は全く降ってくれない。
結局この旅で雨に遭ったのは、福岡と鹿児島だけだった。その2県は2泊とも雨。
Mad氏とは5日ぶりのデュオキャンプ。
若布きびなご。きびなごが食べたかったが、こういう形になった。ちびちび酒のあて。
落花生豆腐。この前食べた佐賀の「ごどうふ」と似た食感。つまりごま豆腐の食感。
味は確かにピーナッツを感じる。
Mad氏が作ったおでん。大根と牛すじとつくねかな。
これがこの日のメインだったような。
というか、食べるものの写真、これで終わり。
確かに今日はスーパーには寄ってないからなぁ。道の駅できびなごと豆腐とかるかんを買っただけ。
ビールも焼酎も残ってたし。
昨日買った鹿児島黒豚うす切りがわからん。
あ、残ってたちゃんぽんを作ったのかもしれない。
豚肉と残ってた野菜を入れて。ちゃんぽんだから何を入れてもいいだろうって。
写真がないと、ホントに記憶が蘇らない。酔ってたし。
霧が出てきた。かなり濃いぞ。
さほど遠くもないトイレ棟がぼんやりしか見えない。
この日のBGMは決めていた。だから昨日もあえて聞かずに高田みづえを聞いていた。鹿児島出身ね。
鹿児島出身の歌手と言えば、長渕剛。
今日は長渕でいこう。
世に出てきたのが、我々の高校・大学時代。ギターも好きだったからよく聞いてたな。
探せば全国に0.5人はいるかも知れない、Mad氏ファンのみなさん。
そして、Mad氏の正体を知っている読者の中でも比較的若いみなさん。
ちょっと引かれるかもしれないけれど、言います。
Mad氏は・・・・・
Mad氏は長渕剛・・・・・・・
Mad氏は長渕剛に・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
若い頃は似ていた!
はむおじさんの周りにもそう言っていた人は確かにいたし、私だって不覚にもそう思っていた時期がある。
じゃっどん、今は似ちょらんど。
西郷どんも言うてます。
実際Mad氏は私よりもずっと長渕剛が好きだ。
あれ、この文、ちょっと誤解を生みかねんなぁ。
Mad氏が私と長渕を比べて、「はむおじさんのこともまあまあ好きだけど、やっぱり断然長渕のほうが好きだな。」と言っているのではない。
ホントはMad氏と私を比べて、「はむおじさんも長渕が好きか知らんけど、Mad氏の長渕好きはそれを遥かに上回るのだ。」という意味だ。
わかっとるわ。こんな解説いらんやろ。
とにかく、私が持っていた比較的初期の長渕の曲に続き、自らのウォークマンを取り出して好きな歌を聴かせてくれたのだった。
さあ、寝ましょ。今日はちょっと疲れたな。運転も長かったし、それなりに歩いたし。
おやすみなさい。
zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz
2019.10.25
おはようございます。
霧が晴れていない。ちょっと散歩しよう。
道の両サイドにテントサイトが点在。少し高くなっている。大きいテントは張りにくい。
トイレ棟。きれいな水洗トイレ。
もう少し奥に行くと、炊事棟。ほとんど使っていない。
水が出るとき、一度爆発するので注意。
四阿もあったんだ。
丘の道というよりも、深い森に迷い込みそうなイメージ。
キャンプ場の場内図。10サイトあるようだ。
私たちが張ったのは右の一番手前。他には誰もいなかった。
東屋を四阿と表記している。なかなか出会えないな、四阿。
照葉樹って、こういう葉っぱの木のことだよね。
こっちは多目的広場だけど、また霧が濃くなってきたかな。
散歩終わり。
Mad氏は例によってまだ起きてこない。
スーパーに寄らなかったから、朝食ないなぁ。
熊本のものだけど、これいってみよう。
太平燕。ホントに? ただの春雨スープやなぁ。
たまたま最近テレビで熊本の太平燕を見たけど、ちょっと違いすぎるぞ。
撤収にかかる。テントはタープの下に張ったからそれほど濡れてはいない。
タープはダメだ。乾かすために張ったのに、昨夜の雨とこの霧でびっしょびしょ。
昨日より濡れてるやんか。
なかなか起きてこないので、悪いことしたろ。
Mad氏のテントの中、暴露。
ぐちゃぐちゃ。このまま寝たんだな。
じゃっどん、Mad氏のえらかところは、ほんのこてこげん汚うても、あっちゅう間に片付けてしまうこっじゃ。
あ、太陽だ。霧の晴れ間から日が差してきた。
もっと早かったらもう少しは乾かせたのに。
するとその光に反応したのか、Mad氏も起きてきた。
Mad氏「おお、晴れてるやん。やっぱり僕は光を連れてくる男やったんや。」
はむおじさん「いやいや、あんたが起きてきたとたんに太陽どっか行ってしもてるがな。」
光は既に隠れてしまっていた。
Mad氏は宮崎方面から鹿児島に来た。私はこれから宮崎だ。
もう九州で顔を合わすことはなさそうだ。
でも3人とも無事に帰り着いたら、近場で打ち上げキャンプをする計画もある。また会いましょう。
9時前になった。宮崎に向けて、出発!
秋の九州旅⑭~ありがとう九州。思い出はフェリーに乗せて。
秋の九州旅⑬~谷あり、山あり、温泉あり。九州最後の朝は志高湖の絶景。
秋の九州旅⑫~イメージ通りの日南海岸を快走・・・からの、最凶酷道265号線。
秋の九州旅⑪~宮崎の山中で、好青年ゆうちゃんに出会う。
秋の九州旅⑨~心を洗濯し、公害問題を学び、雨の鹿児島へ。
秋の九州旅⑧~はむおじさん、キャンプ旅史上初の失態!安全運転で熊本城へ。
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