真夏のおっさん避暑キャンプ~熱中症よりも飲み過ぎ食べ過ぎ警戒アラート発表中!
夏ですなぁ。
連日、暑うおますなぁ。
やってられまへんなぁ。
ほな、キャンプ行きまひょか。
昔はキャンプシーズンと言えば、夏だった。
今の時代でも、一般的に「キャンプと言えば夏」と思う人は多いだろう。
実際、俳句の世界でも「キャンプ」は夏の季語だ。
以前は、こう考えた。
キャンプ=ファミリーキャンプ→子どもを連れて行く→夏休みが行きやすい→キャンプと言えば夏
こんな考え方もある。
キャンプ→山など自然の中で過ごす→都会より涼しい→夏は涼しく過ごしたい→キャンプと言えば夏
もちろん、こういう思考回路もあろうか。
キャンプ→一日中屋外で過ごす→冬はもちろん春秋でも夜は寒い→夏なら大丈夫→キャンプと言えば夏
あるいは、こういう思い込みをする人もある。
キャンプ→屋外でビールを飲む→夏が一番美味いに決まってる→キャンプと言えば夏
こんな決めつけもある。
キャンプ→BBQ→屋外で肉を焼いて食う→夏が一番ふさわしいに決まってる→キャンプと言えば夏
まあ、どんな考え方であろうと、どんな思考回路、思い込み、決めつけであろうと、構わないのだが。
私とて、以前はそういった考え方を持っていた。
しかし、キャンプを経験するにつれて、夏キャンプを避けるようになった。
子どもは連れて行かないし。
夏はキャンプ場だって暑いし。
秋冬キャンプのほうが楽しいし。
ビールはいつでも美味いし。
肉なんてどの季節でも焼けるし。
虫、多いし。
人、多いし。
暑さが尋常じゃなくなってきた、というのが一番の理由かな。
確かに標高の高い高原キャンプ場なら涼しいけれど、道中がたまらん。
クーラーの効いた部屋の中にいるほうが楽に決まってる。
いつの頃からか、真夏のキャンプは避けるようになった。
それでも、キャンプに行ったのだ。
おっさん3人で。
ようやるなぁ。
今回のキャンプ地は、4月に行った秘密の場所。
こんないいところは、明かすわけにはいかない。
正午に集合して、まずタープを張った。ブルーシートじゃないぞ。
木陰もあるにはあるが、せっかくなので川の近くに陣取った。
フラットな芝生が続く。
デイキャンプの人はちらほらいる。
今回の登場人物は、私を含めて3人。
K氏とM社長という、おっさんキャンプメンバーの中でも特にアクの強い2人と一緒だ。
大丈夫やろか。
とにかく乾杯しよう。
スーパードライ生ジョッキ缶。
発売当初は売れに売れて、かなり長い期間出荷停止になっていたのでお目にかからなかった。
今はどこでも買える。というても、UNIQLOでは買えへんよ。わかっとるわ。
近所のスーパーでは8月中は安売りしている。
う~ん、美味い。
先ほど「ビールはいつでも美味い」と書いたが、やっぱり夏に外で飲むビールは格別だ。
到着ラーメンの代わりに、今日は到着揖保乃糸。
量が少ないが、またどうせいろいろ食べるし。
ビールのアテとしては、そうめんは弱すぎるので、早々に味変。
「桃屋のしびれと辛さががっつり効いた麻辣香油」をちょい足し。
辛さというよりはしびれのほうを強く感じるな。
2本目以降はPSB。
夏だから当然暑いのだが、自分の住んでいる町に比べたら断然マシだ。
標高は300mぐらいのようだが、やはり緑に囲まれていて、川沿いだけのことはある。
風が心地よい。
M社長の大きなタープもいい仕事をしている。
生地がしっかりしているのと、高めに張ったことで、太陽の熱を感じない。
K氏は冷やし中華。
逆から撮って180°回転させたので、何か気持ち悪い写真。
M社長はハマチの造りをアテに飲んでる。お裾分けをもらってしまった。
山のキャンプ場でお造りというのもいいねぇ。
はむおじさんもおつまみを一品作りましょ。
ミョウガだねぇ。夏らしいねぇ。
生ハムはめったに買わないねぇ。
こうなった。ミョウガの生ハム巻。
ミョウガの千切りをオリーブオイルと黒胡椒で和えて、生ハムで巻いただけ。
巻き方が雑だねぇ。こういうとこよ。
K氏はミョウガが嫌いらしいが、M社長にはたいそうウケた。
ミョウガと生ハムって合うんだねぇ。
生のミョウガのシャキシャキの食感もいい。
というか、生ハムのしょっぱさがビールに合うねぇ。
生ハムおじさんとしては、今後生ハム料理を開発しようかなぁ。
断るまでもないが、はむおじさんは「生」だから。
スモークもされてないし、ぶ厚く切って焼かれてもいないし、サンドイッチに挟まれてもいないし。
M社長の焼き枝豆。ニンニクが効いていて、これもビールが進んでしまう。
指先が油で汚れるので、汚れついでにどんどん食べるよなぁ。
意味もなく、ちょっと風景写真を挟む。
のどかでいいな。
ビールももう4缶空いた。
スタートが早かったから、ペースが早いぞ。
K氏もM社長もハイペースのようだ。
もっとも彼らのアルコール摂取に、ペース配分という概念はないと思われる。
日中の最も気温の高い時間帯になっているが、タープの下なら十分過ごせる。
最近はハンディファンが夏キャンプの必需品とか言われるが、風が適当にあるからここでは必要なし。
薄い雲のおかげで、太陽もギラギラ照りつけていない。
ちょっとした避暑地だな。
もうひとつ、この場所のいいところ。
虫が少ない。
1泊2日、ついに蚊の姿を見ることはなかった。
トンボのおかげかなぁ。写真でわかります?
とにかくトンボがたくさん飛んでいる。
「おにやんま君」というトンボの模型が防虫対策に効果的だと聞くが、それなら本物のトンボならもっと強力だろう。
ちっちゃいアリは何匹か見たし、小バエのようなのも多少は飛んでる。
アブかブヨみたいなやつも1~2匹は見たが、実害はゼロ。
虫嫌いでは右に出る者がいないと言われる、あのK氏が半袖短パン裸足で過ごしている。
虫嫌いには見えないが、実は虫嫌いらしいM社長も同じような姿。
はむおじさんは取り立てて虫嫌いではない(虫好きでもない)。
それでも虫対策として、キャンプ地では夏でも長ズボンで靴下と靴を履いて過ごしている。
今日も薄手の長ズボンだが、裸足にクロックスで大丈夫だ。
トンボ君、ありがとう。知らんけど。
今日も燻製。いつも通り、めんつゆにつけておいたうずら卵と、チーズ。
いい色になっているが、一つだけ卵から黄身が飛び出している。
燻製は今は食べない。晩酌のつまみにする予定なのでおいておく。
今日はM社長の料理づくりのエネルギーがすごいぞ。
ピーマンとトマトのチーズ焼き。
まだ少し生っぽさが残るピーマンがシャキッ、トマトの汁がジュワ-、チーズがトローリ。
おいしいなぁ。
K氏の焼きとうもろこし。
甘~い!
乾杯のポーズで記念撮影。
M社長のクーラーボックス(小)。氷水が張ってある。
氷水とトマトは、絵的に非常に相性がいい気がする。清冽、という言葉が浮かぶ。
ビールを最もキンキンの状態で飲もうと思ったら、間違いなくこの氷水をお薦めする。
ただし、生ジョッキ缶は冷やしすぎると泡の出が悪くなるけど。
ついでにM社長のテーブル周辺の様子。
注目すべきはストライプのリクライニングチェアではなく、ましてや右にいるK氏でもない。
その間にある、茶色いテーブルのような食器棚のようなタンスのような物体。
M社長が知り合いの人に作ってもらった物入れ。
細かく分かれている棚のサイズも、入れる物を決めてピッタリサイズにしてもらったそうだ。
全体のサイズも、車に載せる場所を決めて、そのサイズに合わせたと。
すごいなぁ。
ただし、最大の欠点はその恐るべき重量。一人で運ぶのは至難の業。
めっちゃ重たい。ソロではきっと苦労する。
クルマを横付けできないキャンプ場ではキャリー必須。
M社長がタープの下にハンモックを吊した。
彼はハンモックスタンドを持っているので、どこでもハンモック泊ができる。うらやましい。
しかも、このスタンド、自作というからすごい。真似できない。
今日はこれで寝るつもりのようだ。
M社長の持ち物紹介のコーナーか。
それならついでにもう一つ。
ホース。
ここはトイレ横にある小さい手洗いしか水場がない。
飲み水に使えなくはないが、手洗いの形状では水汲みに適さない。
そこでホースの登場。
水を持ってきていないK氏が借りてありがたく使っていた。
ところが、ホースから出てきた水は真っ黒だったそうな。
カビだらけのまま放置されてたのかな。
きれいになったらしいが、飲み水として使うのはどうだろう。
M社長の物ばかり紹介するとK氏が拗ねるといけないので、K氏のテーブル周り。
う~ん。紹介するにしては乱雑だったか。
ま、K氏が自分で撮った写真だし。
はむおじさんのコット。
ずっと車には積んでいるが、あまり使っていない。
今日はこれで寝ようと企んでいる。
だからテントは設営していない。
ちょっと寝転んで、空を写した。
そのままカメラを頭のほうに持っていって山を写した。
ちょっと気持ち悪い。
相変わらず虫は少ないが、虫嫌いのK氏が蚊取り線香をつけだした。
タープを囲むように5ヶ所。結界となるのだろうか。というか、虫いないんやけど。
M社長が撮ってくれたK氏とはむおじさん。
このときK氏が焼いていた、四角い目玉焼き。
かなり日が傾いてきた。
もう6時が近い。
そろそろ夕食の準備。
だらだらと飲み食いしているので、昼食と間食と夕食の区別はないんやけど。
M社長作の蒸し鶏ミョウガソースがけ。名前わからん。
蒸し具合がちょうどよくて、フワッとしてる。ミョウガもいい仕事してるなぁ。
めっちゃおいしい。
ズッキーニを乱切りにして・・・(まな板が相変わらず汚い)
背わたを処理したエビと炒めた。
エビとズッキーニの塩バター炒め。
エビもプリッとしてるし、ズッキーニの食感もいい。
K氏は王道のステーキ。
やっぱり、肉だね。肉にはかなわないね。
料理を作ってもすぐに取り分けたり食べたりしてから、撮影を思い出す傾向がある。
だから何となくどれも食べかけに見えてしまうなぁ。
しかし、よう食うなぁ。おっさんたち、この数時間だけで一日分のカロリー摂取してるんちゃうの?
しかもどんだけ飲んでるのよ。
私はビール6本で、後は焼酎にするつもり。でも、この人たちには勝てんわ。
K氏はビールの他に缶チューハイも飲んでるし、ウィスキーも、焼酎も。
M社長、もうビール8本?9本? 最終的には10本は飲んだらしい。
アウトドアというのは自然の中で活動することを意味するので、何となく健康的なイメージを持たれがちだ。
しかしどうだ。
我々の活動は果たして健康的だろうか。
飲んで、食って、しかもたいして動きもせずに。
何という不健康な活動をしているのだ。
そのうち、キャンプ用品一つ一つに、
「キャンプは、様々な疾病になる危険性を高め、あなたの健康寿命を短くするおそれがあります。キャンプには依存性があります。」
などというタバコ並みの表示が義務化されるんじゃないか。
今日ぐらいの気温と日差しなら、熱中症のリスクはさほど高くはなさそうだ。
しかし、それと比べても明らかに飲み過ぎ食べ過ぎのリスクは高い。
そんなこともあって、今回はいつになく水をよく飲んでいる。
ビールの合間に、コップに氷を入れて水を飲むようにした。
熱中症対策と飲み過ぎ対策の合わせ技じゃ。
そのおかげで、氷水が入ったままのコップにビールを注ぐという失敗をやらかしてしまった。
不穏な入道雲を見て夕立ぐらいあるかと覚悟したが、全く降らなかった。
話は変わって。
珍しく、新しいキャンプ道具を持ってきた。
新しい焚き火台。
有名なピコグリルを模した、いわゆる「パチグリル」の一つ。
Amazonで調べたら、同タイプの中で最も安かったのが、この「DOKICAMP」。
購入金額は、¥1,890。
本家のピコグリルが¥14,000ほどするらしいので、7.4個買える計算。
このタイプの焚き火台は初めてなので、ちょっと楽しみ。
まだ使用していないのでピカピカ。
手を切ったというレビューをいくつか見たので、家で紙やすりをかけてバリ取りをしてきた。
それでも扱うときには手袋をした方が無難。
はむおじさんは貧乏(症)なので、キャンプ道具は同じものをずっと使っている。
使っているものが壊れたり、破れたりしない限り、滅多に買い換えようとしない。
テントもタープもシュラフもテーブルもチェアもクーラーボックスもクッカー類もランタンもいつも同じ。
キャンプ道具をいろいろと購入した時期が、はむおじさんのキャンプ史上三度ある。
第一期は、20数年前のファミリーキャンプを始めた頃。
何も知らず、インターネットも普及していなかったので、主にホームセンターで買っていた。
今はほとんどのものが買い換えられて、現役で使っているものはわずか。
たまに使うガスランタンとか、冬キャンプでダブルシュラフにするための中綿シュラフとか。
食器などを入れている一軍ボックスはこの当時に買ったものだ。
第二期は、10年ほど前におっさんキャンプやソロキャンプを始めた頃。
タープやチェアなど、第一期のものもまだ使ってはいたが、かなり多くのものを購入した。
ソロキャンプ向きのものをいろいろと研究するのが楽しかった。
ブログや動画で先達が使っているものを調べ、Amazonでポチポチした。
この時期が、私にとってのいわゆる「キャンプ沼」ということになる。
第三期は、4年半ほど前に仕事を辞めて「全国制覇の旅」に挑み始めた頃。
第二期のものがほとんど現役だったが、クルマ旅をすることを考えての道具選びをしていた。
保冷力の高いクーラーボックス、クルマを横付けできない場合に供えてのアウトドアワゴン、車内の収納スペースを考えてコンパクトな焚き火台など。
その後は、焚き火シートがボロボロになったので買い換えたり、テントの下に敷くグランドシートの撥水性がなくなったので買い換えたり、なくなったと思った火吹き棒を買ったり(すぐに見つかったので現在2本持ち)したぐらい。
道具をあまり買わない理由は明確だ。
①金がない。
②保管する場所がない。
③使っているものに特に不満がない。
④複数持っても、どれを使うか考えるのがめんどくさい。
この中では②が大きいかな。
たぶん今後も滅多に使わないであろう予備の道具を処分すれば多少は何とかなるけど。
SNS等では、道具自慢の投稿をよく見かける。
珍しいビンテージものを入手したり、DIYで作った世界で一つだけのものを自慢するのはよくわかる。
でも、同じ種類のものをいくつも持っていることを自慢するのはどうだ。
テントは10張めだとか、ランタンは大小合わせて20個を超えたとか、焚き火台を買ったばかりなのにまた買っちゃったとか。
そういう投稿へのコメントでよく見るのが、「私も同じです。」「キャンプあるあるですね。」「キャンプ沼は永遠ですね。」
いや、私は同じじゃないし。
人によっては「キャンプないない」だし。
とっくに沼から抜け出してるし。
こういった、次々にものを買ってしまう人たちに、ひとこと物申したい。
ええなぁ。
保管場所があって、費やせるお金があるんならそりゃええよな。
季節やキャンプ地の環境、交通手段、雰囲気、気分、いろんな要素を考えてチョイスできるなら、そのほうがいいに決まってる。そんなんしたいわ。
コレクションが趣味だという気持ちもわかる。
世の中にはお金持ちがたくさんいるんだなぁと、指を咥えるばかりのおじさん。
まあ、ええねん。
どこにどれだけお金を使うかは人それぞれだし。
とにかく今日は新しい焚き火台で焚き火をしよう。
K氏がボンネットで水を温めている。
この後、温水シャワーを浴びて、さっぱりしてきたようだ。
どのようにしたのかは見ていないから知らない。もちろん写真もない。
おっさんの裸を撮影するという趣味はない。
ああ、日が沈む。
そして、夜。
月も昇ってきた。
新しい焚き火台、よく燃える。
ただしこれまで使っていたメッシュタイプと比べたら、灰がたくさん残ってしまう感じ。
ここまで3人の会話については全く触れなかった。
もちろん何やかんやとしゃべってはいる。
こんなところに書くべき内容ではないので、そっとしておいてほしい。
というか、あまり覚えていない。
ただし、音楽を聞いていたことは覚えている。
今日の泊まりは我々だけなので、音楽も遠慮せずに流せる。
もちろん大音量ではない。3人に聞こえたら十分だ。
なぜか音楽に詳しいK氏がおすすめのジャズを流してくれた。
いい雰囲気だ。
芋焼酎じゃなくて、バーボンにしたらよかったな。
こんなジャジーな夜もいい。
おっさんたちに似つかわしい雰囲気かどうかはわからぬが。
K氏としていたフォークソング談義も実に興味深かった。
岡林信康とか高田渡とか五つの赤い風船とか、そんな歌も聞きながら喋っていた。
M社長はハンモックに寝転がった。
K氏はリクライニングチェア。クーラーボックスをオットセイ、いやオットマンとして使っている。
はむおじさんはコットをタープの下に持ち込んで、ガーゼのケットと枕を用意した。
三者三様、おっさんたちはタープの下で眠りに落ちていくのだった。
おやすみなさい。
zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz
ふと目が覚めた。
ん? 外?
状況を理解するのに、2秒ほどかかった。
キャンプに来ていること。テントを張らずにコットで寝たこと。もう朝になってること。ちょっと肌寒くてタオルケットを首の近くまでかけたこと。
スマホはコットの枕元に放置したまま。不用心なこと。
そういうことには用心深いほうだが、酔っていたのと我々以外に誰もいなかったせいか。
時間は5時半すぎ。
もう少し寝てられるんだけれど、気になる音が聞こえる。
ポツン、ポツン。
雨音? いや、いい天気に見えるが。
コットの足下辺りに、かなりの量の水滴が落ちてくる。
タープの裏がびっしりと結露し、その滴が雨だれのように落ちているのだ。
小柄な私が横向きでやや膝を曲げて寝ていたので、自分の足にはあまりかかっていない。
睡眠中、無意識に足を曲げたのかもしれない。
リクライニングチェアで寝ているK氏。睡眠中のせいか、頭部が石膏像のようになってしまった。
実際はここまで禿げてはいない。
シュラフに包まっているが、水滴の洗礼を思いっきり受けとるやないの。
ちなみにK氏は4時頃目が覚めて、寒すぎたのでクルマからシュラフを引っ張り出したらしい。
M社長は起きていたようで、カメラを向けるとライオンのような顔で手を振ってくれた。
サングラスをしたまま寝ていたのだろうか。
写真で見る限りでは水滴の洗礼は受けていないようだ。
お尻が地面についているようにも見えるが、実際はどうだったのだろう。
青空が広がっている。
川と橋と杉林。見る人が見たら、この場所の大きなヒントになりそうだ。
実際、前回ここに来たときのブログだけで、地理ヲタクの八〇衛さんはわかってしまったらしい。
いつかキャンプをしている最中に、パックラフトに乗ったおじさんが目の前を下っていかないかと期待している。
起きて間もないサイトの様子。
普段と比べても、夜の片付けをかなり怠ったことがわかる。
散歩にでかけた人の後ろ姿をズームイン。
K氏だと思うが、麦わらのルフィかもしれない。絶対ちゃうやろ。
まだ6時台前半だが、みんなしっかり起きている。
ただしまだ半分頭が眠っているので、しばらくぼーっとしていた。
やっと朝食。それでもまだ7時すぎ。
ノザキのコンビーフポテトサラダパン。
ホットサンドメーカーで炙っただけ。
コーヒーは淹れた。
パン一つではさすがに少ないので、ポテトチップスを追加。
プライドポテト 神のり塩。
ビールが欲しくなってしまうので、半分ぐらいでやめた。
K氏は目玉焼きを作って、パンを食べてたかな。
M社長はパスタを食べていたような。
どちらも写真がないので、ちゃんと思い出せない。
後はボチボチと片付けをしながら、大半はボーッとして過ごした。
テントの撤収がないので、圧倒的に楽だ。
一瞬パラパラッと雨が降ってきたが、ホントに一瞬で、後は穏やかに晴れていた。
コットもタープもすぐに乾いた。
やっぱりええ場所やなぁ。
また来よう。
そう言えば、朝の6時すぎにおばちゃんがトイレの清掃に来てくれてたなぁ。
実にありがたい。
絶対にきれいに使おうと思う。
ここだけは、守りたい。
しかし、悲しいかな、こんなことをするヤツがいるのも事実。
なぜこれがいけないことだと思えないのだろうか。
焚き火台を使ったけどシートを敷いてなかったので、ちょっと焦げ跡を作っちゃった、というレベルではない。
普通に生まれて、普通に育って、普通に教育を受けて、普通に社会生活を営む人間のすることではない。
見た限りではこれが一番大きかったが、他にも直火の跡が数ヶ所見られた。
結局そうなるんだわ。
他の人がやってるからいいんじゃないの、という阿呆が必ずいる。
こういうのを見て心が痛まないヤツは、アウトドアなんてやっちゃいかんのだ。
こんなにきれいな芝生の上で直火をするヤツは、地球上に存在しちゃいかんのだ。
たぶんわかってもらえないと思うが、ツバメが低く飛んでいる。
昨日から見られたので、雨を心配していたが何とか持ちそうだ。
「ツバメが低く飛ぶと雨になる」
これは迷信ではなくて、科学的根拠がある。
低気圧が近づいて湿度が高くなると、小さい虫の羽が重くなって高いところを飛べなくなる。
そいつらを捕食するために、ツバメが低く飛ぶのだ。
と、K氏が解説してくれた。
ツバメが飛んできたら、あれだけいたトンボが一斉にいなくなる。
ツバメが去ると、またトンボがたくさん現れる。
ここにも弱肉強食の世界を垣間見ることができる。
これだけ交互にツバメとトンボが現れたら、蚊や小バエ、蜂、アブなどもおちおち飛んでいられないんだろうな。
ロープに留まってひと休みしているトンボ君。
さあ、撤収もほぼ完了。
もはやルーティンというより儀式と化してきた、撤収時の「午前に飲む午後の紅茶」。
何とまだ9時前。
三人がかりでタープを片付けて、撤収完了。
このクソ暑い夏にキャンプ?! とも思ったが、来てよかった。
涼しいとまでは言えないが、暑くて仕方ないということも全くなかった。
夜や朝方は、24~25℃ぐらいだったようだ。
昼間でも風があると、実に心地よかった。
桜の季節に来て、真夏に来た。
次は秋だな。一度ソロで来るのもいいかもしれない。
気候的にはよかったが、ちょっと食べ過ぎたなぁ。
おいしいものがたくさんあると、当然のように酒量も増える。
M社長は飲み過ぎて、体重が3kg増えたらしい。
私は怖くて体重計に乗っていない。
ちょっと睡眠不足なので、安全運転で帰りましょう。
それではまた、気候のいい季節に。
タグ :タープでコット泊飲み過ぎ食べ過ぎDOKICAMPの焚き火台トンボのおかげで蚊がいないツバメが低く飛ぶと雨ジャジーな夜に乾杯いつものようにダラダラと書いた駄文避暑キャンプ蒸し鶏がいちばん美味かったな。
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この記事へのコメント
こんばんは!
地理ヲタクの八〇衛です^^
いくら僕が地理ヲタクでも
あの写真だけでは全然わからないですよ!(^^;
本文中やコメント欄にヒントが書かれていたのが一番です♪
川の水量が平水では少し少ないので
若干増水気味の日の早朝にこの川原に到着して、まずはテントを張り
地元のコミュニティバスで数キロ上流の市街地?まで行って
そこから川を下ってきたらキャンプ場到着がちょうど昼頃になりそうで
キャンプ始めるにはちょうどいい感じカモ?と
ひそかに目論んでます♪
ほんまにここはええ場所ですね~
近くにあったら入り浸りです♪
地理ヲタクの八〇衛です^^
いくら僕が地理ヲタクでも
あの写真だけでは全然わからないですよ!(^^;
本文中やコメント欄にヒントが書かれていたのが一番です♪
川の水量が平水では少し少ないので
若干増水気味の日の早朝にこの川原に到着して、まずはテントを張り
地元のコミュニティバスで数キロ上流の市街地?まで行って
そこから川を下ってきたらキャンプ場到着がちょうど昼頃になりそうで
キャンプ始めるにはちょうどいい感じカモ?と
ひそかに目論んでます♪
ほんまにここはええ場所ですね~
近くにあったら入り浸りです♪
八兵衛さん、こんにちは。超早コメですね(^o^)
私は遅コメどころか、最近は読み逃げ専門の引きこもり状態です(^_^;)
ヒントがあったとは言え、前回のブログで場所が特定されたのには驚愕しました。
まあ自然を愛する八兵衛さんなら、知ってもらっても全く問題ないわけですけど。
いい計画ですね。
計画を遂行するときが来たら、個人メッセージでぜひ教えてください。
当日の朝でも駆けつけますから!
私は遅コメどころか、最近は読み逃げ専門の引きこもり状態です(^_^;)
ヒントがあったとは言え、前回のブログで場所が特定されたのには驚愕しました。
まあ自然を愛する八兵衛さんなら、知ってもらっても全く問題ないわけですけど。
いい計画ですね。
計画を遂行するときが来たら、個人メッセージでぜひ教えてください。
当日の朝でも駆けつけますから!
こんにちは~
ホンマにここはええとこやなぁ。
行ったことないけど (*´▽`*)
こんなにも食べて飲んで、気分良く過ごせるのは
良いところってことなんでしょう。
ところでミョウガって
苦手な人と好きな人がはっきりしてる食材じゃないかな。
何を隠そう私は小学校くらいからどうもミョウガが大好きで、
この時期にはスーパーで見かけるとついつい買ってしまうくらい好きです。
ミョウガと生ハムの組み合わせ、すばらしい!考えもしなかった。
ミョウガって生ハムと色がこんなに似てるなんて。
そしてⅯ社長の食器棚のようなもの
すごいね。一見便利そうだけど
そんなに重いとは!居心地のいいキャンプ場だから
数か月は暮らすつもりで誂えたものかしら?
翌朝のK氏があんな風になってしまって。
犬神家の一族を思い出しちゃった(^O^)
サバゲーのバウアーさん ほら吹きのグンソーさん
犬神家のK氏 仲間がくせが強い!
ホンマにここはええとこやなぁ。
行ったことないけど (*´▽`*)
こんなにも食べて飲んで、気分良く過ごせるのは
良いところってことなんでしょう。
ところでミョウガって
苦手な人と好きな人がはっきりしてる食材じゃないかな。
何を隠そう私は小学校くらいからどうもミョウガが大好きで、
この時期にはスーパーで見かけるとついつい買ってしまうくらい好きです。
ミョウガと生ハムの組み合わせ、すばらしい!考えもしなかった。
ミョウガって生ハムと色がこんなに似てるなんて。
そしてⅯ社長の食器棚のようなもの
すごいね。一見便利そうだけど
そんなに重いとは!居心地のいいキャンプ場だから
数か月は暮らすつもりで誂えたものかしら?
翌朝のK氏があんな風になってしまって。
犬神家の一族を思い出しちゃった(^O^)
サバゲーのバウアーさん ほら吹きのグンソーさん
犬神家のK氏 仲間がくせが強い!
dekoponさん、こんにちは。
ホンマにええとこでっせ。いっぺん、行ってみ(^_^)
炊事場がないとイヤだとか、
トイレはウォシュレットじゃないと無理とかみたいな人には向いてないけど、
そうでなければたいていのキャンパーにとって、ええとこだと思います。
管理人さんはいないから、女性ソロとかは行きにくいかも。
小学生からミョウガ好きって、年季入ってますねぇ。
どちらかというと、大人の味って気がするけど。
私は大人になってから好きな方になりました。
K氏は全然無理で、M社長は大好きなんだそうです。
生ハム+みょうが、ぜひ食べてみてください。
日本酒に合うというレビューも見ました。もちろんビールにも。
K氏の頭、3Dで画像編集してたら妙にうまくはまっちゃって(^^;)
これからも使えそうです。ふふふ。
くせの強い人、確かに多いですね。
自分がつくづく薄ーい人間だと思い知らされます。
いや、決してクセの強い人になりたいわけじゃないけど。
ホンマにええとこでっせ。いっぺん、行ってみ(^_^)
炊事場がないとイヤだとか、
トイレはウォシュレットじゃないと無理とかみたいな人には向いてないけど、
そうでなければたいていのキャンパーにとって、ええとこだと思います。
管理人さんはいないから、女性ソロとかは行きにくいかも。
小学生からミョウガ好きって、年季入ってますねぇ。
どちらかというと、大人の味って気がするけど。
私は大人になってから好きな方になりました。
K氏は全然無理で、M社長は大好きなんだそうです。
生ハム+みょうが、ぜひ食べてみてください。
日本酒に合うというレビューも見ました。もちろんビールにも。
K氏の頭、3Dで画像編集してたら妙にうまくはまっちゃって(^^;)
これからも使えそうです。ふふふ。
くせの強い人、確かに多いですね。
自分がつくづく薄ーい人間だと思い知らされます。
いや、決してクセの強い人になりたいわけじゃないけど。
こんにちは、激遅レスお許し下さい。
茗荷が嫌いです、当家の家紋に入っていますが(笑)。
只でさえ性能の低いオツムなのにあんなモン食ったらメモリの残量が・・・。
季節的には生ハムには無花果をお勧めします、6~8片に割いた無花果を生ハムで巻いて、バルサミコ酢を(あれば)数滴垂らしてお試しあれ。
気になったのはK氏のジムニー、私も「ジムニスト(シエラですが)」なので。
茗荷が嫌いです、当家の家紋に入っていますが(笑)。
只でさえ性能の低いオツムなのにあんなモン食ったらメモリの残量が・・・。
季節的には生ハムには無花果をお勧めします、6~8片に割いた無花果を生ハムで巻いて、バルサミコ酢を(あれば)数滴垂らしてお試しあれ。
気になったのはK氏のジムニー、私も「ジムニスト(シエラですが)」なので。
まろ(仮)さん、こんにちは。
こちらこそ、激遅レスになってしまって申し訳ありません。
茗荷はお嫌いでしたか。確かに嫌いな人が多いのもわかる気がします。
「茗荷を食べると物忘れをする」といった迷信(?)もありましたよね。
私の町はイチジクが数少ない名産品の一つなので、生ハム+イチジクは食べたことがあります。バルサミコ酢はありませんでしたが。
イチジクの甘さと生ハムの塩っ気がいい感じですよね。
まろ(仮)さんもジムニストでしたか。
茗荷嫌いというところもK氏と共通していますね。
でもきっとまろ(仮)さんは、K氏みたいにオヤジギャグ連発の変な人ではないと思いますが笑
こちらこそ、激遅レスになってしまって申し訳ありません。
茗荷はお嫌いでしたか。確かに嫌いな人が多いのもわかる気がします。
「茗荷を食べると物忘れをする」といった迷信(?)もありましたよね。
私の町はイチジクが数少ない名産品の一つなので、生ハム+イチジクは食べたことがあります。バルサミコ酢はありませんでしたが。
イチジクの甘さと生ハムの塩っ気がいい感じですよね。
まろ(仮)さんもジムニストでしたか。
茗荷嫌いというところもK氏と共通していますね。
でもきっとまろ(仮)さんは、K氏みたいにオヤジギャグ連発の変な人ではないと思いますが笑