番外編~年度末にデビューやら再会やら何やかんやで大人数。花見はともかく楽しい雨の若者キャンプ。
第1日目 2019.3.30
11月以来の若者キャンプである。
おじさんが一人混じっているが、それでも若者キャンプと呼んでいるのである。
3月末、6月、8月、10月、11月と年5回の定例キャンプを律儀にもう4年も行っている。
今回で19回目。
先に断っておくが、この若者キャンプについてのブログは、明らかに内輪ウケを狙ったものである。
せっかく読みに来ていただいて恐縮ではあるが、つまらないと思ったらすっ飛ばしてください。
何やらおいしそうな写真だけでも見ていってもらってもいいかな。
【京都府】
笠置キャンプ場
さて、3月末は花見キャンプと銘打って、桜がきれいなキャンプ場で行うことになっている。
当然だがはむおじさん以外はみんな現役なので、たいていは土日しか実施できない。
今回も桜のシーズンの土日の笠置キャンプ場。
混み混みになるのは覚悟の上だ。
場所取りの先着二人が実にいい仕事をした。
笠置キャンプ場をご存じの方なら、この辺りの場所が一等地であることはご理解いただけると思う。
地面はフラットでトイレや水場も近い。
後ろはグランドゴルフのコースなので、ほぼ人が通る心配はない。
通路がそばにあるが、車を配置すれば目隠しになる。
川からは距離があるが、この季節、川の近くである必要性はない。
唯一の難点は、河原のキャンプ場の醍醐味である直火ができないことであろう。
これも焚火台を使えば済む話だ。
場所取りの二人を紹介しておこう。
Mっち。ご存じ、火の神である。ローストビーフ主任の座を賭けて、今回リベンジする予定。
彼は何と、今回からメンバー全員から羨ましがられるアイテムを導入した。
車の上にテントを積んで来やがった。
しかも、ものもらいだと。間違った。もらいものだと。
これがあれば、はむおじさんの旅もかなり自由度が増すなぁ。
テントの設営、撤収の手間も省けるよなぁ。
もう一人の場所取り功労者。
S之介。前回、前々回と連続参加。今年度の新人王である。
今回はデイ参加となり、夜には帰っていったが、今後中心選手になるポテンシャルを持っている。
来年度は後輩をメンバーに引き入れることを彼の使命にしよう。
ちなみに、上の写真の左にいるキリンが彼だ。
二人はこの場所の先客が帰り支度をしているのを見逃さず、粘り強く待っていたのであった。
その頃、Mくんリーダーを中心とする本隊は、近くのスーパーに集合し、買い出しをしていたのだった。
近くと行っても17km、車で30分の距離であるが。
メニューも何も考えていないので、ダラダラと1時間半近くかけての買い物。いつもより長いな。
さて、12時半過ぎに合流。
火の神Mっちは早々と焚き火開始。これは到着ラーメン用であろう。
この時点での登場人物。
Mくん(リーダー)・・・新年度からは職場でも、ある意味リーダー的な大きな役割を与えられると聞く。次の仕事に、このキャンプで培った力が大きく生かされるであろう。何の力かって?
飯ごうで飯を炊く力。←炊かへんな。
デカいテントを立てる力←立てへんな。
夜中にペグを打つ力←打たへんな。
周りが話をしていても知らんうちに眠る力←あかんな。
その時首にエビを巻く力←巻いてもええけど。
これは今回の写真じゃないよ。
M浦・・・・10月にデイ参加。泊まりは1年ぶり。ときどき現れる燻製男。しかし、長いこと使ってなかったため、家に置いておいた愛用の燻製器は家族によって廃棄処分になったらしい。燻製主任の名も近々剥奪されることになろう。現在はじゃがりこ主任。
Oーミー・・・既に常連中の常連。火の神の世代交代はならなかったが、まだ諦めた様子はない。今回行方不明のZッキーに代わって、香薫主任代理を務めた。
火の神修業に励むOーミーと意味なくカメラに向かってテントウムシのような笑顔を見せるM谷。
はむおじさん・・・いつもの人。このところすっかり老け込んで、若者キャンプではあまり仕事をしなくなった。早朝の清掃人。
さて、乾杯のあとは、恒例の到着ラーメン。
大鍋で5袋。スープ投入。あれ?スープが4個分しかない?!
マルちゃん正麺、とんこつ醤油味。トッピングはチャーシューとネギのみ。
M浦が切ったチャーシュー。安い切り落としでいいと思ったが、M浦が塊のほうが美味しそうだからと言って買った。
写真が上下逆さまという気がするが、まな板の文字のせいで、そもそもチャーシューに上も下もない。
5袋を男6人で食べるのだから、あっという間。まもなくなくなる。
紛失していたスープはゴミとして捨ててしまったのかと思ったら、Oーミーがポケットに大事にしまっておいたらしい。
天気が悪いのはわかっていた。
雨雲レーダーではもうすぐふりそうな気配。
急いでみんなで「象徴」を立てた。
「象徴」とは若者キャンプでは必ず立てられる大きなスクリーンタープのことである。
以前にも書いたかも知れないが、このスクリーンタープ、あまり利用されない不遇な時期があった。
立てたはいいが、特に誰も使わない。
焚き火をする関係上、雨でも降らない限り、この中には誰も入らない。
キッチンも外に配置され、煮炊きも飲み食いも全て外。
わずかな荷物の置き場になるのが専らの役割。
でも、必ず立てる。なぜなら「象徴」だから。シンボルは大切なのだ。
その「象徴」、おそらく若者キャンプ史上最大の働きをしたのが今回。
この後断続的に降り続く雨のため、ほとんどの時間を「象徴」の中で過ごすことになったのだ。
「象徴」が「象徴」でなくなった日。
多くの人々の記憶に鮮明に刻み込まれることであろう。
その割に、「象徴」をしっかりと収めた写真があるわけでもない。
右端が「象徴」。どう見ても中央のテントが主役に見える。
ちなみに、左ははむおじさんのテント。
今回はM谷と、一緒に参加したアラサー女子Mちゃんに貸してやったのさ。
M谷・・・2016年頃はよく参加していたが、今回1年ぶりの参加。「H野郎」という異名がある。
あれ?直接この言葉を出すのはさすがに憚られると思ってぼかすためにイニシャルにしたのに、「H野郎」はどうなんだ。むしろ鮮明になってはいないのか。
Mちゃん・・・アラサー女子という触れ込みだが、まだ20代。三十路を越えたら年齢をぼかすために「アラサー」などと言うが、実際にまだ20代なら四捨五入っぽくせず堂々と「20代」でいいのではないのか。実際にはM谷がそう紹介しただけで、彼女が自称しているかどうかはわからない。もちろん初参加だが、Mっちとも旧知の仲(カラオケは一緒に500時間はしてるという話)で非常に積極的な雰囲気の明るい美女。薪割りにも参加した。
フードを被り、斧を持つ女を「魔女」だと思って恐れおののく少年とその付き添いM浦。
この後、あろうことか、斧を手にしたまま「魔女」は少年たちを追いかけ回したのであった。
薪割りに挑むOーミーと、スウェーデントーチ作りに励むTちゃん。
ちょっと顔がわかるけど、イケメンだし、許してくれるだろう。
はむおじさんの薪割りシーンの写真がやたらにあったが、不格好なので見ーせない。
食べたものを紹介しよう。
Mっちが前回失敗し、ただの焼き肉の塊にしてしまったローストビーフのリベンジはいかに。
なかなかいい焼け具合だ。
シェフ自ら切り分けるMっちと、それをカエルの全身のような笑顔で支えるM谷。そこを支えて意味はあるん?
中はきれいなピンク色。
ちょっと凄惨な殺人現場っぽくなってるけど。
今回はきれいなローストビーフに仕上がりました。
あれ?人気はソーセージ?
そう言えばさっきから、Oーミーがずっと香薫(ソーセージ)を焼いとったな。
M谷が釣りに行って釣ってきた魚。
ではなく、船長さんにもらってきた魚。
炭火で焼くといっそううまいね。
何の魚だっけ? 何でもいいけどめっちゃうまかったな。
もう一種類は夜になってから。
サバ。
これも酒が進んだ。
日本酒片手に一人でサバをつつくおじさん。
イカも焼いた。
M浦とMちゃんがチマチマと焼いた冷凍枝豆。焼かんでも食えるけどな。
はむおじさんの山梨みやげ。
お腹も膨れてきたので、登場人物紹介の続き。
今日は途中参加の人も次々と。
M姐さん・・・・若者たちから恐れられる慕われる姐御。飲み会の席で近くに座るのは命取りらしい。
幸か不幸か、はむおじさんは飲み会に同席したことがない。Kちゃんにとっては優しい怖いママ。あ、消すほう間違えた。
明るい笑い声がみんなを元気にしてくれる。このキャンプへの参加も3回目。Mくんの大好物、生ハムを食いまくって帰った。
しかし、ホントにMが多いな。
Kちゃん・・・・M姐さんのご子息。最初は人見知りをしていたが、次第に打ち解けていった。美味しいもの、いっぱい食べてくれたかな。
雨に濡れながらもお兄ちゃんたちと楽しく遊ぶ姿は、雨天で下がりがちなテンションを盛り上げる役割を果たしてくれた。
M姐さん母子。
Kタン・・・・M姐さんのご子息、ではない。しかし、M姐さんとはいろいろと縁があるようで、再会を喜んだことであろう。
この若者キャンプ発足時のレギュラーメンバー。職場が替わって参加がやや減ってはいるが、焼鳥を焼かせたら名人級。
Mでなくてよかったが、Kタンというと、リーダーMくんのあだ名にもなり得るんだな。ほんと、ややこしいな。
「鳥ぜん」の大将。
鶏やネギを切って、串に刺すところからみんなで。
Tちゃん・・・・おじさんの記録では2017年11月以来の参加。今回はスウェーデントーチ作りに協力願ったが、さすがに完成には至らず残念。
Kタンと一緒に焼鳥にせっせと取り組んでくれていた。
顔出ししようかと思うぐらいいい顔で写ってたんやけどな。
誰や、顔出ししてるやん、言うてるのは! 失礼な! これでもサッカー選手やぞ! フォローになってないぞ。
炭が少なく、火力も落ちる中、懸命に焼いている姿。
童心に返って、焼マシュマロ。Tちゃんはなぜか、マシュマロをきれいに焼く技術を習得している。大学で学んできたんだろうか。
メイン料理二つをまだ紹介していなかった。
そばめし。
作り方も知らなかったが、焼きそばの麺とキャベツと豚肉を細かく刻んで炒め、飯ごうで炊いたご飯を入れてソース3種類で味付けした。どろソースのパンチが効いて、おいしかった。大正解。
これまでは夜も更けてから食べる「伝説の焼きそば」が定番だったが、それに取って代わるポテンシャルを秘めている。
いつもは大量に残るご飯も、これならかなり消費できる。
あ、リーダー寝てる!
エビは巻いてないけど。
さっきから気になっていて改めて見直したが、やっぱりだ。もう一つのメインの写真がない。
寒い時期はたいてい鍋をする。
今回は「寄せ鍋」。
野菜の他、鶏やらエビやら牡蠣やら鱈やらたくさん入れて作ったのだが。
誰も一枚も撮ってなかったの?
こんなこともあるんだな。
Mくんが寝てたからか? いや、寝てたのはこの時じゃない。
焼マシュマロの写真はたくさんあるぞ。顔にステッカーを貼るのが面倒なので、これ1枚だけ。
焚き火ももうすぐ終了。
夜桜写真2連発。
実際にはまだ咲き始め~二分咲き程度。
ライトアップの効果は絶大やね。
せっかくたくさんの写真があったので、ついつい長くなっちまった。
さ、夜も更けてきたので寝ることにしよう。
しかし、ホンマに雨が続いたなぁ。
おやすみなさい。
zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz
第2日目 2019.3.31
おはようございます。6時半ごろ起床。
明け方4時半頃、かなり強く雨が降っていた。
はむおじさんは「象徴」の中で、コットで寝ていた。寒くはなかったが、「象徴」、でかいな。
例によって、お湯を沸かし、食器類の油分を少しでも落としておく。
これはグループキャンプでのおじさんの朝の習慣だ。
ソロの時はもちろん寝る前にしている。
いつもは最後まで寝ているMっちが2番目に起きてくる。
火の神は早速焚き火を開始。
ちょっと肌寒いからありがたい。
朝の風景。
そのうち、みんなが起き出してきた。
ボチボチ朝食にしましょう。例のやつですね。
せっかくきれいに焼けたが、まな板が汚い。
この断面がいい。
M谷、頑張る。
砂利のような顔で調子に乗っている。
これはコンクリートのような真面目な顔をしている。
彼はコンクリートの上で寝るのが好きらしい。
残っている写真はM谷ばかりなので一人で頑張っていたかのような印象を与えるが、目玉焼きを作ったのはOーミーだし、じゃがりこをすり潰してマッシュポテトにしたのはM浦だし、みんなで作ってたのだということは伝えておかなければ。
ホットサンドを一口かじったMちゃん。
一泊しないと食べられない名物・ホットサンドをデビュー戦で食べることができましたね。
そうそう、Mちゃんは洗い物をせっせとしてくれたのだった。冷たい水しかでないのに。ありがとう。
Mっちが淹れてくれたコーヒーも飲んだことだし、さあ、撤収。
天気が良くなってきたので、干しまくる。
最後になってふざけるリーダー・Mくん。一瞬、宙に浮いてるのかと思った。
うそ、思ってない。
まだふざけている。
というわけではなく、空気を抜いているんだと思う。ふざけながら。
ふざけに付き合うMっち。
はむおじさんはこの日、午後から大事な用事があるので、ちょっと早めに帰らせてもらったのだ。
前回の大幅遅刻に続き、今回は早退。
大事な用事。京セラドーム、開幕3戦目。
代打で出た鳥谷が久しぶりにショートの守備につくのを見て、ちょっと感動。
負けたけど。
それにしても、にぎやかで大きな盛り上がりを見せた若者キャンプだった。
来る予定だった実質唯一の女子部員Nみんと、安定した参加率を誇っていたSズーキーが来ていたら、さすがの「象徴」も入りきれなかったであろう。
7人泊まったのは、過去を遡ってもコラボを除くと、2016年8月と2017年3月に並ぶタイ記録。
一人の時が多いはむおじさんのキャンプだが、こういうのもホントに楽しい。
次が楽しみだ。
急いで帰ったせいか、忘れ物をしてしまった。Nみんか。
二日間の全走行距離、63.4km。
11月以来の若者キャンプである。
おじさんが一人混じっているが、それでも若者キャンプと呼んでいるのである。
3月末、6月、8月、10月、11月と年5回の定例キャンプを律儀にもう4年も行っている。
今回で19回目。
先に断っておくが、この若者キャンプについてのブログは、明らかに内輪ウケを狙ったものである。
せっかく読みに来ていただいて恐縮ではあるが、つまらないと思ったらすっ飛ばしてください。
何やらおいしそうな写真だけでも見ていってもらってもいいかな。
【京都府】
笠置キャンプ場
さて、3月末は花見キャンプと銘打って、桜がきれいなキャンプ場で行うことになっている。
当然だがはむおじさん以外はみんな現役なので、たいていは土日しか実施できない。
今回も桜のシーズンの土日の笠置キャンプ場。
混み混みになるのは覚悟の上だ。
場所取りの先着二人が実にいい仕事をした。
笠置キャンプ場をご存じの方なら、この辺りの場所が一等地であることはご理解いただけると思う。
地面はフラットでトイレや水場も近い。
後ろはグランドゴルフのコースなので、ほぼ人が通る心配はない。
通路がそばにあるが、車を配置すれば目隠しになる。
川からは距離があるが、この季節、川の近くである必要性はない。
唯一の難点は、河原のキャンプ場の醍醐味である直火ができないことであろう。
これも焚火台を使えば済む話だ。
場所取りの二人を紹介しておこう。
Mっち。ご存じ、火の神である。ローストビーフ主任の座を賭けて、今回リベンジする予定。
彼は何と、今回からメンバー全員から羨ましがられるアイテムを導入した。
車の上にテントを積んで来やがった。
しかも、ものもらいだと。間違った。もらいものだと。
これがあれば、はむおじさんの旅もかなり自由度が増すなぁ。
テントの設営、撤収の手間も省けるよなぁ。
もう一人の場所取り功労者。
S之介。前回、前々回と連続参加。今年度の新人王である。
今回はデイ参加となり、夜には帰っていったが、今後中心選手になるポテンシャルを持っている。
来年度は後輩をメンバーに引き入れることを彼の使命にしよう。
ちなみに、上の写真の左にいるキリンが彼だ。
二人はこの場所の先客が帰り支度をしているのを見逃さず、粘り強く待っていたのであった。
その頃、Mくんリーダーを中心とする本隊は、近くのスーパーに集合し、買い出しをしていたのだった。
近くと行っても17km、車で30分の距離であるが。
メニューも何も考えていないので、ダラダラと1時間半近くかけての買い物。いつもより長いな。
さて、12時半過ぎに合流。
火の神Mっちは早々と焚き火開始。これは到着ラーメン用であろう。
この時点での登場人物。
Mくん(リーダー)・・・新年度からは職場でも、ある意味リーダー的な大きな役割を与えられると聞く。次の仕事に、このキャンプで培った力が大きく生かされるであろう。何の力かって?
飯ごうで飯を炊く力。←炊かへんな。
デカいテントを立てる力←立てへんな。
夜中にペグを打つ力←打たへんな。
周りが話をしていても知らんうちに眠る力←あかんな。
その時首にエビを巻く力←巻いてもええけど。
これは今回の写真じゃないよ。
M浦・・・・10月にデイ参加。泊まりは1年ぶり。ときどき現れる燻製男。しかし、長いこと使ってなかったため、家に置いておいた愛用の燻製器は家族によって廃棄処分になったらしい。燻製主任の名も近々剥奪されることになろう。現在はじゃがりこ主任。
Oーミー・・・既に常連中の常連。火の神の世代交代はならなかったが、まだ諦めた様子はない。今回行方不明のZッキーに代わって、香薫主任代理を務めた。
火の神修業に励むOーミーと意味なくカメラに向かってテントウムシのような笑顔を見せるM谷。
はむおじさん・・・いつもの人。このところすっかり老け込んで、若者キャンプではあまり仕事をしなくなった。早朝の清掃人。
さて、乾杯のあとは、恒例の到着ラーメン。
大鍋で5袋。スープ投入。あれ?スープが4個分しかない?!
マルちゃん正麺、とんこつ醤油味。トッピングはチャーシューとネギのみ。
M浦が切ったチャーシュー。安い切り落としでいいと思ったが、M浦が塊のほうが美味しそうだからと言って買った。
写真が上下逆さまという気がするが、まな板の文字のせいで、そもそもチャーシューに上も下もない。
5袋を男6人で食べるのだから、あっという間。まもなくなくなる。
紛失していたスープはゴミとして捨ててしまったのかと思ったら、Oーミーがポケットに大事にしまっておいたらしい。
天気が悪いのはわかっていた。
雨雲レーダーではもうすぐふりそうな気配。
急いでみんなで「象徴」を立てた。
「象徴」とは若者キャンプでは必ず立てられる大きなスクリーンタープのことである。
以前にも書いたかも知れないが、このスクリーンタープ、あまり利用されない不遇な時期があった。
立てたはいいが、特に誰も使わない。
焚き火をする関係上、雨でも降らない限り、この中には誰も入らない。
キッチンも外に配置され、煮炊きも飲み食いも全て外。
わずかな荷物の置き場になるのが専らの役割。
でも、必ず立てる。なぜなら「象徴」だから。シンボルは大切なのだ。
その「象徴」、おそらく若者キャンプ史上最大の働きをしたのが今回。
この後断続的に降り続く雨のため、ほとんどの時間を「象徴」の中で過ごすことになったのだ。
「象徴」が「象徴」でなくなった日。
多くの人々の記憶に鮮明に刻み込まれることであろう。
その割に、「象徴」をしっかりと収めた写真があるわけでもない。
右端が「象徴」。どう見ても中央のテントが主役に見える。
ちなみに、左ははむおじさんのテント。
今回はM谷と、一緒に参加したアラサー女子Mちゃんに貸してやったのさ。
M谷・・・2016年頃はよく参加していたが、今回1年ぶりの参加。「H野郎」という異名がある。
あれ?直接この言葉を出すのはさすがに憚られると思ってぼかすためにイニシャルにしたのに、「H野郎」はどうなんだ。むしろ鮮明になってはいないのか。
Mちゃん・・・アラサー女子という触れ込みだが、まだ20代。三十路を越えたら年齢をぼかすために「アラサー」などと言うが、実際にまだ20代なら四捨五入っぽくせず堂々と「20代」でいいのではないのか。実際にはM谷がそう紹介しただけで、彼女が自称しているかどうかはわからない。もちろん初参加だが、Mっちとも旧知の仲(カラオケは一緒に500時間はしてるという話)で非常に積極的な雰囲気の明るい美女。薪割りにも参加した。
フードを被り、斧を持つ女を「魔女」だと思って恐れおののく少年とその付き添いM浦。
この後、あろうことか、斧を手にしたまま「魔女」は少年たちを追いかけ回したのであった。
薪割りに挑むOーミーと、スウェーデントーチ作りに励むTちゃん。
ちょっと顔がわかるけど、イケメンだし、許してくれるだろう。
はむおじさんの薪割りシーンの写真がやたらにあったが、不格好なので見ーせない。
食べたものを紹介しよう。
Mっちが前回失敗し、ただの焼き肉の塊にしてしまったローストビーフのリベンジはいかに。
なかなかいい焼け具合だ。
シェフ自ら切り分けるMっちと、それをカエルの全身のような笑顔で支えるM谷。そこを支えて意味はあるん?
中はきれいなピンク色。
ちょっと凄惨な殺人現場っぽくなってるけど。
今回はきれいなローストビーフに仕上がりました。
あれ?人気はソーセージ?
そう言えばさっきから、Oーミーがずっと香薫(ソーセージ)を焼いとったな。
M谷が釣りに行って釣ってきた魚。
ではなく、船長さんにもらってきた魚。
炭火で焼くといっそううまいね。
何の魚だっけ? 何でもいいけどめっちゃうまかったな。
もう一種類は夜になってから。
サバ。
これも酒が進んだ。
日本酒片手に一人でサバをつつくおじさん。
イカも焼いた。
M浦とMちゃんがチマチマと焼いた冷凍枝豆。焼かんでも食えるけどな。
はむおじさんの山梨みやげ。
お腹も膨れてきたので、登場人物紹介の続き。
今日は途中参加の人も次々と。
M姐さん・・・・若者たちから
幸か不幸か、はむおじさんは飲み会に同席したことがない。Kちゃんにとっては
明るい笑い声がみんなを元気にしてくれる。このキャンプへの参加も3回目。Mくんの大好物、生ハムを食いまくって帰った。
しかし、ホントにMが多いな。
Kちゃん・・・・M姐さんのご子息。最初は人見知りをしていたが、次第に打ち解けていった。美味しいもの、いっぱい食べてくれたかな。
雨に濡れながらもお兄ちゃんたちと楽しく遊ぶ姿は、雨天で下がりがちなテンションを盛り上げる役割を果たしてくれた。
M姐さん母子。
Kタン・・・・M姐さんのご子息、ではない。しかし、M姐さんとはいろいろと縁があるようで、再会を喜んだことであろう。
この若者キャンプ発足時のレギュラーメンバー。職場が替わって参加がやや減ってはいるが、焼鳥を焼かせたら名人級。
Mでなくてよかったが、Kタンというと、リーダーMくんのあだ名にもなり得るんだな。ほんと、ややこしいな。
「鳥ぜん」の大将。
鶏やネギを切って、串に刺すところからみんなで。
Tちゃん・・・・おじさんの記録では2017年11月以来の参加。今回はスウェーデントーチ作りに協力願ったが、さすがに完成には至らず残念。
Kタンと一緒に焼鳥にせっせと取り組んでくれていた。
顔出ししようかと思うぐらいいい顔で写ってたんやけどな。
誰や、顔出ししてるやん、言うてるのは! 失礼な! これでもサッカー選手やぞ! フォローになってないぞ。
炭が少なく、火力も落ちる中、懸命に焼いている姿。
童心に返って、焼マシュマロ。Tちゃんはなぜか、マシュマロをきれいに焼く技術を習得している。大学で学んできたんだろうか。
メイン料理二つをまだ紹介していなかった。
そばめし。
作り方も知らなかったが、焼きそばの麺とキャベツと豚肉を細かく刻んで炒め、飯ごうで炊いたご飯を入れてソース3種類で味付けした。どろソースのパンチが効いて、おいしかった。大正解。
これまでは夜も更けてから食べる「伝説の焼きそば」が定番だったが、それに取って代わるポテンシャルを秘めている。
いつもは大量に残るご飯も、これならかなり消費できる。
あ、リーダー寝てる!
エビは巻いてないけど。
さっきから気になっていて改めて見直したが、やっぱりだ。もう一つのメインの写真がない。
寒い時期はたいてい鍋をする。
今回は「寄せ鍋」。
野菜の他、鶏やらエビやら牡蠣やら鱈やらたくさん入れて作ったのだが。
誰も一枚も撮ってなかったの?
こんなこともあるんだな。
Mくんが寝てたからか? いや、寝てたのはこの時じゃない。
焼マシュマロの写真はたくさんあるぞ。顔にステッカーを貼るのが面倒なので、これ1枚だけ。
焚き火ももうすぐ終了。
夜桜写真2連発。
実際にはまだ咲き始め~二分咲き程度。
ライトアップの効果は絶大やね。
せっかくたくさんの写真があったので、ついつい長くなっちまった。
さ、夜も更けてきたので寝ることにしよう。
しかし、ホンマに雨が続いたなぁ。
おやすみなさい。
zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz
第2日目 2019.3.31
おはようございます。6時半ごろ起床。
明け方4時半頃、かなり強く雨が降っていた。
はむおじさんは「象徴」の中で、コットで寝ていた。寒くはなかったが、「象徴」、でかいな。
例によって、お湯を沸かし、食器類の油分を少しでも落としておく。
これはグループキャンプでのおじさんの朝の習慣だ。
ソロの時はもちろん寝る前にしている。
いつもは最後まで寝ているMっちが2番目に起きてくる。
火の神は早速焚き火を開始。
ちょっと肌寒いからありがたい。
朝の風景。
そのうち、みんなが起き出してきた。
ボチボチ朝食にしましょう。例のやつですね。
せっかくきれいに焼けたが、まな板が汚い。
この断面がいい。
M谷、頑張る。
砂利のような顔で調子に乗っている。
これはコンクリートのような真面目な顔をしている。
彼はコンクリートの上で寝るのが好きらしい。
残っている写真はM谷ばかりなので一人で頑張っていたかのような印象を与えるが、目玉焼きを作ったのはOーミーだし、じゃがりこをすり潰してマッシュポテトにしたのはM浦だし、みんなで作ってたのだということは伝えておかなければ。
ホットサンドを一口かじったMちゃん。
一泊しないと食べられない名物・ホットサンドをデビュー戦で食べることができましたね。
そうそう、Mちゃんは洗い物をせっせとしてくれたのだった。冷たい水しかでないのに。ありがとう。
Mっちが淹れてくれたコーヒーも飲んだことだし、さあ、撤収。
天気が良くなってきたので、干しまくる。
最後になってふざけるリーダー・Mくん。一瞬、宙に浮いてるのかと思った。
うそ、思ってない。
まだふざけている。
というわけではなく、空気を抜いているんだと思う。ふざけながら。
ふざけに付き合うMっち。
はむおじさんはこの日、午後から大事な用事があるので、ちょっと早めに帰らせてもらったのだ。
前回の大幅遅刻に続き、今回は早退。
大事な用事。京セラドーム、開幕3戦目。
代打で出た鳥谷が久しぶりにショートの守備につくのを見て、ちょっと感動。
負けたけど。
それにしても、にぎやかで大きな盛り上がりを見せた若者キャンプだった。
来る予定だった実質唯一の女子部員Nみんと、安定した参加率を誇っていたSズーキーが来ていたら、さすがの「象徴」も入りきれなかったであろう。
7人泊まったのは、過去を遡ってもコラボを除くと、2016年8月と2017年3月に並ぶタイ記録。
一人の時が多いはむおじさんのキャンプだが、こういうのもホントに楽しい。
次が楽しみだ。
急いで帰ったせいか、忘れ物をしてしまった。Nみんか。
二日間の全走行距離、63.4km。