平成最後の兵庫キャンプ旅②~但馬地方を一気に北上、狙いは城と牛と温泉だ。
第2日目 2019.4.24
兵庫県は南は瀬戸内海(播磨灘)、北は日本海という二つの海に面している。
もちろん海はつながっているのだが、認識としては別々の海と考えられる。
北海道は別格として、青森県や山口県のような端っこの県以外ではこんな県は見当たらない。
端っこの県でも海沿いを走れば別の名前の海に行ける。
兵庫県はそうはいかない。もう一つの海に行くには、内陸部を通るしかないのだ。
それならば、二つの海を見てみようじゃないか。
播磨灘から北上して、日本海を目指す。
出発してからしばらくは、ガソリン補充だけにしか関心がなかった。
普段はエッソ・ゼネラル・モービル系のカードを使っており、それらがENEOSに吸収(?)されたのでENEOSも使う。
なぜかこの辺り、出光が多いな。次がJA系。
しかし、ガソリンの値段って何でこんなに違うんだ。
近くの店でも1リットル10円も違う。
高いところと安いところで15~20円近くも違ったりする。
結局、高めのENEOSで入れる羽目になってしまった。
雨はほぼ降り続いている。強くもないが、一応ワイパーは必要かというぐらいの時が多い。
ときどき止んで喜ぶが、それはぬか喜びとなり、また降ってくる、という繰り返し。
使い途のないぬかをもっているからかな。関係ないな。
ただ、最初の目的地に着くころにはうまいこと止んでくれていた。
雲海に浮かび上がる、天空の城・竹田城。
もちろん、これは看板の写真。
この季節、この時間帯ではこんな景色はもちろん望めない。
でも、雨のせいであちこちの山がもやもやしてたので、ちょっとぐらいその雰囲気を味わえないだろうか。
ここは国道312号線から少し入って、急な山道を登ったところ。立雲峡という。
無料駐車場だと聞いていたが、一応協力金を求められているので、ちゃんと200円入れた。
駐車場から5分ほど登ると、第3展望台。
観桜の森と書いてある。もう咲いていないが、ちょっとだけ残ってた。
第3展望台から。ちょっと遠くてわかりにくい。
少し寄った。結構クリアだ。全然もやもやしていない。
よく見る写真ぐらいの距離かな。
こうなるとちょっと寄りすぎ。
私のコンデジでは、これが限界。あれ?誰かいる?
竹田城の写真や映像はもっと見下ろしている感じ。見下(くだ)すんじゃないよ。
実はこの先に第2展望台と第1展望台がある。
第2もここから15分ぐらい登るらしいが、ネットで見た写真では第3からの角度とそんなに変わらないように見えた。
第1まで登るとかなり見下ろす角度になるらしいが、かなり気合い入れて登らないといけない。
ちょっと時間がね。
雨が降ってきても困るしね。
気合い入ってないね。
第3展望台でちょっとはぁはぁ言ってるしね。
というわけでここまで。
ちなみにシーズンの早朝は駐車場がすぐ埋まり、麓から徒歩で昇ってくる人もいるそうな。
すごい気合いだ。
それでも確実に見られるかどうかはわからないというからね。
よかったら、挑戦してください。
立雲峡の案内図。
ここまではきれいな新しい道。
ただし、道はかなりの急坂。
12%って結構急でしょ。
例によって、竹田城には行っていない。
寄るぐらいの時間はあるが、お金を払って見学するからにはしっかり見たいからなぁ。
そうなると後の時間がやっぱり心配。
さて、もう12時半を回っているぞ。今日はちゃんと昼食を食べたい。
道の駅「但馬楽座」。
牛炙りとろ卵丼。1080円。
さすがに但馬牛のステーキには手が出なかったが、これでも十分。
この丼、めちゃくちゃうまい。
但馬牛は松阪牛や神戸牛、近江牛などの素牛(もとうし)だそうな。
ブランド肉のルーツだぜ。
ちなみに、但馬牛(たじまうし)は牛で、但馬牛(たじまぎゅう)は肉なんだって。
途中の道の駅で少し買い物をしたから、今日はもうスーパーに寄る必要はなさそう。
酒とビールを少し足すぐらいならコンビニでもいいしな。
まだ風呂に入っていない。
目指す先にはちゃんと温泉が待っている。
城崎温泉。
この川沿いの柳がいいね。城崎温泉のトレードマークだね。
木屋町駐車場に車を停めて、すぐ近くの「一の湯」に向かった。
すると、店の人がありがたいことを言う。
「昨日と今日、温泉まつりでこの3ヶ所が無料なんですけどいかがですか。」
「一の湯」は入っていなかったが、「地蔵湯」「柳湯」「まんだら湯」が無料という。
ただし、その時間帯は「地蔵湯」しかやってなかったので、少し歩いて「地蔵湯」へ。
電話してるおっちゃん、どいてくれへんから写してしもた。
無料なら混んでるかなと思ったが、全然そんなことはなかった。
ちょっと熱めのお湯がいい。
でも長くは浸かっていられない。
せっかくなので「柳湯」にも行ってみた。
「一の湯」から「地蔵湯」に来る途中にあったからな。
小さいけれど、ここも空いてる。
駐車場が1時間以内無料なので、ここまでにしよう。
しかし、温泉二つ入って駐車場もただで、非常に得した気分。
温泉まつり、バンザイ。
ちなみに「地蔵湯」も「柳湯」も600円。外湯めぐり入り放題券も1200円。
どっちにしても、1200円得したことになる。
ちょっと雨が降ってきている。
柳揺れるの川沿いを、浴衣のカップルが番傘をさして歩いている。
なかなか絵になるじゃねえか。
キャンプ場はもうすぐ。車で10分もかからない。
着いた。
本日の走行距離、154.1km。
気比の浜キャンプ場
広い。想像以上に広い。広くてどこにテントを張ったらよいかわからない。
どこでも張れそう。フラットな場所が多い。
東側のほうは区画サイトになっている。誰もいないから全区画独占できるけど。
結局、浜辺を諦めた。今日も風が強かったので避けることを考えた。
トイレ棟。
公衆便所として非常に機能しているようで、夕方、夜、翌朝とかなり多くのお客さん(?)が訪れていた。
立派な炊事棟。
誰かが滞在している様子。雨よけのためと言うより、住んでいるのかも知れない。
濡れたままのテント。乾かして帰れたらいいのに。
今日初めて見たお日さま。
まだ4時台。
昨日の鼻水はすっかり治まっている。ティッシュを買い足すのは必須だと思っていたが、結局買わずに済んだ。
雨も大丈夫そうだ。
それにしてもこのキャンプ場、いいなぁ。
この広さで無料。城崎温泉も近い。大きな店はなさそうだが、城崎温泉の辺りならコンビニもあるし、何とかなる。
どこでも車が横付けできるのが何と言ってもありがたい。
ゴミが捨てられないこと以外、マイナスポイントはないな。
いや、ゴミが捨てられないのは普通で、マイナスとは言えない。捨てられたらプラスポイントになるんだ。
強いて言えば、風向きによるのか、ときどき牛のにおいがしたぐらいか。
牛肉を焼くにおいと違うで。わかっとるわ。それやったらむしろプラスポイントやがな。
ま、牛ぐらい。許す。
宴会始めよう。
なつかしのナポリタン味フライ。
ナポリタンがなつかしいのか、ナポリタン味がなつかしいのか、ナポリタン味フライがなつかしいのかは知らんが、カネテツ。
カネテツは神戸市東灘区に本社を置く練り物メーカー。
♪てっちゃん、てっちゃん、かねてっちゃん、ちくわとかまぼこちょうだいな~ ヘーイヘーイ毎度~ありがとさん~♪
一定以上の年齢の方なら、この歌もご存じではなかろうか。
今日は炭を熾し、炙ってみた。サクサク。
中はナポリタン味。別になつかしいとは思わない。
地酒カリー。竹田城のパッケージが決め手。
見た目は普通のカレー。ちなみに食べても普通においしいカレーだった。
牛すじが思いの外たくさん入っていた。
ご飯を用意していなかったので、厚揚げを焼いてカレー厚揚げとして食べた。
ちょっと炭火の火力が強すぎて焦げた。
この厚揚げはケーエスフーズ。姫路に本社を置く会社。
厚揚げにカレーが合うかって?
逆に、カレーに合わないものって何? 逆に。
このおでんはスーパーによく売ってる袋入り一人用おでん。
兵庫県とは関係ない。
これに、生姜醤油をかけてみた。
生姜も高知産。兵庫県とは関係ないので写真もない。
おでん+生姜醤油=姫路おでん。
こういうことでいいのか。
スーパーには生姜醤油付きの姫路おでんなる商品も売っていたが、値段は3倍近くする。
正式な姫路おでんは知らないが、生姜醤油で食べるという点では当たらずとも遠からずでいいかな。
普段はからしを付けるが、生姜醤油もなかなかいける。
もう一袋あっても食べられたな。
丹波黒豆。
丹波は兵庫と京都にまたがる地方なので、京都の名産品でもある。
おせち料理に入っているような黒豆煮だが、思ったよりも甘くなく、酒のあてになった。
香住鶴。
香住はここよりは鳥取寄りの町。香住鶴はこの辺ではかなり有名なブランド。
昨日の酒が少し残っていたので小さいのにしたが、足りなかった。
ビールも500mlを1本買い足したが、足りなかった。
洋酒を入れたスキットルはいつも持っているが、まあこのへんでやめておこう。酒飲みやと思われたらいかん。
淡路の新玉ねぎ。
丸焼きにしようと思っていたが、忘れてた。
正確には思い出したのだが、もう焚き火が消えかけていたからやめた。
雨は断続的に降っていたが、それほど強くはならなかった。
風もいつの間にか止んでいた。
予定外は、雷。
これまでのキャンプで雷はそんなに経験がない。
屋外で過ごすときに雷がガンガン鳴るのはちょっとイヤなもんだね。
今回はほとんどの食材を食べて飲んだ。
持って帰ったのは、玉ねぎと赤穂の塩とぬかぐらい。
後、乾き物。
有馬芳香堂のうま焼ピーナッツ。
もちろんこれも兵庫県。
焚き火も楽しい。
今回は二日連続でタイガースが勝利。きわめて珍しい。
中継終了後のBGMは、兵庫県にちなむ歌手を探して、もんた&ブラザーズ、桑名正博、BOROなど。
BOROは伊丹市か。大阪で生まれた男と違うんか。
これ!という人が見つからんかった。
兵庫県は女優王国やけどな。
松下奈緒、戸田恵梨香、相武紗季、藤原紀香、有村架純、北川景子、上野樹里、芦田愛菜、檀れい、浅野ゆう子、鈴木杏樹、南果歩、石野真子、南野陽子などなど。
ま、それはともかく、寝ましょ。
おやすみなさい。
zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz
第3日目 2019.4.25
雨の音がする。
あ、おはようございます。
結局止んでないんだな。
外に出てみると、細かーい雨が降っている。
小ぬか雨というやつかな。
使い途のないぬかを持ってるしかな。関係ないな。また言うた。
仕方ないので、タープの下で朝食。
そっか、昨日コンビニでパンとかおにぎりとか買ってないな。
残ってるのは、これしかない。
朝食はサラダだけ。
女子か。
ほとんど使ったことのない木のフォークで。
女子か。
ごちそうさま。
こんな朝食、1分もかからんな。
あとはコーヒーを淹れて飲んだ。
これでいいのだ。作戦があるから。
しばらく止んでる時間があり、適当に風もあるので、乾いてきた感じだ。
あと30分止んでいてくれたら、乾くかも知れない。
少し日も差してきた。
と思ったら、また降ってきた。
しかも小ぬか雨ではなく、普通の雨だ。あらら。もう無理。
小降りになるのを待って、一気に撤収。
またまたビニール袋の出番。
9時半を回って、出発。
このキャンプ場、天気のいい日にまた来たいな。
帰る前に一ヶ所だけ寄りたいところがある。
車で40分の距離に出石という町がある。
帰り道なので、寄り道にもならない。
出石そばの店。「天通」。
ホントにそば屋さんだらけだね。これだけあって、共存共栄できてるんだな。
選んだ理由は、木曜日が休みじゃなくて、10時には営業が始まっていて、帰り道からあまり離れず、評判の良い店という点。
出石と言えば、皿そば。
ほとんどの店が同じシステムのようだが、一人分が5皿。それに1皿単位で追加できるという形。
この店は870円が基本で、1皿130円。まあリーズナブルなほうだと思う。
薬味も玉子と山芋が付く。ねぎとわさび以外は金を取る店もあるから、これもOK。
最初から5皿追加で10皿注文。
最初はわさびとネギだけで食べ、6皿目から味変。山芋を入れると一気に飲み物みたいになった。
玉子を入れるとさらに飲み物。
あと5皿は楽勝だが、やめておいた。2000円超えるしなぁ。
でも朝昼兼用だと思えば、それぐらいよかったかも。
しばらく豊岡市を走っていたが、いつのまにか京都府へ。
後は国道9号線を走るだけだな。
兵庫県、面白かった。
東の方の個性的な市をすっ飛ばし、神戸も明石も寄らなかったけど、何となく充実してた。
本日の走行距離、163.1km。
3日間の全走行距離、505.1km。
さあ、近畿はあと大阪府だけ。
どなたか、いいところ教えてくれませんか。高規格と手続きが面倒な所はダメだよ。
さあ、次こそ関東遠征か? それとも新潟?
兵庫県は南は瀬戸内海(播磨灘)、北は日本海という二つの海に面している。
もちろん海はつながっているのだが、認識としては別々の海と考えられる。
北海道は別格として、青森県や山口県のような端っこの県以外ではこんな県は見当たらない。
端っこの県でも海沿いを走れば別の名前の海に行ける。
兵庫県はそうはいかない。もう一つの海に行くには、内陸部を通るしかないのだ。
それならば、二つの海を見てみようじゃないか。
播磨灘から北上して、日本海を目指す。
出発してからしばらくは、ガソリン補充だけにしか関心がなかった。
普段はエッソ・ゼネラル・モービル系のカードを使っており、それらがENEOSに吸収(?)されたのでENEOSも使う。
なぜかこの辺り、出光が多いな。次がJA系。
しかし、ガソリンの値段って何でこんなに違うんだ。
近くの店でも1リットル10円も違う。
高いところと安いところで15~20円近くも違ったりする。
結局、高めのENEOSで入れる羽目になってしまった。
雨はほぼ降り続いている。強くもないが、一応ワイパーは必要かというぐらいの時が多い。
ときどき止んで喜ぶが、それはぬか喜びとなり、また降ってくる、という繰り返し。
使い途のないぬかをもっているからかな。関係ないな。
ただ、最初の目的地に着くころにはうまいこと止んでくれていた。
雲海に浮かび上がる、天空の城・竹田城。
もちろん、これは看板の写真。
この季節、この時間帯ではこんな景色はもちろん望めない。
でも、雨のせいであちこちの山がもやもやしてたので、ちょっとぐらいその雰囲気を味わえないだろうか。
ここは国道312号線から少し入って、急な山道を登ったところ。立雲峡という。
無料駐車場だと聞いていたが、一応協力金を求められているので、ちゃんと200円入れた。
駐車場から5分ほど登ると、第3展望台。
観桜の森と書いてある。もう咲いていないが、ちょっとだけ残ってた。
第3展望台から。ちょっと遠くてわかりにくい。
少し寄った。結構クリアだ。全然もやもやしていない。
よく見る写真ぐらいの距離かな。
こうなるとちょっと寄りすぎ。
私のコンデジでは、これが限界。あれ?誰かいる?
竹田城の写真や映像はもっと見下ろしている感じ。見下(くだ)すんじゃないよ。
実はこの先に第2展望台と第1展望台がある。
第2もここから15分ぐらい登るらしいが、ネットで見た写真では第3からの角度とそんなに変わらないように見えた。
第1まで登るとかなり見下ろす角度になるらしいが、かなり気合い入れて登らないといけない。
ちょっと時間がね。
雨が降ってきても困るしね。
気合い入ってないね。
第3展望台でちょっとはぁはぁ言ってるしね。
というわけでここまで。
ちなみにシーズンの早朝は駐車場がすぐ埋まり、麓から徒歩で昇ってくる人もいるそうな。
すごい気合いだ。
それでも確実に見られるかどうかはわからないというからね。
よかったら、挑戦してください。
立雲峡の案内図。
ここまではきれいな新しい道。
ただし、道はかなりの急坂。
12%って結構急でしょ。
例によって、竹田城には行っていない。
寄るぐらいの時間はあるが、お金を払って見学するからにはしっかり見たいからなぁ。
そうなると後の時間がやっぱり心配。
さて、もう12時半を回っているぞ。今日はちゃんと昼食を食べたい。
道の駅「但馬楽座」。
牛炙りとろ卵丼。1080円。
さすがに但馬牛のステーキには手が出なかったが、これでも十分。
この丼、めちゃくちゃうまい。
但馬牛は松阪牛や神戸牛、近江牛などの素牛(もとうし)だそうな。
ブランド肉のルーツだぜ。
ちなみに、但馬牛(たじまうし)は牛で、但馬牛(たじまぎゅう)は肉なんだって。
途中の道の駅で少し買い物をしたから、今日はもうスーパーに寄る必要はなさそう。
酒とビールを少し足すぐらいならコンビニでもいいしな。
まだ風呂に入っていない。
目指す先にはちゃんと温泉が待っている。
城崎温泉。
この川沿いの柳がいいね。城崎温泉のトレードマークだね。
木屋町駐車場に車を停めて、すぐ近くの「一の湯」に向かった。
すると、店の人がありがたいことを言う。
「昨日と今日、温泉まつりでこの3ヶ所が無料なんですけどいかがですか。」
「一の湯」は入っていなかったが、「地蔵湯」「柳湯」「まんだら湯」が無料という。
ただし、その時間帯は「地蔵湯」しかやってなかったので、少し歩いて「地蔵湯」へ。
電話してるおっちゃん、どいてくれへんから写してしもた。
無料なら混んでるかなと思ったが、全然そんなことはなかった。
ちょっと熱めのお湯がいい。
でも長くは浸かっていられない。
せっかくなので「柳湯」にも行ってみた。
「一の湯」から「地蔵湯」に来る途中にあったからな。
小さいけれど、ここも空いてる。
駐車場が1時間以内無料なので、ここまでにしよう。
しかし、温泉二つ入って駐車場もただで、非常に得した気分。
温泉まつり、バンザイ。
ちなみに「地蔵湯」も「柳湯」も600円。外湯めぐり入り放題券も1200円。
どっちにしても、1200円得したことになる。
ちょっと雨が降ってきている。
柳揺れるの川沿いを、浴衣のカップルが番傘をさして歩いている。
なかなか絵になるじゃねえか。
キャンプ場はもうすぐ。車で10分もかからない。
着いた。
本日の走行距離、154.1km。
気比の浜キャンプ場
広い。想像以上に広い。広くてどこにテントを張ったらよいかわからない。
どこでも張れそう。フラットな場所が多い。
東側のほうは区画サイトになっている。誰もいないから全区画独占できるけど。
結局、浜辺を諦めた。今日も風が強かったので避けることを考えた。
トイレ棟。
公衆便所として非常に機能しているようで、夕方、夜、翌朝とかなり多くのお客さん(?)が訪れていた。
立派な炊事棟。
誰かが滞在している様子。雨よけのためと言うより、住んでいるのかも知れない。
濡れたままのテント。乾かして帰れたらいいのに。
今日初めて見たお日さま。
まだ4時台。
昨日の鼻水はすっかり治まっている。ティッシュを買い足すのは必須だと思っていたが、結局買わずに済んだ。
雨も大丈夫そうだ。
それにしてもこのキャンプ場、いいなぁ。
この広さで無料。城崎温泉も近い。大きな店はなさそうだが、城崎温泉の辺りならコンビニもあるし、何とかなる。
どこでも車が横付けできるのが何と言ってもありがたい。
ゴミが捨てられないこと以外、マイナスポイントはないな。
いや、ゴミが捨てられないのは普通で、マイナスとは言えない。捨てられたらプラスポイントになるんだ。
強いて言えば、風向きによるのか、ときどき牛のにおいがしたぐらいか。
牛肉を焼くにおいと違うで。わかっとるわ。それやったらむしろプラスポイントやがな。
ま、牛ぐらい。許す。
宴会始めよう。
なつかしのナポリタン味フライ。
ナポリタンがなつかしいのか、ナポリタン味がなつかしいのか、ナポリタン味フライがなつかしいのかは知らんが、カネテツ。
カネテツは神戸市東灘区に本社を置く練り物メーカー。
♪てっちゃん、てっちゃん、かねてっちゃん、ちくわとかまぼこちょうだいな~ ヘーイヘーイ毎度~ありがとさん~♪
一定以上の年齢の方なら、この歌もご存じではなかろうか。
今日は炭を熾し、炙ってみた。サクサク。
中はナポリタン味。別になつかしいとは思わない。
地酒カリー。竹田城のパッケージが決め手。
見た目は普通のカレー。ちなみに食べても普通においしいカレーだった。
牛すじが思いの外たくさん入っていた。
ご飯を用意していなかったので、厚揚げを焼いてカレー厚揚げとして食べた。
ちょっと炭火の火力が強すぎて焦げた。
この厚揚げはケーエスフーズ。姫路に本社を置く会社。
厚揚げにカレーが合うかって?
逆に、カレーに合わないものって何? 逆に。
このおでんはスーパーによく売ってる袋入り一人用おでん。
兵庫県とは関係ない。
これに、生姜醤油をかけてみた。
生姜も高知産。兵庫県とは関係ないので写真もない。
おでん+生姜醤油=姫路おでん。
こういうことでいいのか。
スーパーには生姜醤油付きの姫路おでんなる商品も売っていたが、値段は3倍近くする。
正式な姫路おでんは知らないが、生姜醤油で食べるという点では当たらずとも遠からずでいいかな。
普段はからしを付けるが、生姜醤油もなかなかいける。
もう一袋あっても食べられたな。
丹波黒豆。
丹波は兵庫と京都にまたがる地方なので、京都の名産品でもある。
おせち料理に入っているような黒豆煮だが、思ったよりも甘くなく、酒のあてになった。
香住鶴。
香住はここよりは鳥取寄りの町。香住鶴はこの辺ではかなり有名なブランド。
昨日の酒が少し残っていたので小さいのにしたが、足りなかった。
ビールも500mlを1本買い足したが、足りなかった。
洋酒を入れたスキットルはいつも持っているが、まあこのへんでやめておこう。酒飲みやと思われたらいかん。
淡路の新玉ねぎ。
丸焼きにしようと思っていたが、忘れてた。
正確には思い出したのだが、もう焚き火が消えかけていたからやめた。
雨は断続的に降っていたが、それほど強くはならなかった。
風もいつの間にか止んでいた。
予定外は、雷。
これまでのキャンプで雷はそんなに経験がない。
屋外で過ごすときに雷がガンガン鳴るのはちょっとイヤなもんだね。
今回はほとんどの食材を食べて飲んだ。
持って帰ったのは、玉ねぎと赤穂の塩とぬかぐらい。
後、乾き物。
有馬芳香堂のうま焼ピーナッツ。
もちろんこれも兵庫県。
焚き火も楽しい。
今回は二日連続でタイガースが勝利。きわめて珍しい。
中継終了後のBGMは、兵庫県にちなむ歌手を探して、もんた&ブラザーズ、桑名正博、BOROなど。
BOROは伊丹市か。大阪で生まれた男と違うんか。
これ!という人が見つからんかった。
兵庫県は女優王国やけどな。
松下奈緒、戸田恵梨香、相武紗季、藤原紀香、有村架純、北川景子、上野樹里、芦田愛菜、檀れい、浅野ゆう子、鈴木杏樹、南果歩、石野真子、南野陽子などなど。
ま、それはともかく、寝ましょ。
おやすみなさい。
zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz
第3日目 2019.4.25
雨の音がする。
あ、おはようございます。
結局止んでないんだな。
外に出てみると、細かーい雨が降っている。
小ぬか雨というやつかな。
使い途のないぬかを持ってるしかな。関係ないな。また言うた。
仕方ないので、タープの下で朝食。
そっか、昨日コンビニでパンとかおにぎりとか買ってないな。
残ってるのは、これしかない。
朝食はサラダだけ。
女子か。
ほとんど使ったことのない木のフォークで。
女子か。
ごちそうさま。
こんな朝食、1分もかからんな。
あとはコーヒーを淹れて飲んだ。
これでいいのだ。作戦があるから。
しばらく止んでる時間があり、適当に風もあるので、乾いてきた感じだ。
あと30分止んでいてくれたら、乾くかも知れない。
少し日も差してきた。
と思ったら、また降ってきた。
しかも小ぬか雨ではなく、普通の雨だ。あらら。もう無理。
小降りになるのを待って、一気に撤収。
またまたビニール袋の出番。
9時半を回って、出発。
このキャンプ場、天気のいい日にまた来たいな。
帰る前に一ヶ所だけ寄りたいところがある。
車で40分の距離に出石という町がある。
帰り道なので、寄り道にもならない。
出石そばの店。「天通」。
ホントにそば屋さんだらけだね。これだけあって、共存共栄できてるんだな。
選んだ理由は、木曜日が休みじゃなくて、10時には営業が始まっていて、帰り道からあまり離れず、評判の良い店という点。
出石と言えば、皿そば。
ほとんどの店が同じシステムのようだが、一人分が5皿。それに1皿単位で追加できるという形。
この店は870円が基本で、1皿130円。まあリーズナブルなほうだと思う。
薬味も玉子と山芋が付く。ねぎとわさび以外は金を取る店もあるから、これもOK。
最初から5皿追加で10皿注文。
最初はわさびとネギだけで食べ、6皿目から味変。山芋を入れると一気に飲み物みたいになった。
玉子を入れるとさらに飲み物。
あと5皿は楽勝だが、やめておいた。2000円超えるしなぁ。
でも朝昼兼用だと思えば、それぐらいよかったかも。
しばらく豊岡市を走っていたが、いつのまにか京都府へ。
後は国道9号線を走るだけだな。
兵庫県、面白かった。
東の方の個性的な市をすっ飛ばし、神戸も明石も寄らなかったけど、何となく充実してた。
本日の走行距離、163.1km。
3日間の全走行距離、505.1km。
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どなたか、いいところ教えてくれませんか。高規格と手続きが面倒な所はダメだよ。
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この記事へのコメント
やっぱり北近畿はいいですね。
まあ、半分負け惜しみですけど、テントの中で、ぱちぱちという雨音を聞きながらまったりと過ごすキャンプも好きですよ。私の場合は雨音聞きながら、ソロストーブの小さなたき火の火をながめ、明かりも消して過ごす時間も愛しています。ちょっと変態入ってますか?
まあ、五輪真弓の「雨」の歌詞も同じような景色を歌っているとは思うのですが。
ちなみに黒豆の丹波黒、うちの親父が、あの豆の多くは我がふるさとの丹後で作っている豆が使われているのだと言っておりました。
まあ、半分負け惜しみですけど、テントの中で、ぱちぱちという雨音を聞きながらまったりと過ごすキャンプも好きですよ。私の場合は雨音聞きながら、ソロストーブの小さなたき火の火をながめ、明かりも消して過ごす時間も愛しています。ちょっと変態入ってますか?
まあ、五輪真弓の「雨」の歌詞も同じような景色を歌っているとは思うのですが。
ちなみに黒豆の丹波黒、うちの親父が、あの豆の多くは我がふるさとの丹後で作っている豆が使われているのだと言っておりました。
ときどき登場してくれるMad氏、コメントありがとうございます。
設営と撤収のことを考えなければ、雨キャンプは私も嫌いではありません。雨の程度にもよりますけど。
丹波黒の豆が丹後産とは知りませんでした。勉強になります。
いつか、気比の浜でご一緒にキャンプいたしましょう。
設営と撤収のことを考えなければ、雨キャンプは私も嫌いではありません。雨の程度にもよりますけど。
丹波黒の豆が丹後産とは知りませんでした。勉強になります。
いつか、気比の浜でご一緒にキャンプいたしましょう。