新シリーズの予感?! 京都一周トレイルに挑む~伏見稲荷から清水寺へ
久しぶりに歩いてみた。
と言うと寝たきりだったのかと思われそうだが、もちろんそうではない。
いや、寝たきりとは言わんが、あまりにも活動的でないという自覚はある。
スマホの万歩計アプリを見ると、一日6歩という日まである。
外出もせずに部屋の中でスマホを持って、何故に6歩だけ歩いたのだろうか。
10月みたいないい季節に、一度もキャンプに行っていない。
上旬に萩・津和野に旅行には行ったが、それ以外はたいしたことは何もしていない。
そこで久しぶりに歩いてみた。
ある本に「伏見稲荷から清水寺まで歩く」という趣旨の記事があった。
そうか、駅4つ分離れているけれど、案外歩ける距離なのか。
よし、行ってみようじゃないか。
京阪電車の伏見稲荷駅。あちらこちらにキツネがいる。
女子高生が多数写り込んでしまったが、マスクしているし、写真がボケてるので許してもらおう。
伏見稲荷大社に来るのは、いつ以来だろう。
もう何十年も来ていない気がする。
参道ってこんな感じだったっけ。
伏見稲荷の参道って、スズメの焼鳥を売ってる屋台のイメージだったんだけどなぁ。
牛ステーキを売ってる屋台は見たけど、スズメはないなぁ。
今でも近隣にはスズメやウズラの丸焼きを出しているお店はいくつかあるらしい。
注意して見ていなかったので気づかなかったけど。
私は過去にも食べたことはないが、噂だけはよく聞いた。
頭の部分を噛むと、サクッと頭蓋骨が割れてトロッとした脳みそが出てくるとか。
味は鶏のレバーのようでおいしいとか。
レバーがちょっと苦手なので、やっぱり遠慮しときます。
修学旅行生が多い。
外国人観光客も多い。アジア系もいるが、欧米系が目につく。
伏見稲荷大社
楼門。
楼門には、狛犬ならぬ狛狐がいる。
何か咥えているぞ。
向かって左の吽形は「鍵」っぽいなぁ。
右の阿形は「うずまきパン」かな。絶対ちゃうやろ。
調べてみると、「鍵」と「玉」だそうだ。
諸説あるが、伏見稲荷大社には玉鍵信仰があるそうで、玉と鍵は陽と陰、天と地を表すんだとか。
さらに、花火が打ち上げられるときの「玉屋ぁ~」「鍵屋ぁ~」のかけ声も稲荷信仰と関係があるらしい。
知らないことだらけ。
平日の午前中だが、観光客がいっぱい。
コロナで打撃を受けた観光業界にとっては、喜ばしいことだろうな。
本殿でお参りをしたら、いよいよ稲荷山攻略に挑む。

山全体を包み込むかのような赤い千本鳥居をくぐりながら、稲荷山の頂上を目指す。
しばらく鳥居をくぐっていくと、奥社奉拝所に出る。
とあっさり書いたが、この本殿の裏にある奥宮から奥社奉拝所までの鳥居を千本鳥居というらしい。
そんなことも知らずに出発したものだから、肝心の千本鳥居部分の写真を撮っていないぞ。やらかしたぞ。
ちなみにこの千本鳥居の場所には、実際には850基ほどの鳥居があるらしい。
ただし、山全体にある鳥居は10,000基とも言われている。
奥社奉拝所に来てしまったのだから、もうつべこべ言わない。
「おもかる石」登場。
①二つの燈籠のうち、空いてる方に進む。
②願い事を心の中で念じる。
③燈籠の上の石を持ち上げる。
④想像していたより軽かったら、願いは叶う。重かったら叶わない。
という、一種の占い。
ちょうど前にいたカップルが終わったところだったので、写真を撮ってからやってみた。
重ったよりも思かった。
あ、(わざと)間違えた。
思ったよりも重かった。願いは叶わんね。そりゃそうだ。あんな願い事。
何を願ったのかとお尋ねになる? それは聞かない約束。
でも重かったら願いが叶わないの?
たいていの人は重たく感じると思うけどなぁ。
あの高さなら、腰やら膝やらを使わずに腕だけで持ち上げるわけだし。
願いなんて簡単には叶わない。
だから皆さん、叶えるために努力を重ねなさいということなのかもしれんな。
小さい鳥居がたくさん納められている。
京都一周トレイルの道標を発見!
あ、既に「東山2-1」じゃないか。「東山1」は伏見稲荷駅付近にあったのだ。撮り忘れたのだ。
タイトルにも載せたので、京都一周トレイルについて少しだけ説明を。
京都一周トレイル®は、京都の東南、伏見桃山から、比叡山、大原、鞍馬を経て、高雄、嵐山、苔寺に至る全長約83.3キロのコースと、豊かな森林や清流、田園風景に恵まれた京北地域をめぐる全長約48.7キロのコースからなります。
京都市をはじめ、京都府山岳連盟、京阪電気鉄道、阪急電鉄、西日本ジェイアールバス、京都市交通局、京都大阪森林管理事務所、京北自治振興会、京都市観光協会からなる「京都一周トレイル会」により整備しています。(京都観光Naviというサイトからの
私は説明できるほど何も知らないの。
とにかくその「京都一周トレイル 東山コース」の一部分を歩こうとしていることだけは間違いない。
この山頂まで続く鳥居の道も途中まではトレイルのコースなのだ。
冒頭の1枚もそうだが、こういった多くの鳥居をひたすらくぐっていく。
確かにフォトジェニックというか、インスタ映えするというか、若者や外国人観光客が写真を撮りまくっている。
こんなおっさんでも撮りまくっているんだから当然だ。
ただしこのおっさんはブログに載せる目的だけなので、同じような写真は何枚もいらない。
ちょいちょい、そこの外国の方。
鳥居の真ん中で立ち止まって何枚も記念写真を撮るのはどうなのよ。
通せんぼになっとるよ。
しばらく歩いてから「根上がりの松」というパワースポットに寄り損ねたことに気づいた。
膝痛や腰痛が治るという御利益があるそうなのに。
この腰痛おじさんにとっては、頂上に登るよりも大切だったのかも。
膝や腰にも来るが、かなり息が上がってきた。
勾配もかなりきついぞ。
三つ辻を越えて、四つ辻にやってきた。
文字通り、道が交差するところ。
この稲荷山で最も見晴らしの良い場所。
こういう風景の写真、この後もう出てこないからもう一枚貼っとこ。
とにかく人が入れ替わり立ち替わり写真を撮るので(特に自撮り)、なかなか写すチャンスが来ない。
知らん人ごと撮ってもええんやけど。
下から登ってきた人も、頂上から降りてきた人も、途中で引き返した来た人も集まってくる場所。
茶店もあって、たくさんの人が休憩している。
「にしむら亭」という店は、俳優・西村和彦氏の実家が経営している店。
「京都一周トレイル 東山コース」はこの四つ辻から北にルートをとる。
今から登ろうとしている稲荷山の頂上は、いわばオプションだ。
トレイルを歩くだけなら寄る必要はない。
でもここまで来て素通りするという選択肢はない。
山頂まで登ったあと、この場所に戻ってきてからトレイルを歩くぞ。
行くで。
三ノ峰、間ノ峰、二ノ峰を一気に通過。
峰というだけあって、アップダウンが繰り返される。
そして、ついに。
山頂に到着。ここが一ノ峰。
山頂の写真、これだけ(^_^;)
ここの神社にはちゃんとお参りしたのにな。
山頂まで登ってくる人はそれほど多くない。ちょっとしたハイキングコースだからな。
修学旅行生も時間の関係もあって、ここまでは来ない。
と思ったら、来とるがな。
山頂まで登ってこい!と部活の顧問にでも脅されたかな。
さあ、下りだ。
同じコースを戻ってもよいが、せっかくなので別ルートで下る。距離は少し長くなるが。
下りも延々と鳥居が続く。
下りは鳥居の裏側が見える。裏側には、奉納した人(団体)の名前と日付が書いてある。
登ってくるときはいちいち振り返らなかったから確認していないが、山頂付近は新しいものが多そうだ。
この写真に写っているのはほとんどが令和だ。
写真はないが、見た中で一番新しいのは「令和四年十月」。今やん。今月建てられたばかり。ピカピカ。
ちなみに一つ上の写真。
手前に見える「シャリオ」は新しそうだが、その後ろにある石の鳥居は「大正五年」と読める。
大正五年って、1916年。106年前。さすがに石の鳥居は長持ちするね。
この赤い木の鳥居の寿命は長くて7~8年らしい。
劣化してくると社務所から連絡があり、撤去するか修繕するかを選択するんだそうな。
さらにちなみに。
人がくぐれる最小サイズは5号で、奉納するなら初穂料として、210,000円也。
サイズが大きくなるともちろんお高くなる。一番大きい10号は1,600,000円也。
麓と上のほうではまた値段が変わったりもするらしい。
さあ、あなたも一基いかがですか。
御劔社(みつるぎしゃ)の手水は、剣がデザインされている。
薬力社にある薬力の滝。
温泉にある打たせ湯かと思った。←怒られる~
眼力社にいた狐さん。
「どうしてこうなった」的な、不思議な体勢。
咥えている竹の先から水が出ている。
この辺り、写真一枚ずつですっ飛ばしているけれど、それぞれにきちんとした由緒があって見どころもある。
この先にある「御膳谷奉拝所」は写真すら撮っていない。
もう結構ヘロヘロだったのでした。
アップダウンの多いハイキングは、この運動不足の老いた身にはちょっとキツすぎたか。
とにかく四つ辻まで下ってきた。
山頂を経てぐるっと回って約50分。
ここから京都一周トレイルのコースに戻る。
展望良のview pointを通るためには急な階段を登らなくてはならない。
ためらうことなくパス。そのまま下りの道に進む。
かなり急な下り坂だな。しかもアスファルトの道。
つま先が痛いぞ。足の爪が伸びていたら、靴下どころか靴の先に穴が空きそうだ。
ちょっと横向きの体勢で下るほうが楽かも。
欽ちゃん走りっぽくなるけど。
結構苦労して登った四つ辻から一気に平地まで下るんだからなぁ。
登りと違って息は上がらないが、足への負担はかなりのものだ。
ずいぶん歩いた気がするが、道標は3の続きかい!
あまり急には見えないが、こんな道がずっと続く。
やっと4のポイントに来た。
この細い石段を下りればいいんだな。
しかしこんな細い道、道標がなかったら絶対通り過ぎとるわ。
曲がり角ごとに道標があるので、実にわかりやすい。
簡単な地図は持ってきたけど、見る必要はないな。スマホのナビアプリなんて全く使わない。
住宅街を歩いているうちに、あっという間に6まで来たぞ。
泉涌寺(せんにゅうじ)の大門。
皇室の菩提寺として知られ、御寺(みてら)と呼ばれている。
ここから歩いて15分ほどの東福寺と並んで、紅葉の名所の一つ。
今回は立ち寄らず。また紅葉のシーズンに来たいものだ。
この道標も重要。見ていなければ真っ直ぐ行ってしまいそう。
いかにも渡りなさいと言うかのような橋が出現。
今熊野観音寺に続く、鳥居橋。
もちろんお寺を参拝してもよいが、先を急ぐ。
橋の下をくぐる道を行く。
ここからはしばらく森の中を歩く感じ。
鳥辺野陵参道の入口の前を通る。
後で調べたら、ここは一条天皇の皇后・藤原定子のお墓。
清少納言が仕えていた中宮定子さんだな。
しばらく道標が現れないが、細い一本道だから迷いようがない。
車一台がやっと通れるような道をずーっと歩く。
いつの間にか民家の間を通っている。
広い道に出たところで、9-1の道標。
ここでヘアピン的に大きく右に曲がる。
でもその前に。
すぐ目の前にある剣神社に立ち寄る。
お参りはちゃんとしたが、境内をちゃんと見る余裕がない。
なぜか。
トイレを探していたのだ。神社によってはトイレがあったりする。
なさそうだが、一応聞いてみよう。
掃除をしていた、ここの奥さんらしき人に尋ねてみたがやっぱりない。
近くに使えそうな場所はないかと聞くと、何と「うちのトイレを使ってください」と。
社務所に隣接したご自宅のトイレを貸してくださった。
ありがたいことだ。
普通の民家じゃあり得んよ。こんな見ず知らずのおっさんを自宅に上げるなんてね。
しっかりお礼を言って、神社を出た。
ところで、こういうトレイルコースを歩く人たちはトイレ問題をどうしているんだろう。
私も昨年山背古道や地元・城陽市の散策コースをたくさん歩いたが、トイレ問題は結構重要だ。
コンビニやスーパー、公共施設があるような町の中なら何とかなるが、そんな道ばかりではない。
ちゃんと調べてくるんだったな。
京都トレイルガイド協会や京都府山岳連盟トレイル委員会が、使用できるトイレ一覧を示してくれているのだった。
でもその一覧を見ても、伏見稲荷大社を出た後はずっとなく、次に出てくるのは今熊野観音寺だそうだ。
さっきの赤い橋を渡って250mほど行けばあったのね。
でも、その後はもう清水寺までないようだ。
まあ、何度も何度も行かなければならない距離ではないんだけどね。
剣神社を出て、しばらく普通の住宅街の道を歩くと9-2の道標発見。
そこそこ距離はあるけど、同じ「9」なんだな。道なりにあるからかな。
10にたどり着く前に番号のない案内表示があった。
細かい目印などはないが、道の曲がり具合と階段の表示だけで十分わかる。
そして、10まで来た。
途中の道の写真がないので3枚連結。
ただの住宅街の道の写真、必要ないでしょ。
いよいよ国道1号線という文字が出てきた。かなりゴールに近づいているぞ。
それにしても、人に会わないね。
特にトレイルを歩いていそうな人はほとんど見かけない。
伏見稲荷を出た後、しばらく夫婦が一組近くを歩いていたけどね。
その夫婦を見失ってからはさっぱりだ。
前日にコースを予習していたときにどこかのサイトで見た、今熊野ポンプ所。
この横の階段を登ると、山道が始まるはずだ。
後はまっすぐ行けば、国道に出るんだな。
絶対まっすぐじゃないことぐらい、わかってるけど。
登った先が暗いのはここからでもわかる。
登るとすぐに、京女鳥部の森入口という看板。
「きょうおんな」ではなく、「きょうじょ」。京都女子大学のことです。
さっきまで住宅街を歩いていたのに、あっという間に山の中をさまよっている私。
いや、さまよってはいない。
イノシシやスズメバチ注意の立て札や張り紙はあちこちで見たが、ここクマは大丈夫?って感じ。
もう1時だな。昼食はまだだ。
家から持ってきたおにぎりを食べることにしよう。
いい場所は見つからないので、路傍にシートを敷いて腰掛けた。
短い時間だけど、いい休憩になった。
よし、ゴールは近いぞ。
と思ったが、そこから先もまだまだ山道が続く。
ここは阿弥陀ヶ峰国有林。とにかく一本道を前に進むしかない。
12の道標が出てきたので、京都トレイルを歩いていることが確認できた。
これ、間違うね。まっすぐ行きたくなるね。
国有林というからには林なんだろうけど、どちらかというと森のイメージ。
京女鳥部の森だし。
天気がよくて助かった。木洩れ日が明るい。
これ、どんよりだったら暗いやろなぁ。雨でも降ってきたら、絶対心折れるなぁ。
そして、ついに。
山道が終わった。道標13。
下向き矢印は国道1号線沿いだからまっすぐでいいけど、泉涌寺・伏見稲荷方面がまっすぐって。
いや、方向だけを示しているのはわかるけど、今歩いていた山道は何なの?って感じ。
途中であまり時計を見なかったからわからなかったけど、ポンプ所横の入口からここまで37分。
写真のデータで確認。
昼食休憩を除くと30分ってとこ。そんなものか。
感覚的には1時間は歩いとったんやけど。
いつも頭の部分だけなので、特に意味もなく全身を撮って差し上げた。
さあ、後は清水寺に行くばかり。
ただし、その行く手を国道1号線が阻む。
間違っても左見て、右見て、もう一度左見て、一気に渡る、なんてことをしてはいけない。
ここまで来て命を落として何とする。
中央分離帯もあるし、とにかく交通量が多すぎて、渡れるはずがない。
狭い歩道を歩いて、アンダーパスを探す。
1号線から左に入る渋谷街道のこっち側とあっち側に、道標15-1と15-2。
こっち側とあっち側の間は、左見て、右見て、もう一度左見て、一気に渡った。
これぐらいは許してもらおう。
アンダーパス発見。ここを通れば、1号線の北側に出られる。
地下道を通って反対側に出て、さて右かな左かなと思っていると、何と地下道から人が現れた。
いかにもトレイルを歩いています、という出で立ちの男女3名。
え? すぐ後ろにいたの?
山道では全く気配がなかったぞ。
いや、国道沿いでも後ろに人がいるという感じはしなかったけどなぁ。
気配を消す術を会得している人たちなのかな。
後は北上するのみ。
着いた。
多くの土産物屋が建ち並び、参拝客・観光客でいっぱいになる五条坂・清水坂・産寧坂(三年坂)のほうではなく、南側にある裏門から入る。
清水寺
子安塔。
青い空、白い雲、緑の木々に映える赤い三重の塔。
1500年に再建された、高さ15mの塔。
谷越しに「清水の舞台」が正面に見える。
しばらく見ていたが、誰も飛び降りなかった。当たり前じゃ。
下っていきながら見上げた「清水の舞台」。
誰も飛び降りない。飛び降りたら大変でしょ。
さすがに清水寺も観光客と修学旅行生でいっぱい。
当然外国人も多い。
音羽の滝。
先着3名の打たせ湯ではない。わかっとるわ。
高さ4mから流れ落ちる滝の水を飲めば、願い事が叶うというので行列になっとるわけだ。
ただし、三筋の滝はどれでもいいわけではない。
向かって左が学業成就、あるいは立身出世。
真ん中が恋愛成就、あるいは美容。
向かって右が延命長寿、あるいは健康。
人によって願い事が異なるのは当然であろう。
私は当然真ん中狙いだ。何でやねん。これ以上美しくなってどうすんねん。何でやねん。
滝の前にある「滝の堂」には、こんなことを書いてある張り紙があるんだって。
滝の水は三本共 皆同じです
後ろのお不動様にお願い事をして
霊水をいただいて下さい
諸願成就
どれでもいいんかーい。
ちょっと身もふたもない気分ではある。
三筋の滝といっても水源は一つなので、御利益も分かれるはずがない。
いずれにしろ、かなりの行列だったのでためらわずにパス。
ちなみに「清水寺」という名前は、この「清めの水」が由来だということを先ほど知った。
真下から見上げた。
やっぱり誰も飛び降りようとしない。意気地なし!
だから飛び降りへんよ。
「清水の舞台から飛び降りる」ぐらいの気持ちで、重大なことを決断するという意味じゃ。
ホンマに飛び降りたらあかんがな。
でも江戸時代には200人以上が飛び降りたという記録が残っているらしい。
「飛び降りて死ななかったら願いが叶う」なんていう無茶な話を信じた人たちの暴挙という話だ。
舞台の高さは約13mでビルの4階ぐらいに相当するが、下には木が生い茂っているために生存率は8割を超えたそうだ。
それでも2割近くの人は死んだってこと。
絶対飛び降りたらあかん。
願いを叶えたかったら、音羽の滝の水を三本とも浴びるほど飲んだほうがよっぽどいい。←それもやめとき。
あるいは、腕がムキムキになるまで筋トレして、伏見稲荷の「おもかる石」を軽々と持ち上げるのがよい。←勝手にしぃ。
仁王門(正門)を横から見たところ。
もう既に帰るモードに入っている私。
子安塔と音羽の滝を見ただけ。清水の舞台(本堂)も遠くからと下から見ただけ。
もう疲れ切っていたのさ。仕方ないのさ。
清水寺には何度か来たことがあるからいいのさ。
帰りも南側を通る一番地味そうな「茶わん坂」から帰ることにした。
それでも結構歩いてるけど。
和服姿が多いな。レンタル着物屋さんも、少しは回復しつつあるのかな。
そのまま「清水五条駅」から京阪電車に乗って帰りましょ。
京都一周トレイルからは途中で離れた。
清水寺も実はオプションで、南門の横の道を北にどんどん進み、清水山の山頂まで行くコース。
いや、それももちろん通過点で、さらに北上する。
東山コースはその後、まさに京都の東側を辿り、蹴上から北白川、終点はケーブル比叡駅。ひえぇ~!
今日歩いたコースなど、まだほんの序の口ではないか。
東山コースも起点の伏見桃山から伏見稲荷までのルートもある。
いやいや、他にも北山コース、西山コースもあるんだぞ。
この程度でしんどいとか言っている私が、おいそれと「シリーズ化します」などと軽々しく口走るのは慎もう。
という結論でええんやろか。
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京都一周トレイル第二弾!ホントにシリーズ化して大丈夫?~伏見桃山から伏見稲荷へ
この記事へのコメント
はむおじさん 久々に歩き始めましたか。
ふふふ。 6歩って!(^O^) 赤ちゃんか!
歩くとなったら駅を4つ分って大変な距離な気がするけど
歩けたんですね すごい!
稲荷山が案内図で見ても鳥居の数に驚きです。
長い距離にずっと鳥居!圧倒されますね。
日本人が見てもびっくりなのに外国の人が見たら
どんな感じなんだろうね。
「山頂」の横に書いてある
「当店への再確認はお断り」って( ̄▽ ̄)
さんざん確認されてうんざりだったのかな?
「根上がりの松」ってネットで調べたら
結構いろんなところにあるんだね。松って根っこが上がりやすいのかな?
写真見てるだけでも面白かった。
新シリーズ これからはこんなに歩くってこと?
ふふふ。 6歩って!(^O^) 赤ちゃんか!
歩くとなったら駅を4つ分って大変な距離な気がするけど
歩けたんですね すごい!
稲荷山が案内図で見ても鳥居の数に驚きです。
長い距離にずっと鳥居!圧倒されますね。
日本人が見てもびっくりなのに外国の人が見たら
どんな感じなんだろうね。
「山頂」の横に書いてある
「当店への再確認はお断り」って( ̄▽ ̄)
さんざん確認されてうんざりだったのかな?
「根上がりの松」ってネットで調べたら
結構いろんなところにあるんだね。松って根っこが上がりやすいのかな?
写真見てるだけでも面白かった。
新シリーズ これからはこんなに歩くってこと?
dekoponさん、おはようございます。
家の中では腰が痛くて、よちよち歩いています。赤ちゃんか!
よく乗っていた路線だし、頭の中では結構離れてるなぁと思っていたけれど、
直線距離としてはたいしたことないみたいです。
最初の稲荷山に登った時点で、かなりエネルギーを使ってしまいました。
稲荷神社は全国にあるし、それなりに鳥居の数が多いところもあります。
でも伏見稲荷はやはり別格のようですね。山全体だから。
ここの山頂は、ちょっと山頂っぽくないんですよね。
普通山頂って眼下に見える眺望を期待するけれど、ここ、何にも見えない。
ホントにここが山頂か?とか聞かれるのかな。
新シリーズとは言ってませんよ。
予感?!ってことで、シリーズ化するかどうかは誰にもわかりません・・・
家の中では腰が痛くて、よちよち歩いています。赤ちゃんか!
よく乗っていた路線だし、頭の中では結構離れてるなぁと思っていたけれど、
直線距離としてはたいしたことないみたいです。
最初の稲荷山に登った時点で、かなりエネルギーを使ってしまいました。
稲荷神社は全国にあるし、それなりに鳥居の数が多いところもあります。
でも伏見稲荷はやはり別格のようですね。山全体だから。
ここの山頂は、ちょっと山頂っぽくないんですよね。
普通山頂って眼下に見える眺望を期待するけれど、ここ、何にも見えない。
ホントにここが山頂か?とか聞かれるのかな。
新シリーズとは言ってませんよ。
予感?!ってことで、シリーズ化するかどうかは誰にもわかりません・・・
こんばんは!
あれ?
この記事へのコメントが遅くなってるうちに
第二弾記事が投稿されたような気がしたしたのですが・・・??
伏見稲荷。
そういえば一度も行った事がありません。
かつて30年も京都に住んでたくせに。
10月に一度もキャンプ行ってない、と言いつつ
萩・津和野には旅行に行ったんですか!?
そっちが何気に凄そうな、羨まそうな気がします。
旅館に泊まってたらふく食べて温泉三昧的な・・・♪( *´艸`)
伏見稲荷の参道ってスズメの焼き鳥屋台が多いのですか!?
若い頃はスズメの姿焼きって居酒屋でも度々見かけたのに
最近は全く見かけませんね~
ちなみに僕は大好物でした。
京都一周トレイル、けっこうなハードコースのようですね。
僕は北山や西山は少しは歩いたことがありますが
東山は殆ど知りません。
でも東山を北上すると比叡山界隈が厳しそうですね・・・?
決められた一周トレイルルートを無理して順次歩かなくても、
例えば、大文字山から山科方面へ曲がって音羽山や醍醐山経由で
「山科一周トレイル」とかって勝手に変えちゃっても良くってよ。
ところで余計なことかもしれませんが
京都一周トレイルの利用可能なトイレ一覧がありました。
情報はもしかしたら古い可能性ありますので参考程度に!
https://kyoto-gakuren.jp/wp/wp-content/uploads/2020/01/806bf7cfa777c4b925d5fa4bc1695db2-1.pdf
あれ?
この記事へのコメントが遅くなってるうちに
第二弾記事が投稿されたような気がしたしたのですが・・・??
伏見稲荷。
そういえば一度も行った事がありません。
かつて30年も京都に住んでたくせに。
10月に一度もキャンプ行ってない、と言いつつ
萩・津和野には旅行に行ったんですか!?
そっちが何気に凄そうな、羨まそうな気がします。
旅館に泊まってたらふく食べて温泉三昧的な・・・♪( *´艸`)
伏見稲荷の参道ってスズメの焼き鳥屋台が多いのですか!?
若い頃はスズメの姿焼きって居酒屋でも度々見かけたのに
最近は全く見かけませんね~
ちなみに僕は大好物でした。
京都一周トレイル、けっこうなハードコースのようですね。
僕は北山や西山は少しは歩いたことがありますが
東山は殆ど知りません。
でも東山を北上すると比叡山界隈が厳しそうですね・・・?
決められた一周トレイルルートを無理して順次歩かなくても、
例えば、大文字山から山科方面へ曲がって音羽山や醍醐山経由で
「山科一周トレイル」とかって勝手に変えちゃっても良くってよ。
ところで余計なことかもしれませんが
京都一周トレイルの利用可能なトイレ一覧がありました。
情報はもしかしたら古い可能性ありますので参考程度に!
https://kyoto-gakuren.jp/wp/wp-content/uploads/2020/01/806bf7cfa777c4b925d5fa4bc1695db2-1.pdf
八兵衛さん、ごめんなさい。
第二弾はまだ書きかけです。下書きと間違えて公開で更新してしまいました。
後悔しています。すぐに削除しました。
ま、そのうちに。
伏見稲荷は京都市の中ではかなり南部ですからね。
なかなか行くタイミングがないかもしれません。
萩・津和野の旅はよかったですよ。
全国旅行支援が始まるちょっと前だったので、やや損した気分ですが。
旅館に泊まってふくを食べて温泉三昧でした(^_^)v
伏見稲荷のスズメの焼き鳥屋台、あまり見かけませんでした。
ウズラはありましたけど。800円でした。
スズメ、大好物でしたか! 私は遠慮しときます(>_<)
京都一周トレイル、山歩きに慣れている人にはさほどハードではないようです。
私はたまにしか歩かないからヘトヘトでしたが。
ずっと進めていくと比叡山。
ま、いつのことやらですね。
確かにアレンジコースもいろいろあるようですね。
初級者向けを探しながら歩いてみます。
トイレ一覧、ありがとうございました。
伏見稲荷を出ると、清水寺まではほとんどないようですね。
第二弾はまだ書きかけです。下書きと間違えて公開で更新してしまいました。
後悔しています。すぐに削除しました。
ま、そのうちに。
伏見稲荷は京都市の中ではかなり南部ですからね。
なかなか行くタイミングがないかもしれません。
萩・津和野の旅はよかったですよ。
全国旅行支援が始まるちょっと前だったので、やや損した気分ですが。
旅館に泊まってふくを食べて温泉三昧でした(^_^)v
伏見稲荷のスズメの焼き鳥屋台、あまり見かけませんでした。
ウズラはありましたけど。800円でした。
スズメ、大好物でしたか! 私は遠慮しときます(>_<)
京都一周トレイル、山歩きに慣れている人にはさほどハードではないようです。
私はたまにしか歩かないからヘトヘトでしたが。
ずっと進めていくと比叡山。
ま、いつのことやらですね。
確かにアレンジコースもいろいろあるようですね。
初級者向けを探しながら歩いてみます。
トイレ一覧、ありがとうございました。
伏見稲荷を出ると、清水寺まではほとんどないようですね。