東北編⑩「おくのほそ道」を辿って~旅のむすびに
第10日目 2018.10.11
帰るだけである。
しかし、どうしても行かなければならない場所がある。
元々この日はどこかで一泊して翌日帰るのもいいか、と思っていた。
でも7時半に出発できたので、高速に乗れば夜までには十分帰れるということがわかった。
じゃあ、帰るか。
今日は木曜日。土曜日に若者キャンプに行く。金曜日一日空いていたほうがもちろんいいに決まってる。
予定はなかったが、M氏の薦めで、新潟県村上市のキャンプ場の下見に行くことにした。
そこまでは下道で行こう。
鶴岡市まで一旦北上し、その後日本海沿岸を通り、新潟県に入る。
【新潟県】
神林水辺の楽校
こんなとこ。
こんなとこ。
東屋も広い。
炊事場もきれいな感じ。
トイレ。
いい感じだ。ちょうど管理人さんなのか、ボランティアの方なのか、草引きをされていた。
これで無料キャンプ場。新潟県での第一候補かな。
いいところの下見ができてよかった。
さて、もうここからは高速で帰ろう。
「おくのほそ道」を辿るなら、ここからいくつも辿るべき場所はある。
今日中に帰れないかも知れないが、それも一つの考え。
でも今回は東北六県が対象だし、新潟はまた来ることになるから、そのときでいっか。
高速に乗ってからのことは特に何もない。
とにかく、疲れた。
日本海東北道は、片側一車線がほとんど。
とろい車が1台いると、たちまち長い列。
インターを過ぎると一瞬だけ二車線になるが、とろい車が2台続くと抜ききれない。
こういうのがとてもストレス。
あまり書くと、法定速度を違反していますとカミングアウトしてるみたいになるのでやめておく。
北陸自動車道に入るとガンガン走れる。
SAにも寄って昼食もとった。
でも他はずーっと走ってただけ。
富山県砺波から東海北陸道に入る。
ここからはトンネル地獄。
山だらけのところに道を通すのだから仕方ないが、多すぎる。
おじさんはトンネルが嫌いだ。苦手だ。苦手でも避けられないので走るが、できれば避けたい。
疲れが倍増する。
最初ナビ子は各務原辺りで降りて、下道を行くルートを考えていたが、渋滞を避けるために、一宮まで行って名神に乗るルートに変えた。
これは正解。あとはするすると走れた。
目的地は、岐阜県の大垣市。
「おくのほそ道」の最終地点なのだ。
白河の関からでよいものを、わざわざ東京の千住から出発したからには、わざわざ大垣で終わるのは必然だ。
これは、最初からの予定であった。
【岐阜県】
「奥の細道むすびの地記念館」という場所がある。
時刻がもう6時半になろうとしているので、当然閉館時間は過ぎているが、何かのイベントの準備なのか、人の出入りがある。
駐車場も申し訳ないが勝手に停めさせてもらった。
「奥の細道むすびの地記念館」の玄関前。
「奥の細道むすびの地」と書いてある。
こっちのほうが見やすい。
第六芭蕉発見!
暗くてわかりにくいが、手前の人物が芭蕉。奥にいるのは曾良ではなく、友人の谷木因。
曾良は既に山中温泉で腹を病み、リタイアしている。
ただし、曾良は療養先の長島から大垣に出迎えに来たらしい。
せっかくなので、全員集合。
千住の芭蕉さん 白河の関の芭蕉さん 平泉の芭蕉さん
象潟の芭蕉さん 山寺の芭蕉さん 大垣の芭蕉さん
写真もない時代、芭蕉さんの本当の顔を知る人は誰もいない。
どれが一番本人に似ているのだろうか。
句碑を探すことができず、残念。
蛤のふたみに別れ行く秋ぞ 芭蕉
これが「おくのほそ道」最後の句。
千住のスタート時点での句は「行く春や鳥啼き魚の目に泪」。「行く春」と「行く秋」の対比が絶妙と言われている。
芭蕉は約150日をかけて約2400kmを歩いたという。
さておじさんは。
この後は名神から京滋バイパスとつないで、夜の8時過ぎに家に到着。
本日の走行距離、809.5km。
一日800kmはさすがにしんどかった。
全走行距離は・・・・・3396.1km。
10日間で約3400km。芭蕉さんより1000km勝った(笑)。自宅から東京までの約500kmと大垣から自宅までの124kmが入ってるけど。
芭蕉さんはここからさらに江戸まで帰るんだから、最終的にはあまり変わらんな。
途中はあまりにも適当だったけど、江戸の千住から始めて、むすびの地大垣で終わることができた。
満足している。
北海道は10日間をランキング形式でまとめたが、今回はやめておく。
東北六県はすべてがそれぞれの良さがあり、ランク付けなどとてもできない。
泊まったキャンプ場も一長一短はあったが、いずれも快適でいいキャンプ場だった。
食べるものも本当においしかった。
お店で食べるともっとおいしかったのだろうが、このスタイルで行く限りは仕方ない。
昨日の分にも思うところを書いたが、課題もいろいろ見つけたので、ぜひ今後に生かそうと思う。
東北シリーズが終わり、全国制覇の旅もちょっと進展した感じ。
色分けは月別にしている。
東、北方面に偏っている。西方面がさっぱりだ。
寒くなってくるが、これからがキャンプのベストシーズン。
次はいよいよ西に向かいたい。
今年度中にどれだけ行けるのだろうか。
帰るだけである。
しかし、どうしても行かなければならない場所がある。
元々この日はどこかで一泊して翌日帰るのもいいか、と思っていた。
でも7時半に出発できたので、高速に乗れば夜までには十分帰れるということがわかった。
じゃあ、帰るか。
今日は木曜日。土曜日に若者キャンプに行く。金曜日一日空いていたほうがもちろんいいに決まってる。
予定はなかったが、M氏の薦めで、新潟県村上市のキャンプ場の下見に行くことにした。
そこまでは下道で行こう。
鶴岡市まで一旦北上し、その後日本海沿岸を通り、新潟県に入る。
【新潟県】
神林水辺の楽校
こんなとこ。
こんなとこ。
東屋も広い。
炊事場もきれいな感じ。
トイレ。
いい感じだ。ちょうど管理人さんなのか、ボランティアの方なのか、草引きをされていた。
これで無料キャンプ場。新潟県での第一候補かな。
いいところの下見ができてよかった。
さて、もうここからは高速で帰ろう。
「おくのほそ道」を辿るなら、ここからいくつも辿るべき場所はある。
今日中に帰れないかも知れないが、それも一つの考え。
でも今回は東北六県が対象だし、新潟はまた来ることになるから、そのときでいっか。
高速に乗ってからのことは特に何もない。
とにかく、疲れた。
日本海東北道は、片側一車線がほとんど。
とろい車が1台いると、たちまち長い列。
インターを過ぎると一瞬だけ二車線になるが、とろい車が2台続くと抜ききれない。
こういうのがとてもストレス。
あまり書くと、法定速度を違反していますとカミングアウトしてるみたいになるのでやめておく。
北陸自動車道に入るとガンガン走れる。
SAにも寄って昼食もとった。
でも他はずーっと走ってただけ。
富山県砺波から東海北陸道に入る。
ここからはトンネル地獄。
山だらけのところに道を通すのだから仕方ないが、多すぎる。
おじさんはトンネルが嫌いだ。苦手だ。苦手でも避けられないので走るが、できれば避けたい。
疲れが倍増する。
最初ナビ子は各務原辺りで降りて、下道を行くルートを考えていたが、渋滞を避けるために、一宮まで行って名神に乗るルートに変えた。
これは正解。あとはするすると走れた。
目的地は、岐阜県の大垣市。
「おくのほそ道」の最終地点なのだ。
白河の関からでよいものを、わざわざ東京の千住から出発したからには、わざわざ大垣で終わるのは必然だ。
これは、最初からの予定であった。
【岐阜県】
「奥の細道むすびの地記念館」という場所がある。
時刻がもう6時半になろうとしているので、当然閉館時間は過ぎているが、何かのイベントの準備なのか、人の出入りがある。
駐車場も申し訳ないが勝手に停めさせてもらった。
「奥の細道むすびの地記念館」の玄関前。
「奥の細道むすびの地」と書いてある。
こっちのほうが見やすい。
第六芭蕉発見!
暗くてわかりにくいが、手前の人物が芭蕉。奥にいるのは曾良ではなく、友人の谷木因。
曾良は既に山中温泉で腹を病み、リタイアしている。
ただし、曾良は療養先の長島から大垣に出迎えに来たらしい。
せっかくなので、全員集合。
千住の芭蕉さん 白河の関の芭蕉さん 平泉の芭蕉さん
象潟の芭蕉さん 山寺の芭蕉さん 大垣の芭蕉さん
写真もない時代、芭蕉さんの本当の顔を知る人は誰もいない。
どれが一番本人に似ているのだろうか。
句碑を探すことができず、残念。
蛤のふたみに別れ行く秋ぞ 芭蕉
これが「おくのほそ道」最後の句。
千住のスタート時点での句は「行く春や鳥啼き魚の目に泪」。「行く春」と「行く秋」の対比が絶妙と言われている。
芭蕉は約150日をかけて約2400kmを歩いたという。
さておじさんは。
この後は名神から京滋バイパスとつないで、夜の8時過ぎに家に到着。
本日の走行距離、809.5km。
一日800kmはさすがにしんどかった。
全走行距離は・・・・・3396.1km。
10日間で約3400km。芭蕉さんより1000km勝った(笑)。自宅から東京までの約500kmと大垣から自宅までの124kmが入ってるけど。
芭蕉さんはここからさらに江戸まで帰るんだから、最終的にはあまり変わらんな。
途中はあまりにも適当だったけど、江戸の千住から始めて、むすびの地大垣で終わることができた。
満足している。
北海道は10日間をランキング形式でまとめたが、今回はやめておく。
東北六県はすべてがそれぞれの良さがあり、ランク付けなどとてもできない。
泊まったキャンプ場も一長一短はあったが、いずれも快適でいいキャンプ場だった。
食べるものも本当においしかった。
お店で食べるともっとおいしかったのだろうが、このスタイルで行く限りは仕方ない。
昨日の分にも思うところを書いたが、課題もいろいろ見つけたので、ぜひ今後に生かそうと思う。
東北シリーズが終わり、全国制覇の旅もちょっと進展した感じ。
色分けは月別にしている。
東、北方面に偏っている。西方面がさっぱりだ。
寒くなってくるが、これからがキャンプのベストシーズン。
次はいよいよ西に向かいたい。
今年度中にどれだけ行けるのだろうか。
東北編⑨「おくのほそ道」を辿って~逆ルートだけど~山形で最後の夜を。
東北編⑧「おくのほそ道」を辿るやつ再開~秋田県を一気に南下
東北編⑦ 次は津軽半島だ。竜飛岬に石川さゆりを聞きに行く。
東北編⑥ 強風の中、本州最北端を目指す~大間のマグロの味やいかに。
東北編⑤「おくのほそ道」は辿らずに、芭蕉未踏の地へ。台風接近、テント泊はできるのか?
東北編④「おくのほそ道」を辿って~平泉から鉛温泉へ 自炊宿ってどんなとこ?!
東北編⑧「おくのほそ道」を辿るやつ再開~秋田県を一気に南下
東北編⑦ 次は津軽半島だ。竜飛岬に石川さゆりを聞きに行く。
東北編⑥ 強風の中、本州最北端を目指す~大間のマグロの味やいかに。
東北編⑤「おくのほそ道」は辿らずに、芭蕉未踏の地へ。台風接近、テント泊はできるのか?
東北編④「おくのほそ道」を辿って~平泉から鉛温泉へ 自炊宿ってどんなとこ?!