山陽地方編②「おいでませ 山口へ」~今日は移動日と割り切る~
第2日目 2019.1.23
1月23日はジャイアント馬場さんの誕生日。
それ、もう言うた。どんだけ印象づけたいねん。
さて、柳瀬キャンプ場を9時頃出発したわけだが、この日の予定は実にいい加減だった。
目的のキャンプ場さえ、朝まで二択で迷っていた。その二ヶ所は近いわけではないので、ルートも決まっていない。
行きたい場所は決まっていて、この日に行けるものと思っていた。結局全然無理だったのだが。
山口県では2泊する予定なので、ちょっと気が緩んでいたようだ。
キャンプ場は日本海側に決めたが、ルートはナビ子任せ。
ナビ子は実に慎重な女で、到着予想時刻を必要以上に遅く言う。この日も200km以上あるとは言え、19時だという。
200kmを10時間? 時速20km?
自転車か。
グビ子は結構きっちりしているが、15時だという。そんなにかかるか。
あ、グビ子?
Googleナビ子、略してグビ子。よろしく。
じゃあ、ナビ子はカーナビなので略してカビ子ではないのかという意見もあるが(あるんか?)、さすがにカビ子はかわいそう。
先輩なので、ナビ子のままで行こう。
どうでもええわ。
両者はあまり仲が良くないようで、意見が食い違うこともしばしば。
とりあえずの課題は、お風呂。
できれば早めに入りたいものだが、ほとんどの日帰り温泉は10時か11時にならないと開かない。
広島市内の市街地はさすがに交通量も多く、信号だらけだ。
近くの温泉を検索しているうちに、道の駅併設の温泉を見つけた。
ちょっと離れているし、当初のルートではないが、そこを通るルートも見つかった。
ガソリンも補充したし、さあ、風呂だ!
道の駅「スパ羅漢」。

こんな顔出しパネルがあった。
「ハツカイチ」と「ベルサイユ」。「イ」しか掛かってないやん。あと5文字ということと。
なんのこっちゃと思ったが、西日本豪雨からの復興プロジェクトの一環で広島全体で取り組んでいるらしい。
「顔出しんさい! 広島県」。顔出しパネルと「顔を出す=その場所に行く」を掛けてるわけか。
ここは廿日市市で、バラの産地であることにちなんで、「ハツカイチのばら」。
「ベルばら」の作者である池田理代子さんは広島出身ではないが、快諾をもらって作ったということだ。

羅漢温泉。650円。
いたって普通といえば普通だが、あまりにも気持ちよいので、なかなか上がる気になれなかった。
おじさんは烏の行水ほどではないが、そんなに長風呂する派ではない。
でもやっぱり温泉はいいものだ。
極楽、極楽~。
しかし、もう12時前。やばいぞ。まだ200km近く残っているというのに。
ちょっと急がねば。
ルートはどんどん山道に入っていく。今日は中国地方の内陸部を西に向かってギザギザ行く感じ。

どこを走っているのかよくわからんが、峠道には雪が残ってる。

峠を下りてきて振り向くと、こんな看板が。
山口県岩国市を走っていたのね。
しかし、まもなく標識は島根県。
なるほど、広島県から山口県の日本海側に抜けるには島根県を通るってことか。
【島根県】
津和野に入る。
ここは初めて来たぞ。時間があればゆっくり見たかったなぁ。小京都。

道沿いにあったので、車を停めて写真だけ撮った。もちろん入っていない。
津和野は森鴎外が生まれ育ったところ。
残念だが、先を急ぐ。津和野、さよなら。
【山口県】
そして、再び山口県に入り、萩市へ。
ここは何度も来たことがあるが、マイカーでは初。
これも時間が許せば回ってみたかった。

何かわからんな。
松陰神社(松下村塾)のサイド。信号待ちの車の中から撮った。
結局この日は道の駅以外、どこにも寄ってない。

うり坊の郷。
かなりのうり坊推し。うり坊グッズも豊富。
でも、何も買わなかった。
そう言えば、この翌日山道で本物のうり坊を見た。

ハピネスふくえ。
近くに世界遺産・大板山たたら製鉄遺跡があるらしく、その情報コーナーなどもあった。
売店は広く、野菜や海産物など品揃えはかなりのレベルであった。
少し買い物をした。
ちなみに「ふくえ」とは、合併して萩市になる前の「福栄村」からとっている。
以前に勤めていた職場では「福栄」という店の弁当を昼に注文して食べていた。30年ぐらい。
懐かしいな。もう一生食べることはないのかな。
はむおじさんの正体を知っている読者の中にも、福栄の弁当を食べたことある人、いるよね。
あれ?
もっと寄った気になっていたが、入浴したスパ羅漢を合わせても3ヶ所か。
それにしても、道の駅もいろいろだね。
新しく建てたピカピカのところがあるかと思えば、どう見ても昔からあったドライブインをリフォームしたもの。
いや、リフォームではなく看板を付け替えただけかと思うところも。
あるいは観光案内所を無理やり道の駅と名乗らせて、建物の隅っこで少しだけ物品を売ってるとか。
普通に地元のスーパーやコンビニと併設してるとか、キャンプ場があるとか。
おじさんのような旅をしていると、道の駅は本当にありがたい。
買い物、食事、休憩、トイレ、場所によっては入浴、土地の情報収集など、本当に助かっている。
ま、どんなんでもいいよ。
それぞれ個性があって、ついつい寄ってみたくなる。
「みんなちがって、みんないい。」
山口県長門市出身の金子みすゞの有名なフレーズで強引にまとめた。
さて、萩でスーパーに寄ろうと思っていたが、ナビ子が山陰道の無料区間に乗れというのでスーパーに寄り損ねた。
まあ長門市でいいかと思ったら、リサーチ不足で最後の砦のAコープを通り過ぎた。
先が読めないので、少し戻ってやっとお買い物。
結局キャンプ場まであと10分ぐらいのところにもスーパーは一軒あったけどね。
着いた。
本日の走行距離、215.5km。
小田大浜キャンプ場
到着は16:40ごろ。まだ十分明るい。
風が強い。

こんなだだっ広いところ。
風を遮るものは何もない。
ライダーの先客が一人だけいる。
広島から来たソロキャンパー。自営業なので、平日でも簡単に休めると言っていた。

海水浴場なので、目の前は海。
無料キャンプ場だが、夏の海水浴シーズンは駐車料金が必要らしい。
車横付けもちろんOK。

立派なトイレ。海水浴場なのでシャワー室もあったが、閉まってた。

炊事棟もきれいにしてある。

海水浴場の駐車場。トイレはこの端っこにある。

駐車場とキャンプ場は、炊事棟とトイレの間の通路で行き来できる。
車では一旦道路に出て回ってこなければならない。
かなり拡大しなければ無理かも知れないが、この向こうの方におじさんの車が見えている。
実はナビ子の案内は「小田大島海水浴場」と設定していたので、最初駐車場に行って少々困惑していた。
が、すぐに隣にあると気づいてそちらに回ったのだった。
でもキャンプサイトへの入り口はたぶん案内がないから気づきにくい。要注意。
広すぎてテントをどこに張ろうかと迷ったが、先客がトイレや炊事棟に近いほうに張っているので、反対側に。
結局後は誰も来ず、二人だけだった。
そうそう、テント。
強風の中、一人での設営はなかなか難しい。
しかも、フライシートだ。
昨日霜で乾かないままビニール袋に突っ込んだやつ。もうビショビショ。
特に裏側がひどい。これで張ったらテント本体が濡れちまう。
乾かすしかないので、車に広げてドアで挟んだ。
その作業中。
建てていたテントが風で飛んだ。ペグダウンをすぐするべきだった。
この時の風は北風ではなく、南西の風。
海が北側なので、後ろから海に向かって吹く風。
風に煽られたテントは海に向かってゴロンゴロン。
慌てて追いかけて捕まえたが、えらいことになるところやった。(砂浜があるからすぐ海じゃないけどね。)
日は既に山の陰に隠れていたが、風が強いので思ったよりもフライシートはすぐに乾いた。
よかった。
後方からの風よけのために、車の位置を何回かずらした。
テントと車でかなり防ぐことができた。
テントはペグ11本でガチガチに留めた。いい加減なときは3本で済ますのに。
寒いけれど、風向き的には焚き火はしやすそう。
流木も拾えるし、誰かが置いていったと思われる太い薪を3本頂いた。
それでは、一人宴会in山口県のスタート。

到着和牛のり巻き。
山口県の特産ではないと思うが、一応山口県産の米なのでいいだろう。
誰も気づいていないと思うが、今日ここまで昼食のシーンなかったよね。
そうなのだった。朝7時半のカップラーメン以降、この18時まで水分以外口にしていなかったのだ。
貪り食ってしまった。

イカの刺身。仙崎のイカは有名。
「いらっしゃいませ」と言われているが、こちらこそ私のキャンプにいらっしゃいませ、だ。
白い身も歯ごたえがよくて甘く非常においしかったが、すこし茹でたゲソもめっちゃうまかった。

フグの唐揚げ。残念ながらフグは中国産。
炭火で少し炙ってサクッとさせてから食べた。

魚ろっけ。もちろん「ぎょろっけ」と読むのでギョざいます。
命名がさかなくんかどうかは知らない。
山口県の郷土料理の一つらしい。

これも炭火で炙ってみた。
冷めた揚げ物は炭火で炙ると格段においしくなる。
食った食った。
他に買ったものもあるが、明日も山口県で宿泊するので、置いとこう。
お酒やビールは昨日の残りで。
防いでいるとは言え、風はかなり強い。
薪は残っているが、少し早めに切り上げて、ソロストーブバッタで暖をとりながら飲んでた。
星がすごい。
立待月(十七日の月)も出てきた。月が出ると星が遠慮し、雲間に入るとまた星が騒ぎ出す。
いい夜だ。
さあ、寝よう。
おやすみなさい。
zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz
2019.1.24
おはようギョざいます。まだ引っ張られとる。
う~ん、珍しく寝つけなかったなぁ。
一つは波の音。風が強かったせいか、日本海だからか、すごい音が夜通し聞こえてた。
もう一つはもちろん、風の音。夜が更けるにつれてどんどん強まっていった感じ。
翌朝、広島から来たソロキャンパーと話したが、12時頃テントが飛ばされるかと思ってペグを打ち直したらしい。
それでもいつの間にか眠ってしまうもので、結局7時前まで寝ていた。
よう寝とるやないかい。
朝になると、北風に変わっていた。
つまり正面からまともに吹き付けてくる。
朝食はパン。

何てことないが、地元のパン屋さんのパン。
風で無駄に体力を奪われるのも嫌なので、テントの中で食べた。
少し散歩して、砂浜まで降りてみた。


雲は多いが、全体的には晴れている感じ。太陽はまだ山の向こうにいるようだが。
風が強かったおかげで、テントはカラカラ。
撤収も楽勝。
今日は昨日よりも距離が長い上に、寄りたいところもあるので早めに出発しよう。
1月23日はジャイアント馬場さんの誕生日。
それ、もう言うた。どんだけ印象づけたいねん。
さて、柳瀬キャンプ場を9時頃出発したわけだが、この日の予定は実にいい加減だった。
目的のキャンプ場さえ、朝まで二択で迷っていた。その二ヶ所は近いわけではないので、ルートも決まっていない。
行きたい場所は決まっていて、この日に行けるものと思っていた。結局全然無理だったのだが。
山口県では2泊する予定なので、ちょっと気が緩んでいたようだ。
キャンプ場は日本海側に決めたが、ルートはナビ子任せ。
ナビ子は実に慎重な女で、到着予想時刻を必要以上に遅く言う。この日も200km以上あるとは言え、19時だという。
200kmを10時間? 時速20km?
自転車か。
グビ子は結構きっちりしているが、15時だという。そんなにかかるか。
あ、グビ子?
Googleナビ子、略してグビ子。よろしく。
じゃあ、ナビ子はカーナビなので略してカビ子ではないのかという意見もあるが(あるんか?)、さすがにカビ子はかわいそう。
先輩なので、ナビ子のままで行こう。
どうでもええわ。
両者はあまり仲が良くないようで、意見が食い違うこともしばしば。
とりあえずの課題は、お風呂。
できれば早めに入りたいものだが、ほとんどの日帰り温泉は10時か11時にならないと開かない。
広島市内の市街地はさすがに交通量も多く、信号だらけだ。
近くの温泉を検索しているうちに、道の駅併設の温泉を見つけた。
ちょっと離れているし、当初のルートではないが、そこを通るルートも見つかった。
ガソリンも補充したし、さあ、風呂だ!
道の駅「スパ羅漢」。

こんな顔出しパネルがあった。
「ハツカイチ」と「ベルサイユ」。「イ」しか掛かってないやん。あと5文字ということと。
なんのこっちゃと思ったが、西日本豪雨からの復興プロジェクトの一環で広島全体で取り組んでいるらしい。
「顔出しんさい! 広島県」。顔出しパネルと「顔を出す=その場所に行く」を掛けてるわけか。
ここは廿日市市で、バラの産地であることにちなんで、「ハツカイチのばら」。
「ベルばら」の作者である池田理代子さんは広島出身ではないが、快諾をもらって作ったということだ。

羅漢温泉。650円。
いたって普通といえば普通だが、あまりにも気持ちよいので、なかなか上がる気になれなかった。
おじさんは烏の行水ほどではないが、そんなに長風呂する派ではない。
でもやっぱり温泉はいいものだ。
極楽、極楽~。
しかし、もう12時前。やばいぞ。まだ200km近く残っているというのに。
ちょっと急がねば。
ルートはどんどん山道に入っていく。今日は中国地方の内陸部を西に向かってギザギザ行く感じ。
どこを走っているのかよくわからんが、峠道には雪が残ってる。
峠を下りてきて振り向くと、こんな看板が。
山口県岩国市を走っていたのね。
しかし、まもなく標識は島根県。
なるほど、広島県から山口県の日本海側に抜けるには島根県を通るってことか。
【島根県】
津和野に入る。
ここは初めて来たぞ。時間があればゆっくり見たかったなぁ。小京都。
道沿いにあったので、車を停めて写真だけ撮った。もちろん入っていない。
津和野は森鴎外が生まれ育ったところ。
残念だが、先を急ぐ。津和野、さよなら。
【山口県】
そして、再び山口県に入り、萩市へ。
ここは何度も来たことがあるが、マイカーでは初。
これも時間が許せば回ってみたかった。
何かわからんな。
松陰神社(松下村塾)のサイド。信号待ちの車の中から撮った。
結局この日は道の駅以外、どこにも寄ってない。

うり坊の郷。
かなりのうり坊推し。うり坊グッズも豊富。
でも、何も買わなかった。
そう言えば、この翌日山道で本物のうり坊を見た。

ハピネスふくえ。
近くに世界遺産・大板山たたら製鉄遺跡があるらしく、その情報コーナーなどもあった。
売店は広く、野菜や海産物など品揃えはかなりのレベルであった。
少し買い物をした。
ちなみに「ふくえ」とは、合併して萩市になる前の「福栄村」からとっている。
以前に勤めていた職場では「福栄」という店の弁当を昼に注文して食べていた。30年ぐらい。
懐かしいな。もう一生食べることはないのかな。
はむおじさんの正体を知っている読者の中にも、福栄の弁当を食べたことある人、いるよね。
あれ?
もっと寄った気になっていたが、入浴したスパ羅漢を合わせても3ヶ所か。
それにしても、道の駅もいろいろだね。
新しく建てたピカピカのところがあるかと思えば、どう見ても昔からあったドライブインをリフォームしたもの。
いや、リフォームではなく看板を付け替えただけかと思うところも。
あるいは観光案内所を無理やり道の駅と名乗らせて、建物の隅っこで少しだけ物品を売ってるとか。
普通に地元のスーパーやコンビニと併設してるとか、キャンプ場があるとか。
おじさんのような旅をしていると、道の駅は本当にありがたい。
買い物、食事、休憩、トイレ、場所によっては入浴、土地の情報収集など、本当に助かっている。
ま、どんなんでもいいよ。
それぞれ個性があって、ついつい寄ってみたくなる。
「みんなちがって、みんないい。」
山口県長門市出身の金子みすゞの有名なフレーズで強引にまとめた。
さて、萩でスーパーに寄ろうと思っていたが、ナビ子が山陰道の無料区間に乗れというのでスーパーに寄り損ねた。
まあ長門市でいいかと思ったら、リサーチ不足で最後の砦のAコープを通り過ぎた。
先が読めないので、少し戻ってやっとお買い物。
結局キャンプ場まであと10分ぐらいのところにもスーパーは一軒あったけどね。
着いた。
本日の走行距離、215.5km。
小田大浜キャンプ場
到着は16:40ごろ。まだ十分明るい。
風が強い。
こんなだだっ広いところ。
風を遮るものは何もない。
ライダーの先客が一人だけいる。
広島から来たソロキャンパー。自営業なので、平日でも簡単に休めると言っていた。
海水浴場なので、目の前は海。
無料キャンプ場だが、夏の海水浴シーズンは駐車料金が必要らしい。
車横付けもちろんOK。
立派なトイレ。海水浴場なのでシャワー室もあったが、閉まってた。
炊事棟もきれいにしてある。
海水浴場の駐車場。トイレはこの端っこにある。
駐車場とキャンプ場は、炊事棟とトイレの間の通路で行き来できる。
車では一旦道路に出て回ってこなければならない。
かなり拡大しなければ無理かも知れないが、この向こうの方におじさんの車が見えている。
実はナビ子の案内は「小田大島海水浴場」と設定していたので、最初駐車場に行って少々困惑していた。
が、すぐに隣にあると気づいてそちらに回ったのだった。
でもキャンプサイトへの入り口はたぶん案内がないから気づきにくい。要注意。
広すぎてテントをどこに張ろうかと迷ったが、先客がトイレや炊事棟に近いほうに張っているので、反対側に。
結局後は誰も来ず、二人だけだった。
そうそう、テント。
強風の中、一人での設営はなかなか難しい。
しかも、フライシートだ。
昨日霜で乾かないままビニール袋に突っ込んだやつ。もうビショビショ。
特に裏側がひどい。これで張ったらテント本体が濡れちまう。
乾かすしかないので、車に広げてドアで挟んだ。
その作業中。
建てていたテントが風で飛んだ。ペグダウンをすぐするべきだった。
この時の風は北風ではなく、南西の風。
海が北側なので、後ろから海に向かって吹く風。
風に煽られたテントは海に向かってゴロンゴロン。
慌てて追いかけて捕まえたが、えらいことになるところやった。(砂浜があるからすぐ海じゃないけどね。)
日は既に山の陰に隠れていたが、風が強いので思ったよりもフライシートはすぐに乾いた。
よかった。
後方からの風よけのために、車の位置を何回かずらした。
テントと車でかなり防ぐことができた。
テントはペグ11本でガチガチに留めた。いい加減なときは3本で済ますのに。
寒いけれど、風向き的には焚き火はしやすそう。
流木も拾えるし、誰かが置いていったと思われる太い薪を3本頂いた。
それでは、一人宴会in山口県のスタート。
到着和牛のり巻き。
山口県の特産ではないと思うが、一応山口県産の米なのでいいだろう。
誰も気づいていないと思うが、今日ここまで昼食のシーンなかったよね。
そうなのだった。朝7時半のカップラーメン以降、この18時まで水分以外口にしていなかったのだ。
貪り食ってしまった。
イカの刺身。仙崎のイカは有名。
「いらっしゃいませ」と言われているが、こちらこそ私のキャンプにいらっしゃいませ、だ。
白い身も歯ごたえがよくて甘く非常においしかったが、すこし茹でたゲソもめっちゃうまかった。
フグの唐揚げ。残念ながらフグは中国産。
炭火で少し炙ってサクッとさせてから食べた。
魚ろっけ。もちろん「ぎょろっけ」と読むのでギョざいます。
命名がさかなくんかどうかは知らない。
山口県の郷土料理の一つらしい。

これも炭火で炙ってみた。
冷めた揚げ物は炭火で炙ると格段においしくなる。
食った食った。
他に買ったものもあるが、明日も山口県で宿泊するので、置いとこう。
お酒やビールは昨日の残りで。
防いでいるとは言え、風はかなり強い。
薪は残っているが、少し早めに切り上げて、ソロストーブバッタで暖をとりながら飲んでた。
星がすごい。
立待月(十七日の月)も出てきた。月が出ると星が遠慮し、雲間に入るとまた星が騒ぎ出す。
いい夜だ。
さあ、寝よう。
おやすみなさい。
zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz
2019.1.24
おはようギョざいます。まだ引っ張られとる。
う~ん、珍しく寝つけなかったなぁ。
一つは波の音。風が強かったせいか、日本海だからか、すごい音が夜通し聞こえてた。
もう一つはもちろん、風の音。夜が更けるにつれてどんどん強まっていった感じ。
翌朝、広島から来たソロキャンパーと話したが、12時頃テントが飛ばされるかと思ってペグを打ち直したらしい。
それでもいつの間にか眠ってしまうもので、結局7時前まで寝ていた。
よう寝とるやないかい。
朝になると、北風に変わっていた。
つまり正面からまともに吹き付けてくる。
朝食はパン。
何てことないが、地元のパン屋さんのパン。
風で無駄に体力を奪われるのも嫌なので、テントの中で食べた。
少し散歩して、砂浜まで降りてみた。
雲は多いが、全体的には晴れている感じ。太陽はまだ山の向こうにいるようだが。
風が強かったおかげで、テントはカラカラ。
撤収も楽勝。
今日は昨日よりも距離が長い上に、寄りたいところもあるので早めに出発しよう。
山陽地方編④「晴れの国」岡山県vs「どんより男」はむおじさん~勝ったのはどっち?!
山陽地方編③「おいでませ 山口へ」その2~山口は見どころ満載。
山陽地方編① うさぎにレモン?広島は案外かわいい所じゃけえ。
山陽地方編③「おいでませ 山口へ」その2~山口は見どころ満載。
山陽地方編① うさぎにレモン?広島は案外かわいい所じゃけえ。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
|
|
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。