番外編~GW最後を飾るおっさんキャンプは、雨のち晴れ☀
10連休が終わった。
1年365連休のはむおじさんにとっては、10連休だからどうだということもないのだが。
とは言え、働いている家族が家にいたり旅行に行ったりするので、明らかに非日常的な日々であることは間違いない。
おじさんも調子に乗って、それなりに非日常を楽しんだ。
はむおじさんのゴールデンウィーク日記! こんなもん、誰が興味持つねん?
4月27日(土) 普通の土曜日。ジムに行く。これが平成最後のジムになった。ひたすら兵庫旅のブログを書いていた。
4月28日(日) 普通の日曜日。ひたすら兵庫旅のブログを書いていた。
4月29日(月) ヨメさんと富山に旅行に行った。
砺波のチューリップフェア。
チューリップはとてもきれいだったが、チューリップと同じぐらいの数の人を見た。
この写真が見出しの写真になるんやなぁ。おっさんキャンプと何の関係もないなぁ。
まさかチューリップの写真に釣られて見に来てくれる人もいないだろうけど、もしいたらごめんなさい。
4月30日(火) 富山旅行2日目。
五箇山の相倉合掌造り集落。
残雪、桜、新緑のトリプルコラボ。もちろん主役は合掌造りの家。
この夫婦旅行も番外編としてブログに特集する手もあったのだが、やめておこう。
探せば全国におそらく5人はいると思われる、はむおじさんの女性ファンが悲しむといけない。
5月1日(水) 世の中は令和になったと大騒ぎだったようだが、きわめて何もない普通の日であった。令和最初のジムに行こうかと思ったが、疲れていたことを口実にサボった。
5月2日(木) 令和2日目も特に何もなし。元号が変わったと言っても生活に変化はないな。仕事で書類などを作っていると実感することもあるのかも知れんが。
5月3日(金) 甲子園に阪神vsDeNA戦を見に行った。
阪神が延長10回裏、大山の二塁打でサヨナラ。
この日はゲゲゲの鬼太郎デー。いつも一緒に行く相方のU氏は鬼太郎に夫婦でハマってるという。境港への旅行を勧めておいた。それにしても、猫娘の成長ぶりには目を見はる。
5月4日(土) この日が令和最初のジム。夕方からは森恵のライブへ。森恵、知らない?6年前にYouTubeで見つけて以来応援しているのだが、すごいよ。歌もギターも。ライブも4回目。もっと世間に認められてもいいシンガーだと思うが。
5月5日(日) 父の命日なので、母に会いに行く。元気そうでよかった。
ここまでは本編とは何も関係ない。特に伏線になることもない。
第1日目 2019.5.6
10連休の最終日である。
おっさんキャンプのメンバーは元々7名。なかなか揃うことはなく、ここのところは回数も減りがち。
5人集まったのが去年の5月、4人集まったのが去年の9月が最後。
このブログにもよく登場するMad氏と誰かが二人でキャンプに行くというパターンは、時折見られる。
今回は、そのMad氏抜きのちょっと珍しい3人パターン。
〈登場人物〉
K氏・・・・今回の言い出しっぺ。これまではどちらかと言えばバイクキャンプが多く、ライダーのイメージだった。大きなバイクを処分し、ジムニーに乗り換えたのは、今後はクルマキャンプで行くぞという気持ちの表れらしい。酒が過ぎると足下が危うく、過去のキャンプでもケガをしたことがある。下品で、オヤジギャグを多用する習性がある。
N氏・・・ライダーでもあるが、キャンプはクルマである。おそらく彼の好きなことが焚き火で、鉄板を操る料理を得意とすることが理由であろう。ソロキャンプデビューはつい最近。しかし一人旅の経験は、はむおじさんなど足下にも及ばず、若いころから現在に至るまであちらこちらを旅している。車中泊をしながらのクルマ旅も多いが、青春18きっぷを使っての列車ひとり旅も多い。旅先ではパチンコに興じ、宿泊費や帰りの交通費を浮かすこともしばしば。ソロキャンプをしなかったのは、寂しがり屋であるがゆえ。
はむおじさん・・・上記の二人からすると、かなり年の離れた若造。中一と小一ぐらい離れている。同世代とはちょっと呼べないな、と自分では思っている。
【京都府】
笠置キャンプ場
よく出てくる。12月の京都編でも来たし、若者キャンプではしょっちゅう利用している。
こことよく比較される、滋賀県朽木村の河原のキャンプ場(桑野橋河川公園)にもよく行った。
どちらも広い河原のフリーサイトでクルマ横付けOK、しかも直火ができ、ゴミも捨てられる。
近くにスーパーはないが、比較的近くに温泉がある(笠置は徒歩圏内)。
夏は川遊びもできる。トイレは朽木がちょっと上、炊事場は笠置が上。
料金はどちらも一人一日500円、一泊すると1000円。
よく似てる。私の家からは笠置が40分、朽木が1時間半といったところ。
ところが!
決定的な違いができてしまった。
朽木のほうが値上げしたのだ。一人一日1000円、一泊すると2000円。
何と突然2倍!
しかも、一泊600円から1000円に値上げしたのがわずか3年前。
中学生以下は無料(笠置は半額)なので、子どもの多いファミリーにはさほどのダメージはないかも知れない。
と言っても夫婦二人で4000円かかるんやから、それなら高規格キャンプ場に行くほうがいいかもね。
すぐ近くの朽木オートキャンプ場の電源なしサイトが4000円ですわ。
高規格など眼中にないソロキャンパーにはダメージ大きいぞ。
2000円かぁ。ふもとっぱらと一緒やん。
一緒やったらふもとっぱらに行って富士山見るわ、と簡単に言える距離ではないが、それなら笠置やなぁ。
たいした違いがないんやから、朽木に行く理由がなくなってしもた。
いつかこのブログでも紹介しようと思っていたが、その機会は訪れないかも。
残念。
でも、それもおそらくマナーの悪い客が増えたせいやろな。家庭ゴミを平気で捨てていく輩も多いらしいし。
で、笠置。
ガラガラ。さすがGW最終日。
それでも3時ぐらいに到着したときは、思ったよりたくさんいるんやなぁって感じだった。
前日からの宿泊組が帰り、デイキャンプを楽しんだ人たちも引き上げるとさすがの笠置もこんな感じか。
着いて料金を払うとき、受付のおばちゃんに、
はむおじさん「今日も結構多いですか?」
おばちゃん「いや、今日は全然ましですよ。」
は「連休中はすごかったですねぇ。儲かったでしょ。」
お「そんなん、私らには入らへんもん。ぷん。」
「ぷん。」は言うてないけど、おばちゃん、ちょっとかわいらしかった。
実はこの前日、母の家に行くときにここが見える国道163号線を通ったのだ。
そりゃ、すごかったよぉ。
地面見えへんぐらいテントがひしめき合ってた。
自分とこのテントがわからなくて迷子が続出したとかしてないとか。
張り綱とかに引っかかりまくって転けまくってたとかまくってないとか。
撤収するとき間違えて隣のタープのペグを引っこ抜いて大騒ぎになってたとかなってないとか。
はむおじさんがここをよく通るのは、GWと盆と大晦日だが、いずれもすごい人混み。
何でもない土日でも結構すごい。
この前日は子どもの日だったこともあり、町中の空気がすべて焼肉になっていたことだろう。
今日は雨が降る。わかっている。
そんな日に来なくても、という意見もあろう。まったくその通りだ。
でも、来てしまったのだから仕方ない。
要するに屋根があればいいじゃないか。
一つ目の屋根は、はむおじさんのタトンカタープ。
ポリコットン製なので、タープの下で焚き火もできる。少々の火の粉で穴が空くことはない。
右に写っているのは、K氏。
横顔だからいいだろう。Facebookでは普通に顔出ししている人なので気にしないでおこう。
もっともFacebookの写真の大半は飲み会のものだけど。
二つ目の屋根は、K氏のでっかいスクリーンタープ。
クルマキャンプになり、ストーブを購入。そのストーブを活用するためにわざわざ買ったという新しいタープ。
寒さも防げるだろうが、この日は雨よけとして圧倒的な威力を発揮した。
雨になる前は風が思いの外強く、少々苦労したが、何とか設営終了。
このおっさんキャンプ、シェフのH氏がいないときは、いわゆる持ち寄り方式。
何の打ち合わせもなく、勝手に自分の食べたいもの、作りたいものを用意して、おすそ分けしながら適当に食べる。
飲むものも基本的には各自持参。
クリームチーズの醤油漬け。
家で仕込んで3時間ぐらい漬け込んでから食べてみた。
う~ん。クリームチーズを醤油につけたような味やなぁ。一応みりんも入ってるけどなぁ。めんつゆが余計だったか。
まあ、酒のあてにはなるけどな。
K氏が作った、お得意の「チリポークビーンズ」。
チリペッパーも効いていて、おいしかった。
ただし。
「チリ」と「ポーク」は確認できたが、「ビーンズ」が見当たらない。
どうやら「大豆」はK氏宅の冷蔵庫に鎮座したままらしい。
「チリポークビーンズ」違いますやん。玉ねぎが入ってるので、「チリポークオニオン」ですやん。
ま、おいしかったからいいことにしよう。
N氏が参加するキャンプでは鉄板の「鉄板焼きそば」。
キャンプで食べる焼きそばが、まずかろうはずがない。
結構しっかり食べさせてもらったぞ。
手前の焚き火にアルミで包まれた焼き芋が見える。
焼きそばで腹が膨れたので後でいただこうと思っていたが、チャンスを逃した。
ローソンホルモン鍋に野菜を入れたやつ。
はむおじさんはソロキャンプでときどき食べる。
しかし、予期せぬアクシデントが。
写真でも確認できるだろうが、上側に汁がこぼれている。
最初は野菜を入れすぎて汁が溢れたのだと思っていた。
しかし、汁が減ってきてもまだこぼれる。
あら、漏れとるやないの。
アルミ鍋の中央部分に直径1mmほどの穴が空いている。
えーっ!
こんなこと今までなかったぞ。
確かにアルミ鍋に入った鍋焼きうどんなどのアルミ鍋には「再利用禁止」とか「空炊き禁止」とか書いてあるのは知っている。
洗えば何かに使えるんじゃないかと思って、二枚ぐらいはキャンプにも持っていっている。
やっぱり火で炙っているうちに穴が空くこともあるのかな。
でも今回は再利用でもないし空炊きでもない。特別強火で炙ったわけでもない。
不良品だったのかな。
まあ汁がこぼれた程度で、普通に食べられたからええけど。
いや、ええことはない。愛用のイワタニジュニアガスバーナーに汁が焦げ付いてかなり汚れたのだった。ちぇっ。
K氏が自作の「チリポーク何とか」を撮った写真だが、アルミ鍋から汁がこぼれてちょっと焦っているはむおじさんの様子が激写されている。
他にも、小さい豚まんをホットサンドメーカーで挟んで焼いたらおいしかったが、写真を忘れたようだ。
ビールやら、熱燗やら、焼酎やら、いろいろ飲んでたなぁ。
何を食べてたのか、あんまり覚えてないなぁ。
あ、厚揚げ焼いてたのは覚えてる。
とにかく、写真がない。ソロの時と違って、そのへんは適当になってしまうなぁ。
そのわりに、どうでもいいものを写してしまった。
K氏愛用のティッシュ入れとトイレットペーパー入れ。ニトリ。
ふにゃふにゃしてるから、それほど丸太には見えへんけどなぁ。あ、言わんとこ思たのに言うてしもた!
実は最初はオープンタープにいたが、程なくして雨が降り出し、結局かなりの時間をK氏のスクリーンタープで過ごした。
完全にクローズすると、そこはもう室内。
雨の日はこういうのもいいなぁ。
雨は断続的に強く降ったり小降りになったり。
話題もいろいろ。プライベートなこともいろいろあるから、ここには記さない。
でも、Mad氏のことは何かと話題になってたなぁ。
Mad氏についてどんな話をしていたのか。
このブログはおそらくMad氏も読むであろうから、教えな~い
ちなみにMad氏は現在東北ソロツアーに出ているようだ。
この日は新潟県のキャンプ場からの便りがあった。
10時頃になって雨が止み、外に出た。
N氏は焚き火を再開。今回はすべてN氏に任せ、はむおじさんはガスバーナー以外一切火を扱わなかった。
そうそう、この写真。
この笠置キャンプ場はゴミが捨てられる。大きなゴミ集積所の他に、このような分別用のゴミ箱が設置されている。
それなのに、これは何だ。
確かに粗大ゴミ系を捨てる場所はなかったかも知れない。ないからゴミ箱の横に置いたのかも知れない。
でも、それなら捨ててはいけないんだ。
捨てる場所がないなら、持って帰るんだ。
たとえ汚れた金網でも、たとえ壊れたチェアでも。
金網は捨てられる率が非常に高い。
買ってもたいした値段じゃないし、ベトベトの油がついたのを洗うのも面倒だし、金網は使い捨てるものになったようだ。
同じ意味で、BBQコンロもよく捨てられている。
先にも述べた朽木の河原キャンプ場の値上げは、こういったことが原因のようだ。
N氏は値上げされてからの朽木に行ったらしいが、ゴミ捨て場に防犯カメラまで設置されているそうだ。
ブーム、いらんな。
テレビでも無責任に楽しいところだけ取り上げんといてほしい。
ワイドショーではたまにBBQのゴミ問題を扱うこともあるけど。
ただし、キャンプ場への迷惑と言うより近所迷惑という文脈で語られることが多いように思う。
そうそう、なぜ焚き火の話からこの話になったかというと、ゴミ捨て場から掘り出し物があったからだった。
夕方K氏がずるずると段ボール箱を引きずりながら、トイレから戻ってきた。
「ゴミ捨て場にこんなんあったぞ。」
見ると、材木。湿ってはいるが、十分薪になる。それも結構たくさん。
N氏は一部しか燃やさずに置いて帰ったので、はむおじさんがちゃっかり頂いた。
ついでにN氏は火ばさみも忘れて帰ったようなので、預かっている。
酔いもいい感じでまわり、焚き火も下火。
周辺のテントはすっかり静まりかえっている。
寝ましょうかね。
N氏と私は自分のテントへ。
K氏は大きなスクリーンタープ(全閉じ)の中にインナーテントを入れるカンガルータイプ。
それではおやすみなさい。明日の朝は晴れるはず。
zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz
第2日目 2019.5.7
おはようございます。
予定通りのいい天気。
早起きはいつもN氏。
普段は早朝から薪割りを始め、火遊びに興じる。
今日はまったりとコーヒーを飲んでいる。
次がはむおじさん。例によって、できることからちょこちょこと片付け。
K氏は歳のわりには結構遅くまで寝ている。Mad氏がいたらもっと遅いけど。
起きた時点ではテントもタープもぐっしょり濡れていたが、この天気だ。どんどん乾いていく。
朝食はまちまち。
N氏はロールパンをトーストし、卵を茹でている。
K氏は、ランチパック(たまご)をはむおじさんのホットサンドメーカーに挟んで温めて食べている。
はむおじさんは、昨夜作らなかった一品を。
さばのトマト煮込み。
昨夜の「チリポークなんちゃら」とビジュアルもトマト味もかぶるので、延期したのだった。
カットしたフランスパンにつけて食べた。
さばのトマト煮込みと書いたが、要するにトマト缶(カット)を鍋で温めたものにサバ缶(水煮)を汁ごと入れて煮ただけ。
コンソメで味付けし、後は塩・こしょうを少々。
簡単でうまい。
しかし、天気がいいってうれしいな。
この日はもう10連休明けの日。多くの人々が仕事に戻っていった日だ。
そのわりにはまあまあ泊まり客はいたんだな。
早朝からやって来た夫婦やカップルもいるぞ。
急ぐ理由もないので、のんびりダラダラ。
キャンプ旅では考えられない、こののんびりした時間。
夜の焚き火がキャンプの醍醐味だとは思うが、この朝の清々しい空気もキャンプでなければなかなか味わえない。
温泉好きのN氏は、近くの「天然わかさぎ温泉 笠置いこいの湯」に寄ると言って一足先に帰っていった。
火ばさみ忘れて。
笠置大橋(入り口があるほう)を望む。
わかる人にはわかるだろうが、わりと奥の方だ。
振り返って反対側を見る。ガラガラ。
青空がきれいだ。
冬場のキャンプと違って、そろそろ虫とご一緒する季節である。
K氏は意外と繊細で、その虫嫌いは我々の間では有名になっている。
虫が出るんじゃない、虫が棲んでいるところに我々が出没してるのだ、とはわかっていても、イヤなものはイヤなようだ。
ところで今回はまだ虫には苦労しなかったが、鳥がたくさんいることに気づいた。別に鳥に苦労もしていないが。
これ、何の鳥?
たくさんいて、全く人を警戒せずにすぐ近くまでやってくる。
はむおじさんはもうチェアのみ。他はK氏のもの。
世話になったスクリーンタープの片付けまで手伝ったので、後は任せよう。
お先に失礼~。
後は帰るだけ。昼飯も風呂も自宅で。
二日間の全走行距離、55.3km。
おもしろい話がもっとあったと思うけど、飲んでたせいか思い出せんな。
ま、こんなところに書けないことのほうがおもしろいに決まってるけど。
これで令和時代のキャンプが幕を開けた。
1年365連休のはむおじさんにとっては、10連休だからどうだということもないのだが。
とは言え、働いている家族が家にいたり旅行に行ったりするので、明らかに非日常的な日々であることは間違いない。
おじさんも調子に乗って、それなりに非日常を楽しんだ。
はむおじさんのゴールデンウィーク日記! こんなもん、誰が興味持つねん?
4月27日(土) 普通の土曜日。ジムに行く。これが平成最後のジムになった。ひたすら兵庫旅のブログを書いていた。
4月28日(日) 普通の日曜日。ひたすら兵庫旅のブログを書いていた。
4月29日(月) ヨメさんと富山に旅行に行った。
砺波のチューリップフェア。
チューリップはとてもきれいだったが、チューリップと同じぐらいの数の人を見た。
この写真が見出しの写真になるんやなぁ。おっさんキャンプと何の関係もないなぁ。
まさかチューリップの写真に釣られて見に来てくれる人もいないだろうけど、もしいたらごめんなさい。
4月30日(火) 富山旅行2日目。
五箇山の相倉合掌造り集落。
残雪、桜、新緑のトリプルコラボ。もちろん主役は合掌造りの家。
この夫婦旅行も番外編としてブログに特集する手もあったのだが、やめておこう。
探せば全国におそらく5人はいると思われる、はむおじさんの女性ファンが悲しむといけない。
5月1日(水) 世の中は令和になったと大騒ぎだったようだが、きわめて何もない普通の日であった。令和最初のジムに行こうかと思ったが、疲れていたことを口実にサボった。
5月2日(木) 令和2日目も特に何もなし。元号が変わったと言っても生活に変化はないな。仕事で書類などを作っていると実感することもあるのかも知れんが。
5月3日(金) 甲子園に阪神vsDeNA戦を見に行った。
阪神が延長10回裏、大山の二塁打でサヨナラ。
この日はゲゲゲの鬼太郎デー。いつも一緒に行く相方のU氏は鬼太郎に夫婦でハマってるという。境港への旅行を勧めておいた。それにしても、猫娘の成長ぶりには目を見はる。
5月4日(土) この日が令和最初のジム。夕方からは森恵のライブへ。森恵、知らない?6年前にYouTubeで見つけて以来応援しているのだが、すごいよ。歌もギターも。ライブも4回目。もっと世間に認められてもいいシンガーだと思うが。
5月5日(日) 父の命日なので、母に会いに行く。元気そうでよかった。
ここまでは本編とは何も関係ない。特に伏線になることもない。
第1日目 2019.5.6
10連休の最終日である。
おっさんキャンプのメンバーは元々7名。なかなか揃うことはなく、ここのところは回数も減りがち。
5人集まったのが去年の5月、4人集まったのが去年の9月が最後。
このブログにもよく登場するMad氏と誰かが二人でキャンプに行くというパターンは、時折見られる。
今回は、そのMad氏抜きのちょっと珍しい3人パターン。
〈登場人物〉
K氏・・・・今回の言い出しっぺ。これまではどちらかと言えばバイクキャンプが多く、ライダーのイメージだった。大きなバイクを処分し、ジムニーに乗り換えたのは、今後はクルマキャンプで行くぞという気持ちの表れらしい。酒が過ぎると足下が危うく、過去のキャンプでもケガをしたことがある。
N氏・・・ライダーでもあるが、キャンプはクルマである。おそらく彼の好きなことが焚き火で、鉄板を操る料理を得意とすることが理由であろう。ソロキャンプデビューはつい最近。しかし一人旅の経験は、はむおじさんなど足下にも及ばず、若いころから現在に至るまであちらこちらを旅している。車中泊をしながらのクルマ旅も多いが、青春18きっぷを使っての列車ひとり旅も多い。旅先ではパチンコに興じ、宿泊費や帰りの交通費を浮かすこともしばしば。ソロキャンプをしなかったのは、寂しがり屋であるがゆえ。
はむおじさん・・・上記の二人からすると、かなり年の離れた若造。中一と小一ぐらい離れている。同世代とはちょっと呼べないな、と自分では思っている。
【京都府】
笠置キャンプ場
よく出てくる。12月の京都編でも来たし、若者キャンプではしょっちゅう利用している。
こことよく比較される、滋賀県朽木村の河原のキャンプ場(桑野橋河川公園)にもよく行った。
どちらも広い河原のフリーサイトでクルマ横付けOK、しかも直火ができ、ゴミも捨てられる。
近くにスーパーはないが、比較的近くに温泉がある(笠置は徒歩圏内)。
夏は川遊びもできる。トイレは朽木がちょっと上、炊事場は笠置が上。
料金はどちらも一人一日500円、一泊すると1000円。
よく似てる。私の家からは笠置が40分、朽木が1時間半といったところ。
ところが!
決定的な違いができてしまった。
朽木のほうが値上げしたのだ。一人一日1000円、一泊すると2000円。
何と突然2倍!
しかも、一泊600円から1000円に値上げしたのがわずか3年前。
中学生以下は無料(笠置は半額)なので、子どもの多いファミリーにはさほどのダメージはないかも知れない。
と言っても夫婦二人で4000円かかるんやから、それなら高規格キャンプ場に行くほうがいいかもね。
すぐ近くの朽木オートキャンプ場の電源なしサイトが4000円ですわ。
高規格など眼中にないソロキャンパーにはダメージ大きいぞ。
2000円かぁ。ふもとっぱらと一緒やん。
一緒やったらふもとっぱらに行って富士山見るわ、と簡単に言える距離ではないが、それなら笠置やなぁ。
たいした違いがないんやから、朽木に行く理由がなくなってしもた。
いつかこのブログでも紹介しようと思っていたが、その機会は訪れないかも。
残念。
でも、それもおそらくマナーの悪い客が増えたせいやろな。家庭ゴミを平気で捨てていく輩も多いらしいし。
で、笠置。
ガラガラ。さすがGW最終日。
それでも3時ぐらいに到着したときは、思ったよりたくさんいるんやなぁって感じだった。
前日からの宿泊組が帰り、デイキャンプを楽しんだ人たちも引き上げるとさすがの笠置もこんな感じか。
着いて料金を払うとき、受付のおばちゃんに、
はむおじさん「今日も結構多いですか?」
おばちゃん「いや、今日は全然ましですよ。」
は「連休中はすごかったですねぇ。儲かったでしょ。」
お「そんなん、私らには入らへんもん。ぷん。」
「ぷん。」は言うてないけど、おばちゃん、ちょっとかわいらしかった。
実はこの前日、母の家に行くときにここが見える国道163号線を通ったのだ。
そりゃ、すごかったよぉ。
地面見えへんぐらいテントがひしめき合ってた。
自分とこのテントがわからなくて迷子が続出したとかしてないとか。
張り綱とかに引っかかりまくって転けまくってたとかまくってないとか。
撤収するとき間違えて隣のタープのペグを引っこ抜いて大騒ぎになってたとかなってないとか。
はむおじさんがここをよく通るのは、GWと盆と大晦日だが、いずれもすごい人混み。
何でもない土日でも結構すごい。
この前日は子どもの日だったこともあり、町中の空気がすべて焼肉になっていたことだろう。
今日は雨が降る。わかっている。
そんな日に来なくても、という意見もあろう。まったくその通りだ。
でも、来てしまったのだから仕方ない。
要するに屋根があればいいじゃないか。
一つ目の屋根は、はむおじさんのタトンカタープ。
ポリコットン製なので、タープの下で焚き火もできる。少々の火の粉で穴が空くことはない。
右に写っているのは、K氏。
横顔だからいいだろう。Facebookでは普通に顔出ししている人なので気にしないでおこう。
もっともFacebookの写真の大半は飲み会のものだけど。
二つ目の屋根は、K氏のでっかいスクリーンタープ。
クルマキャンプになり、ストーブを購入。そのストーブを活用するためにわざわざ買ったという新しいタープ。
寒さも防げるだろうが、この日は雨よけとして圧倒的な威力を発揮した。
雨になる前は風が思いの外強く、少々苦労したが、何とか設営終了。
このおっさんキャンプ、シェフのH氏がいないときは、いわゆる持ち寄り方式。
何の打ち合わせもなく、勝手に自分の食べたいもの、作りたいものを用意して、おすそ分けしながら適当に食べる。
飲むものも基本的には各自持参。
クリームチーズの醤油漬け。
家で仕込んで3時間ぐらい漬け込んでから食べてみた。
う~ん。クリームチーズを醤油につけたような味やなぁ。一応みりんも入ってるけどなぁ。めんつゆが余計だったか。
まあ、酒のあてにはなるけどな。
K氏が作った、お得意の「チリポークビーンズ」。
チリペッパーも効いていて、おいしかった。
ただし。
「チリ」と「ポーク」は確認できたが、「ビーンズ」が見当たらない。
どうやら「大豆」はK氏宅の冷蔵庫に鎮座したままらしい。
「チリポークビーンズ」違いますやん。玉ねぎが入ってるので、「チリポークオニオン」ですやん。
ま、おいしかったからいいことにしよう。
N氏が参加するキャンプでは鉄板の「鉄板焼きそば」。
キャンプで食べる焼きそばが、まずかろうはずがない。
結構しっかり食べさせてもらったぞ。
手前の焚き火にアルミで包まれた焼き芋が見える。
焼きそばで腹が膨れたので後でいただこうと思っていたが、チャンスを逃した。
ローソンホルモン鍋に野菜を入れたやつ。
はむおじさんはソロキャンプでときどき食べる。
しかし、予期せぬアクシデントが。
写真でも確認できるだろうが、上側に汁がこぼれている。
最初は野菜を入れすぎて汁が溢れたのだと思っていた。
しかし、汁が減ってきてもまだこぼれる。
あら、漏れとるやないの。
アルミ鍋の中央部分に直径1mmほどの穴が空いている。
えーっ!
こんなこと今までなかったぞ。
確かにアルミ鍋に入った鍋焼きうどんなどのアルミ鍋には「再利用禁止」とか「空炊き禁止」とか書いてあるのは知っている。
洗えば何かに使えるんじゃないかと思って、二枚ぐらいはキャンプにも持っていっている。
やっぱり火で炙っているうちに穴が空くこともあるのかな。
でも今回は再利用でもないし空炊きでもない。特別強火で炙ったわけでもない。
不良品だったのかな。
まあ汁がこぼれた程度で、普通に食べられたからええけど。
いや、ええことはない。愛用のイワタニジュニアガスバーナーに汁が焦げ付いてかなり汚れたのだった。ちぇっ。
K氏が自作の「チリポーク何とか」を撮った写真だが、アルミ鍋から汁がこぼれてちょっと焦っているはむおじさんの様子が激写されている。
他にも、小さい豚まんをホットサンドメーカーで挟んで焼いたらおいしかったが、写真を忘れたようだ。
ビールやら、熱燗やら、焼酎やら、いろいろ飲んでたなぁ。
何を食べてたのか、あんまり覚えてないなぁ。
あ、厚揚げ焼いてたのは覚えてる。
とにかく、写真がない。ソロの時と違って、そのへんは適当になってしまうなぁ。
そのわりに、どうでもいいものを写してしまった。
K氏愛用のティッシュ入れとトイレットペーパー入れ。ニトリ。
ふにゃふにゃしてるから、それほど丸太には見えへんけどなぁ。あ、言わんとこ思たのに言うてしもた!
実は最初はオープンタープにいたが、程なくして雨が降り出し、結局かなりの時間をK氏のスクリーンタープで過ごした。
完全にクローズすると、そこはもう室内。
雨の日はこういうのもいいなぁ。
雨は断続的に強く降ったり小降りになったり。
話題もいろいろ。プライベートなこともいろいろあるから、ここには記さない。
でも、Mad氏のことは何かと話題になってたなぁ。
Mad氏についてどんな話をしていたのか。
このブログはおそらくMad氏も読むであろうから、教えな~い
ちなみにMad氏は現在東北ソロツアーに出ているようだ。
この日は新潟県のキャンプ場からの便りがあった。
10時頃になって雨が止み、外に出た。
N氏は焚き火を再開。今回はすべてN氏に任せ、はむおじさんはガスバーナー以外一切火を扱わなかった。
そうそう、この写真。
この笠置キャンプ場はゴミが捨てられる。大きなゴミ集積所の他に、このような分別用のゴミ箱が設置されている。
それなのに、これは何だ。
確かに粗大ゴミ系を捨てる場所はなかったかも知れない。ないからゴミ箱の横に置いたのかも知れない。
でも、それなら捨ててはいけないんだ。
捨てる場所がないなら、持って帰るんだ。
たとえ汚れた金網でも、たとえ壊れたチェアでも。
金網は捨てられる率が非常に高い。
買ってもたいした値段じゃないし、ベトベトの油がついたのを洗うのも面倒だし、金網は使い捨てるものになったようだ。
同じ意味で、BBQコンロもよく捨てられている。
先にも述べた朽木の河原キャンプ場の値上げは、こういったことが原因のようだ。
N氏は値上げされてからの朽木に行ったらしいが、ゴミ捨て場に防犯カメラまで設置されているそうだ。
ブーム、いらんな。
テレビでも無責任に楽しいところだけ取り上げんといてほしい。
ワイドショーではたまにBBQのゴミ問題を扱うこともあるけど。
ただし、キャンプ場への迷惑と言うより近所迷惑という文脈で語られることが多いように思う。
そうそう、なぜ焚き火の話からこの話になったかというと、ゴミ捨て場から掘り出し物があったからだった。
夕方K氏がずるずると段ボール箱を引きずりながら、トイレから戻ってきた。
「ゴミ捨て場にこんなんあったぞ。」
見ると、材木。湿ってはいるが、十分薪になる。それも結構たくさん。
N氏は一部しか燃やさずに置いて帰ったので、はむおじさんがちゃっかり頂いた。
ついでにN氏は火ばさみも忘れて帰ったようなので、預かっている。
酔いもいい感じでまわり、焚き火も下火。
周辺のテントはすっかり静まりかえっている。
寝ましょうかね。
N氏と私は自分のテントへ。
K氏は大きなスクリーンタープ(全閉じ)の中にインナーテントを入れるカンガルータイプ。
それではおやすみなさい。明日の朝は晴れるはず。
zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz
第2日目 2019.5.7
おはようございます。
予定通りのいい天気。
早起きはいつもN氏。
普段は早朝から薪割りを始め、火遊びに興じる。
今日はまったりとコーヒーを飲んでいる。
次がはむおじさん。例によって、できることからちょこちょこと片付け。
K氏は
起きた時点ではテントもタープもぐっしょり濡れていたが、この天気だ。どんどん乾いていく。
朝食はまちまち。
N氏はロールパンをトーストし、卵を茹でている。
K氏は、ランチパック(たまご)をはむおじさんのホットサンドメーカーに挟んで温めて食べている。
はむおじさんは、昨夜作らなかった一品を。
さばのトマト煮込み。
昨夜の「チリポークなんちゃら」とビジュアルもトマト味もかぶるので、延期したのだった。
カットしたフランスパンにつけて食べた。
さばのトマト煮込みと書いたが、要するにトマト缶(カット)を鍋で温めたものにサバ缶(水煮)を汁ごと入れて煮ただけ。
コンソメで味付けし、後は塩・こしょうを少々。
簡単でうまい。
しかし、天気がいいってうれしいな。
この日はもう10連休明けの日。多くの人々が仕事に戻っていった日だ。
そのわりにはまあまあ泊まり客はいたんだな。
早朝からやって来た夫婦やカップルもいるぞ。
急ぐ理由もないので、のんびりダラダラ。
キャンプ旅では考えられない、こののんびりした時間。
夜の焚き火がキャンプの醍醐味だとは思うが、この朝の清々しい空気もキャンプでなければなかなか味わえない。
温泉好きのN氏は、近くの「天然わかさぎ温泉 笠置いこいの湯」に寄ると言って一足先に帰っていった。
火ばさみ忘れて。
笠置大橋(入り口があるほう)を望む。
わかる人にはわかるだろうが、わりと奥の方だ。
振り返って反対側を見る。ガラガラ。
青空がきれいだ。
冬場のキャンプと違って、そろそろ虫とご一緒する季節である。
K氏は意外と繊細で、その虫嫌いは我々の間では有名になっている。
虫が出るんじゃない、虫が棲んでいるところに我々が出没してるのだ、とはわかっていても、イヤなものはイヤなようだ。
ところで今回はまだ虫には苦労しなかったが、鳥がたくさんいることに気づいた。別に鳥に苦労もしていないが。
これ、何の鳥?
たくさんいて、全く人を警戒せずにすぐ近くまでやってくる。
はむおじさんはもうチェアのみ。他はK氏のもの。
世話になったスクリーンタープの片付けまで手伝ったので、後は任せよう。
お先に失礼~。
後は帰るだけ。昼飯も風呂も自宅で。
二日間の全走行距離、55.3km。
おもしろい話がもっとあったと思うけど、飲んでたせいか思い出せんな。
ま、こんなところに書けないことのほうがおもしろいに決まってるけど。
これで令和時代のキャンプが幕を開けた。
嵐の翌日におっさん仲間のお花見開催!~チーズケーキはうまくいったのか・・・・?!
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真夏のおっさん避暑キャンプ~熱中症よりも飲み過ぎ食べ過ぎ警戒アラート発表中!
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この記事へのコメント
昨日、書くの忘れてましたけど、合掌造りの写真、いいですね。
madHさん、いや、Mad氏、ありがとうございます。
あまり写真を褒められたことがないのでありがたいです。空の色がないのが少し残念ですが。
あまり写真を褒められたことがないのでありがたいです。空の色がないのが少し残念ですが。