第4日目 2019.9.27
【新潟県】
キャンプ場を出発したものの、すぐ近くに滝があるというので見に行った。
何かすごい崖が見えるけど、ここから滝は見えないな。ギリギリまで覗き込んでみたが無理だ。
展望駐車場の案内板。確かにこの下に滝があるようだ。
だだっ広い駐車場。もっと広いよ。ここでもキャンプができそうだけど。
せっかく来たので、ちょっくら滝でも見に行ってくるか。
かなり急な階段状の坂道を下りる。
長い下り階段。下りたら上ってこなければいけないことは、いろんな場所で学んだ。
こういうことか。
七ツ釜の一つ、弁天滝。
もう一枚。
滝は見上げるものというイメージだが、ここは見下ろすのだった。別に見下(くだ)しているわけではない。
駐車場まで戻るのが大変だったことは言うまでもない。
ちょうど戻ってくると、もっとゆっくりするのかと思っていたMad氏も滝を見に来た。
改めてお別れを。
今日の移動距離は今回の旅では最も短くなるはず。
余裕だねと言いたいところだが、今日はある人とある場所で14:30に会うことになっているのだ。
言うとくけどMad氏じゃないよ。今別れて何でまた4時間後に会わなあかんねん。
K氏はもう帰ったみたいだよ。
新潟在住のE氏とはまだ連絡がつかないよ。
もちろん岐阜のケンちゃんはこんなところに現れないよ。
新潟にはいとこも住んでないよ。
さて、誰?
それまでに風呂にも入っておきたいし、昼食の時間も必要だ。
長岡市の温泉を予定していて現地まで行ったのだが、何と入浴は14時から?!
そんなん書いてなかったぞ!10時からのはずやん。
昭和レトロの感じに浸りたかったし、400円は魅力的。
でも掃除中ならどうしようもないな。
もうお昼を回っているので、昼食にしよう。
みかづき見附店。
SUPER CENTER PLANT-5というショッピングモールのフードコートにある。
お目当てはもちろん、これ。
イタリアン。
焼きそばにミートソースがかかっている。しかも紅ショウガではなく、白ショウガ。
新潟のB級グルメとして、ケンミンショーなどでも紹介されて食べてみたいと思っていた。
テレビ的には、「えーっ、どんな味なんだろう~」というしょうもないリアクションをするところだが、さすがにこれはわかるやろ。
焼きそばにミートソースをかけた味やん。
もちろんこだわりの麺にこだわりのミートソースかも知れんけど、まあ、そういうこっちゃ。
どちらかが嫌でなければ、おいしいに決まってるやん。
イタリアンにもカレーイタリアンとかチーズハンバーグイタリアンとか、かなり種類があるのがわかったが、ここはプレーンで。
340円。思ったよりもだいぶ小さかった。大盛りにすればよかった。
それなりに客はいたが、イタリアンを頼んでいる人はいなかった。食べ飽きたのかな。
「みかづき」はイタリアン発祥の店なのだが、この見附店、9月29日をもって閉店しました。
はむおじさんが訪れた2日後。残念です。
「みかづき」自体は県内にまだまだたくさんあるから大丈夫。
長岡で振られた風呂探し。
近くがいいなぁ、と思って探したら、見附市内に500円のところ、みっけ!見附だけに。
みつけ健幸の湯 ほっとぴあ。
いろいろな種類の風呂があり、楽しかった。
が、約束があるのでゆっくりできず、少々残念ではあった。
約束の時間には大きく遅れてしまったが、3時までなら大丈夫と言ってくれたので慌てないようにして14:50に到着。
にいつフードセンター加茂店。
ここで職場の元同僚であるKMちゃんに会った。
本人がそのままでもいい、というのでそのまま出させてもらった。とてもキュートな目をしている。大理石がはむおじさん。
はむおじさんはかつてスーパーマーケットに勤めていたのだ。というわけではない。
一緒に仕事をしていたのはかれこれ20年ほど前になる。それ以来というわけではないが、新潟と京都ではそんなに会えるはずもない。
「遠くに行って懐かしい知り合いに会おう」シリーズ第?弾になった。えーっと、
①静岡で小学校の同級生に。
②北海道で小学校の同級生に。
③青森で元同僚に。
④鳥取で元同僚に。
⑤香川でいとこたちに。
⑥東京で小学校の同級生たちに。
⑦埼玉でいとこたちと叔母ちゃんに。
⑧新潟で元同僚に。
第8弾というわけだな。小学校の同級生と元同僚と親戚関係に絞られているけどな。
とにかく元気そうでよかった。というか、KMちゃんのほうが断然若いのだから元気なのは当たり前だ。
KMちゃんが年老いたはむおじさんを見て、「元気そうでよかった」と感じるほうが自然であろう。
仕事中にもかかわらず写真まで撮ってもらってありがたいことです。
そう、彼は仕事中なのでゆっくり話すことはできなかったが、会えてよかった。
その後は店内をウロウロして美味しそうなものを買った。
このお店、総菜コーナーが非常に充実している。
ちょっと宣伝した。
後はキャンプ場へひた走る。実はもう15kmほどの距離なのだ。
着いた。
本日の走行距離、119.8km。これぐらいなら楽勝だね。
粟ヶ岳県民休養地キャンプ場
加茂市ビジターセンターのところにある無料キャンプ場。
全貌がよくわかっていないが、車の乗り入れはOK。
ゴミは持ち帰り。
広い駐車場から少し上がると管理棟があった。誰もいなかったが、利用申請書みたいなものを書くようにということなので書いておいた。
ゴミ箱があるが、これは自動販売機備え付けのもので、キャンパーが利用すべきものではない。
そこから車で上がっていくとテントサイトらしい場所に出る。
そんなに広くはないが、フラットな芝生になっている。
炊事棟。かまどもついている。
ファイヤーサークル。
テーブルとベンチ。
トイレはずーっと下に下りていく必要がある。
水洗トイレ。きれいにしてある。
テントを張った写真を撮り忘れたようだ。
キリンの秋味に対抗して、アサヒは紅。
新潟限定ビイル。風味爽快ニシテ。
限定買うよね。地ビールみたいに高くもないしね。
鮭の昆布巻き。昨日十日町で買ったもの。
新潟のおせちには欠かせないものらしい。日常的にもよく食べられているのか、スーパーでも数種類売っていた。
さっきのフードセンターで買った「こみちゃんの青ザーサイ」。
普通のザーサイよりもさわやか。うす塩味っていう感じ。
こみちゃん? KMちゃん?
この二つでビール何本でもいけるね。でもまあ二本だね。
青空がきれいだ。まだ4時台。
白えびソーセージ。二日目に富山で買ったが、これも食べよう。
メイン、いってみよう!
越後もちぶた。安く買えた♪
雪国まいたけ極。
十日町で買った水なす。
これらを炒め合わせる。
越後もちぶたと雪国まいたけと十日町産水なすと残っていたマコモダケと賞味期限切れの千切りキャベツの炒め物。
さあ、もう一度言ってごらん。いやじゃ。
全くうまそうには見えんが、美味しかったんだぞ。味付けはめんつゆベースで。
賞味期限切れの千切りキャベツは入れなくてもよかった気もしたけど。
きれいに熾ったオガ炭だが、調理には使ってもらえなかった。
もったいないので、早い段階で火消し壺に入り、消し炭となった。
次回の活躍に期待しよう。
二日続けて星がきれいに見えたが、この日はそうはいかなかった。
空全体に雲が広がってきた。
言い忘れていたけど、今日は完ソロ。誰もいない。
灯りが全くないので、自分のランタンやヘッドライト、焚き火だけが頼り。
KMちゃんがプレゼントしてくれた麦焼酎「となりのおくさん」。何ちゅう名前や。
それでは焼酎をロックで飲みながらの焚き火タイムとしよう。
BGMはUru。
「コウノドリ」や「中学聖日記」の主題歌を歌って知られるようになったシンガーソングライター。
遡ること6年前の2013年、「風立ちぬ」というジブリのアニメ映画が公開された。
見た人は知っているだろうが、主題歌はユーミンの「ひこうき雲」。
中学生時代以来のユーミンファンのはむおじさんとしては、懐かしさのあまり、あるときYouTubeで「ひこうき雲」を検索していた。
多くの人がカバーしていることを知った。
最初に耳に残ったのは松浦亜弥。あやや。この人、歌うまいやん。
自動再生機能のおかげで、意図せずに関連動画が流れていく。
次に気になったのが、森恵。歌もギターもめっちゃうまいシンガーソングライター。いろんな曲をカバーしている。
そして、Uru。このとき彼女はまだメジャーデビューをしていない。透き通る美しい声に惹かれてカバー曲を聴きまくった。
その後メジャーデビューしてからも、CDを買い、ライブにも行った。
まだこれから「来る」歌手ではないかと思っている。そんなにメジャーになってほしいとも思ってないけど。
彼女は本名も年齢も公開していない。顔ですらあまりはっきりした写真にお目にかかれない。ライブでも文字通りベールに隠れて歌う。
その彼女が実は新潟出身らしいのだ。もちろん公式の情報ではない。
で、せっかく新潟に来たので彼女の曲を聴こうかなという趣向。
でもすごいね、「ひこうき雲」。
この曲のおかげで、森恵を知り、Uruを知った。そして彼女たちがカバーする曲を聴いて、その曲の本家を知り、おじさんの音楽の趣味は確実に広がっていったのだ。
かまどに捨ててあった燃え残りの薪ももらってきて、焚き火を堪能。
ごっつい薪が燃え尽きるのを待っていたら、もう0時。
次の日帰るかどうかまだ決めてないけど、とにかく寝るとするか。
おやすみなさい。
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実は次が最終日なので帰宅するまで続けて書く慣例なのだが、ちょっと長くなりすぎているので、最終日は最終日で1ページ使います。