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はむおじさん、全国制覇の旅に出る。

おじさんキャンパー、全国47都道府県でのソロキャンプの夢を達成できるのか?!
※沖縄県だけを残して迎えた2020年。コロナ禍に見舞われ、旅は中断。沖縄を残したまま2周目を始めたおじさんの記録をどうぞ。

北の大地へ③~日本海を見ながら北へ北へ

   

2018.6.13

第2日目

朝がきた。
待ちわびた朝だった。

意外にも眠れなかった。
キャンプはもちろん、車中泊でも眠れなくて苦労する、という経験がない。
これは日常生活でも、旅行に行って枕が替わっても同じだ。
たいてい、コテンと眠りにつく。夜中に目が覚めても、またすぐ眠る。

ところが、だ。

11時には灯りを消したが、12時を過ぎても眠れない。
もちろん、ウトウトはしているのだろう。次に時計を見たときは2時頃。
で、3時半、4時過ぎ、5時前、5時半。何度も時間を確認した。
その間も眠っていたのかどうかもわからない。
こういう経験に乏しいので、焦る。
焦りながら、眠れない理由をいろいろと考えてみた。

眠れない理由
①周りがうるさい
    港の横なので、船が出るまでは確かにザワザワしていた。
    でも船が出てからは静かだった。
②寒い、または暑い
    このときの気温は10℃前後。寒いのは寒い。
    シュラフに入るとむしろ暑いぐらい。
    いずれにしても眠れないほどの理由ではない。
③明るい
    目隠しはバッチリ。珍しくDIYで製作した。真っ暗だ。
④狭い、フラットじゃない
    うん、狭い。寝返りも一苦労。これは課題だ。
    しかしこの状況で寝た静岡ではすぐ眠れた。
    わが愛車、フィットシャトルはフルフラットが自慢。
    ただ泥よけマットなどを敷いている関係で少し腰の辺りが痛い。
⑤コーヒーを飲んだ
    飲んでない。
⑥アルコールが少ない
    これは有力な理由だ。缶ビール350ml1本のみ。
    でも静岡も全く同じ状況だったはず。
    スキットルにウィスキーが入っているが、スキットルを取り出すのが難しそうで諦めた。
⑦北海道に着いて、興奮している
    遠足前日の小学生か。
⑧疲れていない
    これやな。一日船の中でダラダラしていただけ。
    過去のキャンプや車中泊でこのケースはなかった。

やっぱり疲れることは大切なのだなぁ。と、労働の意味を図らずも考えながらの眠れぬ夜がようやく明けたのだった。
明るい、と思ったがそれは朝だから。
外に出ると、雨だった。

北の大地へ③~日本海を見ながら北へ北へ
こんな場所。トラックが停まっているのは港の駐車場。
寝たときには右隣には車がなかったが、いつの間にか割り込んで来やがったな。
別にいいけど。
公園なので、ちょっと歩けばトイレもある。


風呂に入っておこう。今日は人に会う約束もある。
24時間営業の日帰り温泉がすぐ近くにある。クーポンも事前に用意し、¥850→¥650。
北の大地へ③~日本海を見ながら北へ北へ
「オスパ」。割とレトロな雰囲気。老舗って感じ。
まだ朝の7時前だというのに、結構客がいる。
いろいろな浴槽もあり、いいお湯だった。

が。

風呂から上がり、脱衣所に戻って気づいた。
あるべきものがない。



洗面台がない。
ドライヤーもない。
これは私の感覚では珍しい。秘湯じゃないのに。

2階に洗面所があり、そこでドライヤーが使えるのだった。

その目の前の大広間。自由に休んでいい場所。
ただ、時間が早いせいか電気もつかず、薄暗い。
ちょっと居心地が悪いので、外に出て車の中で朝食。
前夜にコンビニで買っておいたパン。


そうこうしているうちに、8時だ。
まだ半分ぐらいだが、ガソリンも入れておこう。
北海道のドライブの鉄則として、早めの給油が大事といろいろなガイドブックに書いてあった。
以前にレンタカーで旅行したときも、GSを探し出してからなかなか見つからず冷や汗をかいた経験がある。


どこかに車を停めて小樽観光といきたかったが、この雨ではなぁ。
この日は札幌に住む知人と会う約束をしている。
小学校時代の同級生。

石狩にある道の駅で昼頃の待ち合わせ。小樽からでも1時間ほど。
とりあえず運河公園まで車を走らせる。
感じのいい公園だったが、なにぶん雨。テンション、上がらんなぁ。
駐車場もただの空き地。

北の大地へ③~日本海を見ながら北へ北へ
こういう雰囲気。噴水があるが出ていない。明治・大正期の古い建造物が残っている。

北の大地へ③~日本海を見ながら北へ北へ
赤い靴の親子の像。赤い靴が実に目立つ。
北の大地へ③~日本海を見ながら北へ北へ
女の子の顔。見なくてよかった?

北の大地へ③~日本海を見ながら北へ北へ
旧日本郵船小樽支店の建物。歴史を感じさせる。

この辺りから、運河沿いを車で走る。
団体旅行のバスが着いたのか、急に運河沿いに人が増えた。



慌てることもないがすることもないので、待ち合わせの道の駅へ。

「北欧の風 道の駅とうべつ」。
北の大地へ③~日本海を見ながら北へ北へ
非常に新しくきれいな道の駅。トイレもピカピカ。手洗いはお湯が出る。
店もそれぞれ、おしゃれ。

ただ、北欧の風はあまり吹いてなかった。
建物とかはそうなのか。ムーミングッズとか?

しばらく待って知人と会う。
この辺はプライベートなので、省略。
40年ぶりぐらいだけど、すぐ戻るね。話は尽きないね。

プライベートって、全部プライベートやけどな。


今夜の宿泊先、どうしよう。
近くに厚田公園キャンプ場があるが、食材調達のあてがない。もうそこそこの時間だ。
あまり遠くに行くには、もう時間がない。暗くなってからのテント設営とか嫌だし。
かといって、車中泊をするならもっと進まなければ。
6時や7時から車中泊の場所に行っても、長い夜が過ごせない。

よし。進むぞ。

知人と別れて、北へ進む。
日本海沿い、つまり北海道の西側。
私のイメージは北海道の後頭部。
ここはオロロン街道(オロロンルート)と呼ばれている。

途中、「道の駅石狩 あいろーど厚田」にちょっと寄ってみる。
北の大地へ③~日本海を見ながら北へ北へ

あ、光が差してる。
北の大地へ③~日本海を見ながら北へ北へ
北の大地へ③~日本海を見ながら北へ北へ
この後も、夕日を見ながらしばらくドライブすることになった。
しかし、次に日光を見るのが数日後になろうとは、この時知る由もなかったのだ。

とにかく走る。
石狩、の次に聞いたことがあるのは、増毛。そして留萌。
もう夜だ。それなりに大きい町だと思うが、夜になっているので寂しい。明るいのに車は通っていない。
留萌に「黄金岬キャンプ場」という無料キャンプ場があり、そこにも寄ったが、まだ早い。

まっすぐな道をどんどん進む。
目指すは初山別町の「みさき台公園キャンプ場」。
長~いトンネルあり、不気味な風車あり、1時間ぐらい前後に1台も車がない文字通りの一人旅あり。
その間の対向車も2台とか。
約200km。休憩や買い物しながら4時間。買い物といってもコンビニに寄っただけだが。

やっとついた「みさき台公園キャンプ場」。
広くて複雑。無料キャンプ場。
暗くてわかりにくかったが、YouTubeで見覚えのある場所を探して、ようやく駐車場にたどり着いた。
先客は2台。どちらも車中泊のようだ。
まあ、あちこちに車は停められたので、どこでも寝ようと思えば寝られたんだろうけど。

夕食は悲しく、コンビニで買った焼き鳥などの総菜とビール。
悲しくて写真も撮ってない。
まあ、ええわ。明日から贅沢したる。

今日は眠れるかな。おやすみ。


zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz


おはよう。
6時前に起床。今日はよく眠れた。さすがに運転疲れやな。

やっぱりどんより

まず散歩。なかなかええとこ。きれいなキャンプ場。これが無料?
テント張ってキャンプしたかったな。

北の大地へ③~日本海を見ながら北へ北へ
北の大地へ③~日本海を見ながら北へ北へ
北の大地へ③~日本海を見ながら北へ北へ
駐車場の周辺にテントが張れるので、オートキャンプと変わりない。
北の大地へ③~日本海を見ながら北へ北へ
荷物を運ぶつもりなら、芝生は広くてきれい。

ここ、道の駅「ロマン街道しょさんべつ」が併設されている。
天文台、温泉施設、レストラン、宿泊施設、ゴーカート、いろいろある。
ゴミは捨てられない。

朝食の用意をしていない。途中どこかで食べるか。

じゃあ、出発だ。

結局まだテント張ってない。キャンプ旅になってない。
まあ、これから。


※この後は、キャンプ場を出発するまでを一日としてブログを書きます。
 これまでもそうしていたはずなので。
 そうしないと、一泊二日の場合、二日目は「朝食食べました。撤収しました。」
 という、恐ろしく面白くない内容になるし。    

    




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